子供とスカイツリー&ソラマチへ出掛けるなら『わんぱく天国(押上)』も

負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「墨田区押上に子供と出かける時に一緒に訪れたい穴場スポット『わんぱく天国』」について紹介します。

スカイツリーやソラマチに子供と出掛けるけど、子供が遊べる場所はある?
ソラマチで過ごすと出費が嵩むから、タダで楽しめるところはないかな?

と考えている方々の助けになれば幸いです。

結論|わんぱく天国は目立たない存在ながらも、子供との押上旅行を充実させる存在

「わんぱく天国」は墨田区が運営する無料施設で、押上公園の一角にあり、押上駅から徒歩10分の場所にあります。
駐車場の用意はありませんが、電車・バスからのアクセスは良好です。

この施設は幼児から小学生向けで、大型遊具や三輪車、昔ながらのビー玉パチンコや木工室など、子供が体や指先を使って楽しめる遊びが充実しています。
トイレにはオムツ交換台のほか、子供が使いやすいように踏み台や子供用便座も設置されており、親子で安心して過ごせる環境が整っています。

ソラマチは魅力的ですが、子供と一日中過ごすには物足りなさを感じることがありますし、頻繁に訪れると出費も気になります。
そんな悩みを解決してくれるのが「わんぱく天国」です。
もし、それでも物足りなさを感じる場合は、思い切って1泊2日で成田まで足を伸ばすのも良いアイデアです。


スカイツリー・ソラマチへ子供と出掛けると、いつももう一歩足りない感覚に

東京都墨田区にあるソラマチ。
ソラマチの中にある「すみだ水族館」は天候関係なくいつでも大量のペンギンに会えるので、子供のペンギン好きに応えて定期的に連れて行きます。


かまち
ソラマチといえば目玉は「スカイツリー」。
スカイツリーの展望デッキ、未就学児のうちは無料で登れますので、一度も登ったことない方は急ぐのが吉ですよ。

ソラマチは食事や買い物にも便利ですが、子供と1日過ごすのはちょっと物足りなさがあります。
なぜなら、来る度に毎回スカイツリーの展望デッキに登る気にはなりませんし、またすみだ水族館はコンパクトゆえに1時間もあれば満足してしまうからです。


かまち
2023年春にソラマチ5Fにソラフルパークがオープンしました。
念願の子供の遊び場でとても充実かつ綺麗ながらも、なかなかの出費に…。

そこで、「周辺で楽しめる公園があればいいのに…」と思って探し、訪問したところ、病み付きなほどリピートしているのが同じ押上にある「わんぱく天国」です。

わんぱく天国とはこんな場所!

「わんぱく天国」は墨田区が運営する施設で、押上公園の一角に位置しています。
わんぱく天国の部分も含め、押上公園の利用料は無料です。

最寄駅はソラマチやスカイツリーと同じく半蔵門線・東武スカイツリーライン等の押上駅で、徒歩で10分ほどで到着します。


かまち
「とうきょうスカイツリー駅」からだと徒歩で15分程度です。
なおバスの場合は、十間橋か押上三丁目のバス停が最寄りです。

開園時間は午前9時~午後6時(冬季は午後5時)までです。
入園の際に必要なのは「名前を書くこと」だけで、利用時間の制限なく遊べます。


かまち
公園内にはベンチもあり、飲食も許可されています。
ただ、ゴミ箱はありませんので、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。

駐車場の用意はないため、ソラマチから向かう場合は徒歩でのアクセスとなります。
ソラマチの前に訪問する場合は、バスでアクセスすると歩く距離が減り、少しラクになります。


かまち
ソラマチの駐車場は30分350円・最大料金ナシですので、長居をするのには不向きです。
周辺道路の混雑を考えると、公共交通機関でのアクセスが無難かなと。

わんぱく天国の実際の様子

押上公園は、わんぱく天国の部分と公園部分に分けられます。
わんぱく天国の部分は幼児~小学生、公園部分は幼児が楽しめるように棲み分けがなされています。


かまち
画像の1・2枚目がわんぱく天国、3枚目が公園部分です。
小さな子供用の公園にしては広さがあります。

わんぱく天国は、子供が体を使って楽しめる大型遊具や三輪車のほか、木工遊びや昔ながらのビー玉パチンコといったおもちゃが充実しています。
子供が2歳の時から利用していますが、親の補助があれば2歳児でも十分楽しめます。


