市販なら手作りも簡単|パパが子供のお祝いで幼児用ケーキに3回挑戦

負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「幼児向けのケーキ、市販品を使ったらパパでも簡単に手作りできた話」を紹介します。

お菓子とか作ったことなくても作れるケーキってあるの?
子供用の甘さ控えめなケーキは作れないかな?

と考えている方々の助けになれば幸いです。

結論|幼児用のケーキは手軽に手作りできる良い時代

店頭で売られているケーキは大人・子供向けで、幼児には甘すぎたり量が多かったりします。
しかし、市販の幼児向け手作りケーキセットを利用すれば、この問題は簡単に解決できます。

例えば、「1才からのレンジでケーキセット(ピジョン)」を用いれば、簡単にケーキのスポンジとホイップを作れます。
必要な材料は牛乳と飾り付け用の果物だけで、また火を使わずに電子レンジで作れますので、初めてのケーキ作りでも簡単に取り組めます。

より手軽に作るのであれば、「幼児用ホットケーキミックス」を用い、ホットケーキにホイップクリームを塗って余り物の果物を添える方法が私のイチオシです。
ホイップクリームを「パンにぬるホイップクリーム」で代用すれば、材料の無駄も生じません。
準備がラクで、量も作ることができ、またアレンジもしやすいので、毎回飽きずに楽しめます。

ケーキ作りに挑戦してみて感じたのは、「取り掛かるまでが一番のハードル」だということです。
一度やってみれば、その手軽さと楽しさに気づくはずです。

幼児でも食べやすいホールケーキ、売っていなければ自分で作ればいい

子供の誕生日など、お祝いでは欠かせないのがケーキの存在です。
丸いホールケーキは見た目的にもインパクトがあり、とても映えますし、何より子供も大喜び。

しかしながら、ホールケーキをいざケーキ屋さんで購入すると、以下のような問題に直面します。


  • 幼児向けの甘さではない
  • 家族で一度に食べきれない
  • なかなか良いお値段になる


かまち
幼児向けの購入層が少ないのか、陳列されている商品で「幼児向け」と書かれたケーキを見かけることはまずありません。

個人経営のお店なら融通を利かせてくれるかもしれませんが、全てを理想通りとするのはハードルが高いのが実態です。
そこで調べてみたところ、手作りであれば市販の幼児向けケーキが存在することが分かりました。


かまち
具体的には以下の商品です。


今回、実際にそれぞれの商品を購入し、自ら作ってみました。
作る際の手間・仕上がりイメージの参考にしていただければ幸いです。


一念発起して、ワーパパが市販の手作りケーキを3つ作ってみた

子供のお祝い事ということで、気合いを入れて人生初のケーキ作りに挑戦しました。
子供が産まれてから少しは料理をするようになったものの、ケーキ以前にお菓子作りすらしたことがないので、むしろ準備の段階からとても新鮮な感覚でした。


かまち
準備さえ済んで取り掛かれば、30~40分ほどでケーキは完成しました。
ケーキ作りの勉強は一切不要です。

1回目|レンジでケーキセット いちごとピーチのケーキ

今回使用したのは、「1才からのレンジでケーキセット いちごとピーチ(ピジョン)」です。
ケーキセットには、ケーキのスポンジとホイップの素、そしてホイップ用の絞り袋とスポンジの型が入っています。

自ら必要なものは牛乳100ml・飾り付けの果物のほか、以下の調理器具が必要です。


  • 電子レンジ
  • 計量カップ
  • スプーン
  • サランラップ
  • ボウル
  • 泡立て器


かまち
牛乳については、余っていた粉ミルクで代用しました。
また、泡立て器は電動でなくても十分対応できました。

ケーキミックスを牛乳(ミルク)と混ぜ、型に入れた後、何度か机に落として泡を抜きます。
そしてケーキミックスを電子レンジで温めた後、ラップに包んで冷まします。


かまち
ガストで貰ったアンパンマンのお皿がジャストフィットでした。
直径13cmのお皿にちょうど収まります。

スポンジを冷ましている間に、盛り付け用の果物とホイップの準備です。
ケーキは一度で食べ切らないことを想定し、カットした果物を軽く食塩水に通しておきました。


かまち
リンゴが変色しないよう、食塩水にくぐらせるのと同じ発想です。

ホイップクリームも、手順に倣ってホイップクリームミックスと牛乳(ミルク)を入れて混ぜます。

2段のケーキとなるようスポンジを切り、ホイップクリームを塗ったり果物を挟んだり。

全面に盛り付けができれば完成です。
冷ます待ち時間も有効活用でき、30分程度で完成しました。


かまち
ケーキの面積が小さいので、果物が余ってしまいました。
用意するのは少量で十分です。

手作り感はあるものの、典型的なホールケーキにきちんと仕上がりました。
幼児用ということもあり甘さは控えめですが、大人が食べても十分美味しかったです。

2回目|かわいい♪かざろう チョコケーキセット

2回目は、「すみっコぐらしチョコケーキセット(共立食品)」を使用しました。
ケーキセットには、チョコケーキミックスとスポンジの型、ケーキに立てるすみっこぐらしのピックが入っています。

パッケージに写っていないように、こちらのケーキにはホイップクリームは入っていません。
自ら必要なものは牛乳15ml・飾り付けの果物のほか、卵Mサイズ1個、バターに加えて以下の調理器具が必要です。


  • 電子レンジ
  • 電子レンジ対応容器
  • サランラップ
  • ボウル
  • 泡立て器
  • はさみ
  • 竹串(なくてもOK)
  • はかり(なくてもOK)
  • 網(なくてもOK)


かまち
ピジョンのレンジでケーキセットよりも、必要な材料が多いので注意が必要です。
今回も牛乳の代わりに余っていた粉ミルクを代用しました。

バターとミルクを電子レンジで温めて溶かし、卵とケーキミックスを入れてよく混ぜます。
混ぜた後は型に入れ、今回も型を何度か机に落として泡を抜きます。


かまち
今回も、電子レンジで料理できます!

