子供が生まれる前に家のためにやること〜夫が貢献できる大事な準備〜

  • 2021年2月28日
  • 2023年10月1日
  • 出産前

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回のお話は「子供が生まれる前に家のためにやること。夫が貢献できる大事な準備」です。

出産を転機に圧倒的に増える家の時間。
家が家族全員にとって快適な空間になるよう、夫として貢献できる3つのポイントを紹介します。

①住居の構え方(戸建orマンション、持家or賃貸)を決める

持家にするか賃貸にするかはよく永遠のテーマだと言われます。
家族が増えるいわば「人生のターニングポイント」を迎えますので、理想の家族構成や生活イメージから逆算して将来の住居を考えておきましょう。

木造戸建ての自宅を買うとした場合、税法上の耐用年数は30年となっていますが、きちんと管理をしていれば実際80年程度住むことが可能と言われています。
それゆえ、出産のタイミングでも購入しても将来ご自身が亡くなるまでは購入し直す必要がなさそうです。

当然ですが、仮に妻と2人で生活をしているならば、多くの場合2人分の生活ペースしかない家に住んでいますよね。
子供のスペースは当面はリビングや2人の寝室で対応できるとは思いますが、確実に将来スペースを増やす必要が出てきます。
むしろこの機会に将来住む家を決めずに後回しにしてしまうと、子供が生まれてからでは融通が利かず、また急いで物件を探すことにつながり、イマイチな物件を掴むなんてことにもなりかねません。


かまち
学生になるまでの間、妻と子供が最も家で過ごす場所は家です。
時間の多くを過ごす家にどれだけ投資をするか。
この時ほど実益がおお大きいタイミングはないでしょう。

加えて1つ補足しておくと、産休・育休明けから奥さんが働くのか、それとも仕事を辞めるのか、嫌でも誰しもが考える機会になります。
言うまでもないことですが、それを踏まえて家庭のキャッシュイン・キャッシュアウトはどれくらいになるのか考えて、物件を検討しましょう。

ちなみに持家or賃貸でよく言われるメリット・デメリットは、以下のとおりです。


  • 持家は間取りや内装に自由が利き、汚れや改装に気を遣う必要がない。
  • 持家は引越ししにくく、また金銭面での出費は多くなりやすい(ローン金利、メンテナンス等の管理費、固定資産税・都市計画税)
  • 賃貸は引越ししやすく、住居の管理を気にする必要がない。
  • 賃貸は自由間取りを望めず、また老後も常に一定の支出が必要となる。

持家の場合はどちらかと言うとキャッシュイン・キャッシュアウトの規模よりも、夫婦の年収や勤め先の信用力がローンの重要要件となってきます。
この辺は不動産会社が算定してくれますので、方向性だけ決めておけば意外と外は進みますよ。

②リビングを快適化する

奥さんは妊娠すると、体が思うように動かせなくなり、また体を休ませる時間が増え、必然的にリビングで過ごす時間が増えてきます。
また、子供が生まれた後も活動の拠点は専ら家の中となり、リビングで過ごす時間が大いに増えます。
したがって、リビングを快適にしておくということが、家族の時間の質を高める上で非常に重要なポイントになってきます。

子供という概念なく共働きしていたときは、リビングで過ごす時間などそれほど長くなかったのではないでしょうか?
夫婦揃ってリビングでテレビを見るもなかったので、独身の時に使っていた小さなテレビを置いて生活していました。


かまち
私は家だと集中できず、あえて外出してカフェで作業したり、勉強することが多かったなぁ。。

子供が生まれると、妻に子供を任せて仕事以外の時間も1人で悠々と外に過ごすわけにもいかず、
リビングで子育てをしながら自分のための時間を過ごすというのが肝になってきます。

ではどのように快適化を目指していくかですが、私の視点としては以下の3つが挙げられます。


  • 自動化できるものは自動化する
  • 音声で操作できるものは音声化する
  • 視覚的に休まる空間を作る

①自動化できるものは自動化する

掃除についてはロボット掃除機、食器洗いは食洗機、洗濯機はドラム式の自動乾燥付き洗濯機、料理については便利な料理家電(例えば、ヘルシオ ホットクック)を導入してみましょう。
家事を機械が変わってくれる、本当に便利で良い時代になりました。