かまち
木工遊びは常駐のスタッフ(プレーリーダー)がおり、遊び方も優しく教えてくれます。

わんぱく天国を子供一人で存分に楽しめる年齢になっても、ゆっくり休める公園部分の存在は欠かせません。
落ち着いてオヤツを食べたり、スカイツリーを眺めて小休止するのにとても便利だからです。

難点を挙げるとすれば、日除けがなく、夏場は遊具が触れないほど熱くなってしまう点です。
それゆえ、夏場は利用を避けた方が無難です。


かまち
トイレは全体で1箇所ですが、オムツ交換台に加えて子供が使いやすいよう踏み台・子供用便座が用意されています。
使用済みのオムツを捨てるゴミ箱はありませんので、トイトレ前の子供を連れて行く場合はオムツ袋をお忘れなく。

利用された方のSNSまとめ

子連れにありがたい施設ながらもあまり知られていないせいか、SNS上での投稿も多くはありません。
ただ、みつかったものを覗いてみると、子供ウケが良いというものばかりでした。


かまち
無料であることや混雑が少ないこと、また工遊びを楽しめる点が高評価の要因のようですね。


「ちょっと行きにくい押上」だからこそ、思い切って1泊2日のお出掛けに

先にも述べたとおり、ソラマチやわんぱく天国へ出掛けるなら公共交通機関の利用が無難です。
ただ、私のように東京都の外に住んでいると、押上駅まで出掛けるのは乗換回数が多く、少々億劫な気持ちになります。


かまち
東武スカイツリーラインが通っている越谷市等なら、さほど苦にはなりません。
ただ、JRの駅からアクセスする場合は、上野や秋葉原で乗り換えて浅草へ行き、そこから更に乗り換えが必要なため地味に疲れます。

それゆえ、押上へ出掛ける時は丸一日遊ぶつもりで出掛けていますが、思い切って1泊2日の行程出掛けてみることに。
これが子供に大ウケで、意外にもコスパよく大人も楽しめたので、その方法を参考までに紹介します。

押上で遊ぶけど、泊まるのは成田

スカイツリー・ソラマチ周辺に出掛けつつ1泊2日で楽しむのにあたり、宿泊に便利なのが成田周辺です。
距離的に近くはないものの、京成線で押上駅から京成成田駅・成田空港には1本でアクセスできること、また始発で座れることから、移動時間は苦になりません。


かまち
2日連続で押上で遊ぶとなるとネタが尽きますが、成田へ行くことで趣が全く変わります。
また、都内ではなく成田周辺に宿泊することで、交通費を含めても宿泊費が安く済みます。

成田へ出掛ける一番の目的は、やはり成田空港での滞在です。
展望デッキから目前で飛び交う飛行機を眺めるのは、乗り物好きの子供にはたまりません。

また空港内は飲食店やキッズスペースも整っており、天候にかかわらず快適に過ごせます。
外国人の比率の高い場所のため、インターナショナルな雰囲気を感じさせるのにも一役買ってくれます。


かまち
女の子にとって憧れのキャビンアテンダントさんも多く目にしますしね!

「成田空港まで出掛けたら帰りが大変」と思いきや、成田空港からは各地へ高速バスが出ており、帰りは自宅周辺まで座って帰れるので非常に楽チンです。
バスは子供も喜んで乗ってくれますし、小学生未満の座席を必要としない子供は無料扱いとなるケースも多いですから、まさに一石二鳥です。


かまち
毎回疲れ果て、乗っている間に親子揃って寝てしまいますが…笑

実際のお出掛けルート

私がよく使うお出掛けルートは以下のとおりです。
お出掛け行程を考える際、参考にしていただければ幸いです。


  • 1日目:出発⇒浅草⇒押上⇒成田⇒ホテル宿泊
  • 2日目:ホテル出発⇒成田空港⇒帰宅


かまち
当然、逆回りでも出掛けられます。
ただ、帰り道に高速バスを利用した方が疲れた身体には優しいです。

このルートで出掛けるにあたってのコツは、交通機関の時刻表をきちんと把握しておくことです。
予め乗りたい電車・高速バスの時間や出発感覚を確認しておけば、柔軟に行動できます。

また、あえて成田へ出掛けることで、宿泊費がかなり抑えられ、コスパ良くお出掛けできます。
ヒルトンのような高級ホテルも、都心に比べると1/3程度で宿泊でき、親も良いリフレッシュになります。


かまち
成田駅からは歩いて成田山新勝寺にも行けます。
押上とも成田空港とも違った楽しみ方で、旅行の充実感もアップです!

