今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「仕事と育児で時間の無い時に便利な集中術『ポモドーロ・テクニック』」を紹介します。
「一日の中で自分のために使える時間が無くて辛い」
「何も実りがない毎日が続いて不安」
とお悩みの方々の助けになれば幸いです。
結論:仕事と育児で時間がない方こそポモドーロ・テクニックを実践しよう

貴重な時間を生産的な時間に変えるために、「1日1ポモドーロ」を習慣化しましょう。
「ポモドーロ・テクニック」とは、25分の作業と5分の休憩を繰り返す集中方法です。
時間を計測するのは数あるスマホの無料アプリのほか、キッチンタイマーでも構いません。
したがって、コスト不要で実践できます。
育児と仕事の両立で忙しくても、通勤時間やお風呂の時間、朝夕のご飯や仕事のお昼休憩の時間等から自分の時間を捻出できる可能性があります。
自らの生活を改めて見直すことで、1日1時間程度は自分の時間を作れるかもしれません。
「ポモドーロ・テクニック」を活用して、どうにか捻出した1時間を「自分のための1時間」にきっちり役立てていきます。
1時間のうち30分しかまともに自分のために使えなかったとしても、1ヶ月で計約15時間です。
月1回、丸一日自分のためにガッツリ使えたと思うと、かなり嬉しいですよね。
ポモドーロ・テクニックを習慣化するコツは、小さな目標を立て、毎日同じ時間・同じ場所で、家族以外の仲間と共に実施する仕組み化です。
出産前より断然時間がなくて唖然…。出世の階段も一旦停止?

世の中のワーパパは、日中は目の前の仕事に没頭し、寝る間も子供のために神経を尖らせて、「自分の時間なんてない!」という方も多いのですよね。
それでも、会社から資格試験を課せられたり、昇進のために自己研鑽に励みたいという方もいらっしゃるかと思います。
この厳しい現実に直面し、多くのワーパパは「今までのやり方では通用しない」ということに気付きます。
仕事もそうですが、自己研鑽も「時間の量で勝負する」は通用しません。

かまち
育児と仕事の両立に直面し、私たちが時間の無さに不安や苛立ちを感じるのは、目標や理想といった何か強い志を持っているから(それらを時間がなくて達成できそうに無いから)です。
絶対的な時間の量が少ない状況下ではありますが、その志の達成にあたっては、隙間時間さえ大変貴重な自分の時間だといえます。
目標までの道のりは、小学生の時に「速さ×時間」と習いました。
時間がないのであれば、「速さ」を高めていくしかありません。
この「速さ」を高める手段の1つとして、私は『ポモドーロ・テクニック』の活用を始めました。

かまち
集中力を引き出すポモドーロ・テクニックの具体的な実践法

ポモドーロ・テクニックとは、イタリア人のフランチェスコ・シリロが考案した時間管理術です。
25分間作業に集中し、その後5分の休憩取り、これを繰り返します。
スマホの無料のアプリも沢山ありますが、キッチンタイマーを活用したアナログな手段でも構いません。
それゆえお金をかけずに、すぐに実践することが可能です。
「25分間を始めるぞ!」というスイッチが結構大事で、これにより自らのやる気スイッチが入ることを私としては実感してます。
「結局、何度も繰り返す必要があるなら、長い時間がないと意味ないんじゃ?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、私の体感としては、25分1本勝負でもかなり集中でき、充実感を味わえます。
毎日ポモドーロを1本しかできず、たった30分を積み重ねることになっても、1ヶ月では計約15時間です。
丸一日自分のためにガッツリ使えたと思うと、とても嬉しくありませんか?

かまち
料理の時間やテレワーク、子供と遊ぶと割り切る時間にも活用でき、集中したいときならいつでも活用可能です。
参考:著者が実際に使っている「いつでも・どこでも実施できる」タイマー
私はポモドーロ・テクニックの実施にあたって、別記事で紹介した「Mi Smart Band 6」を活用しています。
元々はスマホの通知をスマートバンドで確認したくて購入したのですが、ポモドーロ・タイマー機能もたまたま付いていました。
ポモドーロ・テクニックを行うためだけに購入するのはもったいないものの、活用する場合は以下の点で便利です。
- スマートウォッチから振動で通知され、家・会社・外出先問わず周りを気にせずいつでも実施できる。
- ポモドーロ・テクニックを実施している間はスマホの通知が自動でオフになり、集中力を阻害されない。
- 終了時に取り組んだ回数・時間を確認でき、達成感を得られる。
- 「25分」と言う長さがどうしても性に合わないと言う場合は、長さの調整ができる。
ポモドーロ・テクニックを生活に取り入れてみて気に入った方は、是非活用してみてください。
習慣化して続けられている私なりの4つのコツ