ただ、全てを入れ替えるとなると非常にコストがかかりますし、うまく使えず無駄な投資となるともったいないですよね。

私はそこで、妻から同意を得てロボット掃除機(Kyvol E20)だけ導入することにしました。
結果を先に話しておくと、毎日きちんと働いてくれて非常に快適です。

同意が得られた理由は、他の自動化よりも失敗した時のリスクは少ないからです。
あくまで掃除機ですので、上手く働いてくれなくても食器が無くてご飯が食べられないとか、出来上がったご飯がおいしくないといった残念かつ思わぬ事態は避けられます。


かまち
最近は廉価版も登場し、他の自動化よりも導入コストが低く済ませられるのも、導入しやすいポイントですね!

②音声で操作できるものは音声化する

一言で言うと、スマートスピーカーを導入するということです。
我が家では妊娠を機会にアマゾンエコー(Echo Show 8)を導入しました。

導入した理由は以下の3つ。


  • 音声で家電が操作できる時代であることを、日常生活を通じて子供の当たり前にする。
  • いつでも好きな音楽を楽しみ、音源を借りたり選んだりする時間をなくす。
  • 思った時にながらで即操作できるようにし、脳味噌のキャッシュを無駄に消費しない。

テクノロジーがどんどん進化しても、積極的に取り入れしなければ自らの生活は古いままですからね。
子供にテクノロジーを体感させるのも、親からの教育の1つだと思います。

ちなみにスマートスピーカーがあれば、照明やコーヒーメーカー、テレビ、エアコンはリモコンに触れずその場で操作が可能になります。
複数台持っていれば、別のエコーに声で連絡もできて、ちょっとしたことはスマホよりも快適です。

このように声で色々操作ができると、体を動かす必要もなく、他の作業しながらも身の回りの家電等を操作することができ、非常に楽チン。
買い物リストなども声で書き留めることができ、もう時間と共に忘れるなんてことも卒業です。
机の上のリモコンも消え、またフォトフレームとしても機能し、とにかく周りからもウケのよい存在です。

アマゾンエコーの導入にあたっては、合わせてアマゾンプライム会員になっておくのがオススメです。
機能が充実するほか、出産前・育児中にベビー・マタニティ用品をAmazonに頼ることはとても多いですよ。


かまち
プライム会員はAmazonでの送料が無料になるほか、限定セールや定期配送で買い物がお得になりますから、元はすぐに回収できますよ。

③視覚的に休まる空間を作る

家のリビングを「最高に休憩できる空間」に変えましょう。

日中仕事をしている時間はもはや戦いの時間であり、日頃ダラダラした人でも覚醒した状態でキビキビと汗水たらして働きますよね。
出産・育児にあたっては体を休める時間が削られてしまいますから、仕事は仕事、家は家ときちんと切り分け、積極的に休もうとしないと、心身が参ってしまいます。

そこで、体をきちんと休めることが生活にメリハリを生み、日中の生産性を高めることにつながってきます。

特に現代ではデジタルデバイスが仕事上必須なため、目を酷使します。
私は家ではきちんと目が休まるよう、以下の3点を取り入れて生活を見直しました。


  • 間接照明を取り入れて、夜は明るさを削減。
  • リビングと寝室が可動間仕切りであり、隙間から寝室に光が入るため、ロールカーテンを設置して寝室の暗さを確保。
  • テレビのサイズ・位置を、適切な大きさ・距離に変える。

間接照明は、育児中も子供に夜を認識させる上でとても役立っており、導入して大正解でした。
もちろんスマートプラグを活用して、声で操作できるようにしています。

ロールカーテンも、子供の昼寝の時にサッと光を遮断できるので、導入して正解でした。

テレビは元々見なかったため買い替えには悩みましたが、YouTubeをスマホで見るならテレビで見た方が目にも優しく、また夫婦で意見もかわせてより有意義な時間になると思い、買い替えました。
「子供を毎日動物園に連れて行くことはできなくても、4Kの技術で迫力ある動物の映像を日々見せてあげたいなぁ」という思いもありましたので。

今はメーカーに拘らなければ40~50インチのものでも5万円程度で映像も美しく機能が充実したものが購入できます。
私が購入したのはHisenseのテレビ(43V型 4Kチューナー内蔵 43E6800)です。
アマゾンエコー経由で声で操作できますし、YouTubeも楽しめます。


