育児も仕事も全力でやりたい|子供が生まれる前に自分の為にやること

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回のお話は「子供が生まれる前に家のためにやること。夫が貢献できる大事な準備」です。

子供が生まれても仕事も全力で子育ても全力で望みたい。
そんな思いありませんか?

しかし、あなたの体は1つだけ。
あなたの時間は24時間しかありません。

この条件下で仕事も育児も両立、しかも両方ともトッププレーヤーであり続けるために自分のためにやっておく、必要な心構え3つ紹介します。

①なんでもやろうとしない

今まで仕事に全力を注いできた人は、おそらく、仕事断るのがどちらかと言うと苦手ではないでしょうか?
全部引き受けて、全部気合でこなしてきた方が多いのではないでしょうか?

そのような働き方で仕事をすれば、確かに誰からも信頼を得ることでき、成果も上がります。
なぜなら、努力に加えて大量の時間を注いでいるからです。
簡単に言ってしまえば、1人の人間が2倍の労働時間を注いで、2人分の活躍をしていますからね。

しかし、あなたの生活には、これから育児が加わります。
育児はあなたが今まで活用していた「時間」という一番の武器だったリソースに制限をかけるのです。
あなたは最大の武器である時間を失い、その状態でどうやって成果を得ますか?
きっと思い通りの働き方ができず、そして今まで通りの成果が出ず、このままでは悩み苦しむことが目に見えています。

あなたは今までの仕事のやり方から脱却しなければなりません。
それはつまり、「何でもやる」をやめることです。
時間がないので、「何でもやる」から卒業します。
時間を注いで解決するのは物理的に不可能なので、「何でもやる」マインドを捨ててください。


かまち
仕事でよく言われる「優先順位」。
順番にやっていくのではなく、順位が低いものは思い切って「やらない」覚悟を持ちましょう。

これは仕事に限ったことではありません。
趣味もそうですし、理想の生活もそう。
目標を掲げているものはすべからく同じです。

「子供が生まれた=人生を諦める」ではない

あなたに「人生を諦めましょう」と言っているわけではありません。
人生の中で、そういうフェーズにぶち当たっているのです。
今はできないのであって、将来できるフェーズが来たら、好きなだけ取り組みましょう。
若いうちじゃないとできないことも、もちろんあります。
でも、仕事なんて歳取ってからの方が権威が増して、若いときよりずっと調整がやりやすくなったりすると思いますよ。

生存していく上では変化を受け入れていく必要があります。
あなたは他の誰よりも時間がないと言うことを認識する必要があるのです。
その縛りの中でいかにして戦っていくか。
成果が低いと思う仕事に全力を注ぐ暇はありません。
生産性が低いと思える働き方も、不満言いながら足並み揃えて取り組む時間はありません。

自分の生活・自分の仕事で必要なものだけにフォーカスしていく戦略に変えましょう。
戦略の見直しを行う経験は、今後も人生の転機が訪れたときに、必ず力となってくれるはずです。

あなたが生活の中で大事にしなければならないもの、仕事の中で大事にしなければならないのはなんですか?
仕事のTODOは、全部大事で全部こなすものと思っていませんか?
取り組む前にどれが大事か、無駄ではないか考える習慣はありますか?

マインドはすぐに決めて切り替えられるものではありません。
子供が生まれて両立を目指す覚悟が決まったら、即実践でマインドを磨いていきましょう。

②素手で戦うのをやめ、飛び道具を使う

先ほどもお話ししましたように誰よりも時間がありません。
その時間のない中で、皆と同じくゴールを目指さなければなりません。
それはいわば、ロールプレイングゲームを攻略するのに時間制限が設定されているようなものです。

最速で攻略するにはどうしたらいいでしょうか?
片っ端から雑魚キャラ倒して、レベル上げをする時間はありますか?

そんな悠長なことできないですよね。
レベル上げをするよりも、強い武器を買って主人公を一気に強くしたほうが速いですよね。
強い技に絞って最短で習得した方が、ゲーム攻略には近道ですよね。

まさにそれと同じです。

我々もテクノロジーと言う武器で一気に戦闘力を高める必要があります。
日々インターネットを始め、スマホやアプリはどんどん進化してますよね。
しかしながらあなたの職場はどうでしょうか?
きっと2020年のコロナ禍で、テレワークやオンライン会議を慌てて導入された会社も多いかと思います。
しかしながらその一方で、テレワークやオンライン会議の導入に対し、上層部が否定的な意見を持っている会社も多いのではないでしょうか?