子供が生まれて以後、ポモドーロ・テクニックにはお世話になりっぱなしです。
別記事でも触れていますが、テレワークのために在宅で仕事をする時はつい集中力を奪われがちですので、テレワークの多い方こそ是非活用をおすすめします。

かまち
会社で認められているのであれば、使わない手はありません。
ポモドーロ・テクニックの実践にあたってトライ&エラーを積み重ねましたが、習慣化に効果があったと感じた仕組み化の「コツ」は以下の4点です。
- 25分間で取り組む内容を決めておく
- 最低でも1日1本を続ける
- 取り組む時間&場所を決める
- 家族以外の仲間を持つ
これらのコツについて、1つ1つ解説いたします。
①25分間で取り組む内容を決めておく
出来る限り、取り組む内容は細かく・短くしておきましょう。
25分ギリギリではなく、15分で終わるくらいがベターです。
たとえ集中力が持ったとしても25分を超えても続けていると、後でダラける原因となることから、潔く切り上げるのが大事です。
仕事のできる人が翌日のパフォーマンスを考え、夜更かしをしないのと同じですね。
些細な習慣においても、意外にも見直すべき点はいくつも存在します。

かまち
悪い習慣と良い習慣が比較されていて、自身の行動に生かしやすいですよ。
②最低でも1日1本を続ける
「何曜日・何日にやる」ではなく、「毎日の習慣」と決めるとリズムを掴みやすいです。
受験勉強等で経験があるかと思いますが、気分が乗らない日も絶対訪れます。
そのような時でも続けられるよう、大きな目標を立てずに、「1日1ポモドーロ」の目標で毎日継続を心掛けましょう。

かまち
「育児が始まって身動き取れない…」という方は助けになるオススメの一冊です。
③取り組む時間&場所を決める
「毎日やる!」と決めても、「最初の一歩がなかなか出なくて、気付いたらだらだらしてしまう…」という経験はありませんか?
逆に最初の一歩が取り組めると、自然とそのまま集中して取り組めますよね。
コツの①・②で紹介した目標を小さく管理する他に、取り組む時間&場所を決めておくのも効果のあるコツです。
時間と場所が作業を始めるトリガーとなり、「〇〇したら△△しよう」と最初の一歩を自然と踏み出しやすくなります。

かまち
朝早い時間は周りの干渉も受けにくいですし、コーヒーを淹れるルーチンが自然と覚醒へと導いてくれます。
④家族以外の仲間を持つ
受験勉強と同様、同じ志を持つ仲間と一緒に取り組むと、物事は継続しやすくなります。
目標達成のためにも仲間を持ち、「毎日ポモドーロを1本続ける!」と宣言した方が、毎日の集中時間を習慣化しやすくなります。
ここでポイントとなるのは、「家族以外の仲間と行う」という点です。
家族の支えは確かに大事な存在で、絶対的な信頼感があります。
しかしながら、時には自分の行動を理解してもらえないこともあるのです。
特に「仕事に必要なため」とか「自分の勉強のため」といった自分の都合の行動は、育児が始まると理解を得られにくくなるケースが多いようです。

かまち
私のおすすめは、スマホアプリの「みんチャレ」です。
同じ目標を持った5人で1組のチームを作り、毎日報告し合うアプリです。
無料でも十分使えますので、最初はぜひ無料でお試しください。

かまち
記録も自動で積み上がるので、やらないともったいなさが出てくるのも続ける気持ちを後押ししてくれます。
多数のベストセラー で有名な勝間和代さんもこのアプリは絶賛しており、ご本人も愛用されているようです。
〜おわりに〜
「ワーパパとか響きは良いけど、仕事で忙しいうえに休みなく育児もやるなんてマジ無理ゲー」と思っている方、実際には多いと思います。
他人の芝は青く見え、大変な部分は周囲から理解してもらい難く、時には辛い場面もありますよね。
だからといって育児を理由に仕事を諦めるのはまだ早いです。
ぜひ今回紹介したポモドーロ・テクニックを活用して、仕事と育児で時間が無い中でも、自分のやりたいこと・成し遂げないことを目指していただければ幸いです。

かまち
一人でも多くの人が、育児と仕事の両立を実現しますように。
じゃあな、またな。