かまち
Prime Videoも楽しめるようFire TV Stick 4Kも買ってしまいましたが、育児中に夫婦で映画を見る時間は取れていません。涙

③ヘルプ(母親)の受け入れスペースを確保する

産後、奥さんの体力は非常に低下します。
俗に「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれ、人によって変わりますが体が元の状態に戻るまでに4~8週間はかかると言われています。
産後1ヶ月で「床上げ(とこあげ)」と昔から言うように、それまで奥さんは体を休めることに専念する必要があるのです。


かまち
テクノロジーが進化したといえど、人間はあくまで動物であり、生命体として抗えない部分ですね。

したがってこの期間は、奥さんには何もさせないというのが常です。

では誰が奥さんを手伝うのでしょうか?
誰が代わりの手足となるのでしょうか?
もちろん夫が代われるといいのですが、24時間代われますか?
夫としてのあなたは仕事を丸々1ヵ月休んで、妻の手足となって赤ちゃんの世話をすることができますか?
1ヵ月仕事を休む覚悟はお持ちでも、きちんと会社から休みの了承を得られていますか?

会社からも休みの了承が得られて手続きまで済んでいるのであれば、誰のヘルプを借りなくても問題ないでしょう。
ただし現状は、男性の産前産後の休暇取得は難しい場合も多いのが実態です。


かまち
別の記事でも触れたように、私は育休を取りたく進言したのですが、見事撃沈に終わりました。。。

そのような場合、誰かに頼らざるを得ません。
ただ、あなたの身の回りに頼れる人はいますか?

誰しもみんな、毎日忙しく過ごしていますよね。
いつでも手伝ってくれる人はなかなかいません。
夫婦二人で生活していたら、近くに助けがいない方が多いと思います。

もちろん。お金を払えばやってくれる人もいるかもしれません。
しかし、生後2ヶ月未満の場合、赤ちゃんとして繊細であるが故に敬遠され、引き受け手が少ないのも、また事実です。

そうなってくるとやはり候補に上がるのは、たとえ遠方に住んでいようと一番頼れて一番奥さんのことをわかっている「奥さんの母親」です。
夫の母親でもいいと思いますが、奥さんが気を遣って逆に疲れてしまう恐れがあるため、奥さんの母親の方がベターです。


かまち
夫としては肩身の狭い思いをしますので、その点は覚悟あれ。笑
人生経験の1つだと思って乗り越えましょう。

今の家は、お母さんが一緒に住めるだけのスペースはありますか?
お母さんのための個室は確保できそうですか?
個室が確保できたとしても、快適に過ごしてもらえるだけのエアコンやベッドは整っていますか?

お母さんはきっと張り切って手伝ってくれると思いますが、歳を重ねて体力は確実に低下していることを忘れてはいけません。
お母さんにご活躍いただくためにも、お母さんのための快適な空間作りを計画し、足りないものは予め整えておくことで、産後に慌てるリスクを減らせます。
お布団は急ぎで準備できても、エアコンはすぐに準備できないなんてこともありますよ。

つい忘れてしまいがちですが、お母さんへの気遣いも事前準備として欠かせませないのです。
ちなみに「お母さんのためだけにエアコンや布団を整えるのはもったいない!」と言う思いもあると思いますが、整えた部屋は在宅勤務時の部屋として使えたり、体調不良や早出出勤のために別部屋で寝る時にも使えますので、私はあまり無駄とは感じていません。


かまち
私の経験上、布団の固さの好みを聞いておくのも意外と大事!

〜おわりに〜

これら3つ準備をしておけば、今後育児がスタートする上での悩みを減らすことができ、夫としての家庭への貢献度もぐっと高まるはず。

出産は家族にとって本当に1つの人生の転機となります。
「人生の転機にきちんと向き合い、生活を変化させる。」
そういうタイミングであることをきちんと認識しておく必要が何より大事です。

奥さんは、母親になる準備を始めています。
夫も父親となるために、家族の大黒柱となる準備のために、積極的に家庭の舵取りを進めましょう!


かまち
女性の場合は妊娠を通じて母親になることに向き合う一方、男性の場合は自らが進んで父親になることに向き合う必要があります!

じゃあな。またな。

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