周りの人が否定な意見を持っていたとしても、あなたはこれらのツールを駆使していく必要があります。

それはなぜか。
時代に付いて行けない・付いて行こうとしない人に構っているほど、あなたに余裕はないからです。
火縄銃が発明されても、「扱いにくいから刀が最強!」という人の意見にしたがって固執していたら、あなたは時代遅れとしてやられる日がくるのは目に見えています。
残念ですが、この事実は数多の戦い・戦争を通じて歴史が証明しています。


かまち
過去の栄光に縛られてしまう気持ちは分かります。
しかし、過去にすがっていては、やがて時代に取り残されます。

それゆえ、最新のツールを活用して、あなたは移動時間の圧倒的や、作業の短縮を図って時間を作り出していく必要があります。
タスク管理やスライド作成も同様です。
最新アプリを使えば、作業時間をグッとおさえることができます。
速攻かつ簡単に生産性を高めるには、テクノロジーという他人の知恵の結晶、つまり道具を使うしかありません。
道具でレバレッジを利かし、自分一人の力ではできないことを成し遂げていきましょう。

自己研鑽にも飛び道具を

仕事をバリバリ頑張るあなたは、きっと仕事以外にも勉強に多くの時間を注いがれているはず。
勉強時間も削減されてしまいますから、同様にテクノロジーを導入し、効率重視で学ぶ必要があります。

例えば、活字を追うよりも、動画で学習する。何かしながら空いている耳で学ぶ。
教科書的な学びではなく、実際にできている人に合ったりオンラインで学ぶ。
学び方もテクノロジーのお陰で便利かつ効果的に変わってきていますので、活用しない手はありません。
何かを学ぶ上では「学びにかかる費用」よりも、「学びで得られる内容」と「学びにかかる時間」を大事にするマインドへ切り替える必要があります。


かまち
私はUdemyという動画学習を活用しています。
スキマ時間に学べて、かつ実践的なため、勉強を即力に変えたいサラリーマンにはおすすめのツールです。

③健康の防衛戦を続ける

歳をとるにつれて誰しも体が衰えていきます。
筋力も低下し、代謝が落ち、言わずもがな健康維持が難しくなってくるのが動物の性です。
それはあなたに限った話ではなく、誰しもですよ。
人間である以上、やむを得ません。

体力低下が気になる方や、体に不便が出てきた方は、自分の健康維持のために運動習慣を取り入れたり、食習慣の見直しを行っています。
しかし、残念ながら健康を害して初めて、運動・食習慣の見直しを行っている人ばかりです。
運動や食習慣を気にする方が年齢が上がれば上がるほど多いことからも、納得がいきますよね。
歳を取ると飲み会のネタで健康診断の結果が増えるというのも、必然的な傾向なのです。
悪い結果が目に見えて、ようやっと今までの健康のありがたみを実感しする方が多いのでしょう。

育児と向き合い、かつ仕事も全うするならば、正直体への負担はかなり深刻です。
会社で働く分には時間外勤務という形で償いの報酬もありますが、「育児時間=自分のために使えない時間=労働時間」だと捉えれば、もはや毎日の生活が以下の構図へと変化します。


「平日」=「仕事+育児と言う名のタダ働き時間外勤務(※寝る時間まで取られる)+僅かな睡眠」


この構図だけ見たらブラック企業で働くことと変わりません。
「金銭報酬の代わりに子供の笑顔か泣き顔が見れます」と言われても、子供のために出費も増え、「それだったら仕事で時間外勤務してお金もらった方がマシ」と思う人もいるでしょう。

実際、「子供の笑顔か泣き顔が見れる」生き方の方が、仕事一辺倒よりも人生の幸せを感じれる機会は多い、と私は経験上感じます。
仕事である程度お金をもらえていて、無駄遣いを改めれば、そこまで家計のお財布事情も深刻にはならないはず。


かまち
私の場合は子供ができてから家で過ごす時間が増え、自分の出費はかなり減りました。
贅沢しようにもできない状態なので、子供が生まれてから収入面での不安が増したという心境の変化はありませんでした。

ただ怖いのは、育児と仕事の両立を行うブラック労働状況下では、健康を害する恐れが大きいこと

参考までに、厚生労働省の基準によれば、脳や心臓疾患の労災認定基準において荷重負担との因果関係が強いとされる場合は以下のとおり。


  • 時間外労働が単月で100時間超、または
  • 2カ月ないし6カ月の平均で80時間超

単純計算で考えてみた場合、仮に仕事で月40時間ほど時間外勤務をしていらっしゃる方が出勤前の忙しいタイミングで1時間、帰宅して疲れた夜に1時間子供の世話に追われれれば、無給の時間外勤務が(1+1)時間*20日で月40時間増え、計80時間に到達します。