〈参考〉

浅草~押上間を歩くときや、子供が疲れて寝てしまったとき、重宝するのがヒップシートです。
子供が歩き始めた1歳頃以降、旅行の度に持参しているのがコペルタのヒップシートです。

コペルタのヒップシートは座る部分の作りがしっかりしていて子供が落ちにくく、加えてベルト部分が太くて親も疲れにくいことから、子供が歩けるようになって以来ずっと愛用しています。


かまち
抱っこ時の負荷軽減のみならず、6枚ほどのオムツに加え小物や手口拭き・飲み物を一度に持ち運べる収納力も気が利いています。
オムツが不要になった後も補助便座をしまえるので、長きにわたり活躍してくれるお出掛け時の相棒です。

横についている小さなポケットも、見た目の割に結構入ります。
紙エプロン防臭袋1歳からのオヤツポケットティッシュ歯磨きナップ絆創膏髪ゴム充電ケーブル(30cm)を入れており、多少のトラブル対応も万全です。


かまち
コペルタのヒップシートの利便性・活用法については別記事で細かく取り上げています。
お出掛け好きな方はぜひ参考にしてみてください。

価格重視で宿泊するなら|コンフォートホテル成田

価格重視で宿泊先を選ぶなら、京成成田駅から歩いて3分のコンフォートホテル成田がオススメです。
コンフォートホテルは朝食無料&コーヒーやレモン水のサービスに加え、添い寝の子供は無料で泊まれます。


かまち
成田に限らず、コンフォートホテルは小学6年生まで添い寝無料です。
子供の分のアメニティも用意してくれるので子連れでも泊まりやすいですよ(参考:キッズステイ無料(チョイスホテルズジャパンHP))。

大人2人+子供でも1万円前後とリーズナブルに宿泊できます。
部屋の中は角に配慮した作りになっており、子供と室内で過ごすのも安心です。

コスパよく贅沢に宿泊するなら|ヒルトン成田

コスパ良く贅沢しようと宿泊先を選ぶなら、ヒルトン成田がオススメです。
大人2人+子供でも、紹介する方法を利用すれば2万5千円ほど(朝食付き)で宿泊できます。


かまち
ヒルトン成田の場合、子供は6歳までは添い寝・朝食無料で泊まれます。

ヒルトン成田は成田空港近くのため駅から歩いてアクセスするのは大変ですが、成田駅・成田空港から無料のシャトルバスが出ています。
駅から向かう場合は、JR成田駅前のロータリーにバス停があります。


かまち
いずれの発着地も、出発間隔はおおよそ1時間に1本です。
時刻表はヒルトン成田HPより確認できます。

成田空港周辺にはいくつも外資系ホテルがありますが、外資系ホテルには利用者のステータスについての仕組みがあります。
ヒルトンにもステータスは存在しますが、外資系ホテルの中でも手取り早く手頃にステータスを上げられるのがヒルトンです。


かまち
ヒルトンは「ヒルトン・オナーズ・アメックス」のクレジットカードを所有するだけで朝食無料等の特典が付与されるゴールドステータスになれます。
これはマリオットやインターコンチネンタルではそう簡単に獲られない特典です。

ヒルトンをコスパ良く泊まるには、上記の「ヒルトン・オナーズ・アメックス」のクレジットカードに加え、実質登録料無料で宿泊代が25%オフになるヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンへの申し込みも欠かせません。
これらの詳細は別記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。


~おわりに~

押上まで行って遊ぶのは、電車で1時間以上かかる我が家にとって、親もなかなかの気合いが必要です。
特別に出掛けようなんて思いもなければ、やはり近所の公園やプール等の公共施設で労力もお金もかけずに過ごすこと間違いありません。

とは言え、同じことをしていると親も子も飽きてきてしまい、人間とは本当に不思議です。
ちょっと気分転換して遊びたいと思った時、電車でアクセスできる上野~押上は子供が生まれてからよく訪れるようになりました。

そんなとき、節約と贅沢のバランス感覚に悩みますが、わんぱく天国のような無料で充実した公共施設は本当に助かります。
テレビに取り上げられるような華やかさはありませんが、親子のお出掛けに彩りある思い出を作ってくれるはずです。


かまち
子供が小さい時しか縁はないかもしれませんが、縁のあるうちに存分に楽しみましょう!

じゃあな、またな。

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