温めたケーキミックスは熱の逃げやすいところに置いて冷まし、冷めた後は型の側面を剥がします。


かまち
凸凹ができてしまいましたが、盛り付けをするとあまり目立たないので心配ご無用でした。
ピジョンのケーキより一回り大きく、直径15cmのお皿にちょうど収まります。

切り取ったピックを差し、盛り付ければ完成です。
料理のお手伝いは心配でも、ピックや盛り付けを子供に任せて親子でケーキ作りを楽しめました。


かまち
今回は果物ではなく、星型の砂糖で代用したのでとてもラクにできました。

チョコの蒸しパンのような味で、甘すぎる印象はありませんでした。
また、子供がすみっこぐらしが好きなこともあり、思った以上に喜んでいました。

3回目|レンジでケーキセット かぼちゃ

1回目に挑戦したケーキのかぼちゃ味バージョン「1才からのレンジでケーキセット かぼちゃ(ピジョン)」を使用しました。
内容物・必要な調理器具については同じですが、材料の飾り付けで必要とされる具材が異なります。


かまち
必要な具材はかぼちゃ、さつまいも、ブルーベリー、りんご、レモン汁とありましたが、飾り付け用なので無視して大丈夫です。
今回は、子供の好きなバナナ・みかん・キウイとハート型の砂糖で代用しました。

作る手順は1回目のケーキと変わりません。
生地の色が濃く、映える仕上がりとなりました。


かまち
かぼちゃはほんのりのテイストで、苦手な子でも分からず食べてしまうと思います。
サイズは、13cmのお皿にすっぽり収まる大きさです。


失敗しても作り直し可◎もっともっと簡単&手軽に幼児用のケーキを楽しむなら

先に紹介した市販品の幼児用手作りケーキでも料理の手順・準備が多く、「私にはハードルが高い!」と感じる方もいるかもしれません。
もっともっと手軽に、そして親も気楽に幼児用のケーキを作るなら、以下の3つを用いて料理するのが私のイチオシです。




かまち
通常のホイップクリームでも問題ありませんが、「パンにぬるホイップクリーム」は甘過ぎず、普段使いもできるので無駄がありません。
和光堂のホットケーキミックスも、かぼちゃ・ほうれん草と味のバリエーションに富んでいます。

先に取り上げたケーキは全て電子レンジで加熱が済んだのに対し、今回の方法はフライパンで焼く点が億劫に感じるかもしれません。
ただ、この作り方だと材料を揃えやすく、またトータルコストも安上がりに済みます。


かまち
ケーキのスポンジを包丁で切る必要がないので、焼き加減さえ気を付ければまず失敗しません。
一度慣れてしまえば、ホットケーキミックスだけ準備すればケーキ作りに取り組めるようになります。

肝心のケーキ作りの手順ですが、水または牛乳とホットケーキミックスを混ぜ合わせ、フライパンで焼きます。

その後、ホットケーキにホイップクリームを塗り、果物を載せ、さらにホットケーキを重ねて飾り付ければ完成です。


かまち
ケーキの円が小さめなので果物も量要らず、余り物で十分な見栄えになりますよ!

この方法で作ることにより、以下のメリットもあります。


  • 気が向いた時にすぐ作れる(ホットケーキミックスの賞味期限が半年以上先であることが多い)
  • 焼き加減に失敗しても再チャレンジできる(ホットケーキミックス1袋でそれなりの量が作れる)
  • 毎回飽きずに楽しめる(果物を変えたり、そのままホットケーキで食べたりとアレンジが簡単)

ホットケーキミックスの賞味期限が長いためストックが利き、また余り物で簡単に飾れるため、思い立った時にすぐケーキ作りができます。
また、それなりの量を作れるため、作り直しできる点も料理に自信がない方にはありがたいポイントです。


かまち
失敗しなければ、小さなホットケーキが5枚ほど作れます。
4人家族でも十分楽しめる量です。


~おわりに~

「ケーキ作りなんて出来っこない」と思っていましたが、今は大変便利な商品があり、お菓子作りに慣れていなくても意外と簡単にそれっぽいケーキが作れます。
出来上がったケーキは素人感が否めないものの、子供にとってはケーキの存在だけで大喜びで、親子揃って満足感の高いひとときとなりました。

今回、自らケーキ作りに挑戦したことで、「取り掛かるまでが一番のハードル」ということを自ら痛感しました。
いざ材料を揃えて取り掛かれば、手軽に、そして楽しんでいる間にケーキは完成します。

子供も新しいことへの挑戦を嫌がることは多いですが、これから子供に色々教えて過程で、この経験を糧に子供を適切にアシストし、新しいことを恐れない自信作りへと繋げたいなと思った次第です。


かまち
「育児は育自」だとよく言いますが、子供と一緒に親もまだまだ成長していきたいですね。

じゃあな、またな。

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