私個人としては「育児=仕事」とは捉えていませんが、育児も仕事と捉えてしまうとかなり慢性的な心身疲労に陥いることになるのです。

健康を害することで仕事ができなくなってしまったら、収入は途絶えます。
その日をもって、家計のお財布事情は日に日に深刻になっていくはずです。
「仕事をしてきちんと収入があるから、育児も楽しめる」のであって、「一文無しでも育児を楽しめるか」と言われたら多くの人は無理があります。
衣食住たりなければ礼節も知らんと、心乱しますよね。

健康を毎日積み上げる

失ってからでは遅い健康。
少ない時間で健康を保つべく、防衛していく意識が必要です。

体とは家計の収支のように入り(取り入れるもの)と出(消費・出ていくもの)で出来上がっています。
したがって、入りである食事と、出である運動・排泄の管理をしていく必要があります。

ここで言いたいのは、「何を食べましょう」とか、「これが運動不足に最適」といったテクニカルな内容ではありません。
一時のテクニカルよりも、長期戦を生き抜くマインドセットが必要です。
マインドがあれば自らの意識が健康に敏感になり、情報感度や健康の優先度も高まっていくはず。

「今までより限られた時間で一体何ができるのか?」と言いたくなるかと思いますが、以下の事柄を気配りするだけならゼロ秒で行動できます。


  • 食べるもの
  • 食べる量
  • 食べる時間
  • 睡眠の時間
  • 睡眠の質

やっかいなのは、運動量の確保。
体内への入りだけ管理しても、出も管理できなければ健康のバランスは保てません。

言われれば当たり前のことかとは思いますが、例えば毎日の中で以下の見直しだけでも運動量は今以上に稼げます。


  • 通勤や移動手段で歩く時間を増やす
  • あえて階段の上り下りを選ぶ
  • アイデアが行き詰まったら散歩に行く

小さな心掛けですが、健康は何より毎日の習慣。
つまり1回のテクニカルな行動より、毎日の積み上げが大切です。

もし余裕があれば、自宅で運動する習慣を身に付けると、体だけでなく心にも良いリフレッシュに繋がりることでしょう。
今はスマホで気軽に運動メニューを探すこともできますし、動画もネット上に多く溢れています。
何よりオンラインを活用した運動は、出費抑制にも効果がありますから、育児でかさむ出費が気になる人は大いに活用すべきです。


かまち
私はスポーツジム通いをやめて、Beatfitというアプリを使っています。
平均的なジムの1ヶ月分の会費で1年分利用できますし、ジムへ通う時間の削減効果もあります。

体はやっぱり資本?どのように資本を使う計画を立てるか

実際、育児に関わると睡眠時間が奪われて、体力的にかなりしんどいです。
特に、仕事もきちんと結果を出しながら育児も積極的に参加したいという方。
仕事の時間をいかに確保するかと言う点で、今までよりも早く起きたり、夜中の時間を使って仕事をしたりと、体力勝負な部分も多く出てきます。

そのような体を酷使する計画で、描いたとおりの計画でボロボロになるまで働いていたら、活躍したいときに活躍できません。
活躍できないならまだしも、活躍以前に途中で仕事・育児のどちらか、下手すると両方とも脱落となりかねません。

子供や家族と将来長く一緒に過ごすためには健康でいることが大事です。
子供や家族と長い時間一緒に過ごす未来を生きたいのですよね?
それであれば、厳しい言い方になりますが、理想に打ち砕かれる悲劇のヒーロー・ヒロインたる自分に陥るようなシナリを描かず、きちんと理想にたどり着けるシナリオを描きましょう。

繰り返しになりますが、今まで以上に健康への気配りが大切です。

おわりに

仕事も育児も「時間」でカバーしようと睡眠時間を削ると、自らの心身が疲れていき、最後は体を壊しかねません。
育児を経験して思うのは、「ワンオペ育児はしんどい」ではなく、「ワンオペ育児は無理」という認識を最初から持っていた方が良いです。

そうなると必然的に夫も妻も育児参加は必須です。
苦しい思いをできるだけ減らせるよう、2人で協力するのはもちろんのこと、


  • なんでもやろうとしない
  • 素手で戦うのをやめ、飛び道具を使う
  • 健康の防衛戦を続ける

の3つのマインドへ切り替えることが、仕事と育児の両立には欠かせません。

「自分の人生の主人公は自分」であることを意識して、日々を大事に、主体的に過ごしていきましょう。


かまち
育児がご自身の転機となり、マインドを切り替え、新たな飛躍の人生への一歩となりますように!

じゃあな。またな。

最新情報をチェックしよう!