バケツ洗濯機は育児で優秀!?ウォッシュボーイTOM-12w使い方3選

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「子育て中に役立つウォッシュボーイTOM-12wの使い方&使って気付いた便利な活用方法」について紹介します。

バケツ洗濯機で手洗いの手間が減ると聞いたけど、実際の使い心地はどうだろう?
汚れた子供の服を洗うのに便利そうだけど、他にも便利な使い方はあるのかな?

と考えている方々の助けになれば幸いです。

結論|育児に心強い◎数あるバケツ洗濯機の中でも期待できるウォッシュボーイTOM-12w

子供が小さいうちは服や靴をひどく汚すことが多く、また食べ物や汚物により汚れてしまう機会もあります。
そこで、我が家では「ウォッシュボーイTOM-12w」を使い始めました。

「ウォッシュボーイ TOM-12w」を選んだ理由は、バケツ洗濯機ブランドの中で評価の高い「シービージャパン」が生産するバケツ洗濯機であり、その中で最も機能面で優れた機種だったからです。
(※2023年12月時点では、後続機種としてウォッシュボーイTOM-12fTOM-12pも登場しましたが、TOM-12wと機能面で違いはありません。)

ウォッシュボーイ TOM-12wの使い方は簡単で、電源を繋いで洗濯したい物と洗剤を入れ、蓋をして強度・タイマーを設定し、運転後は水を捨てればOKです。
また、幼児と暮らしている我が家では、以下の3つの使い方でとても重宝しています。


  • 靴洗い(泥落とし)
  • 水着洗い(砂·塩とり)
  • 汚物汚れ洗い(嘔吐·トイトレ)

ウォッシュボーイの強みとしては、汚れが詰まらないことや金属の劣化を気にする必要がないことが挙げられ、「洗濯機では洗いにくいもの」を洗うのには非常に便利です。
コンパクトに収納できて使わない時に邪魔にならず、また並行作業による時短効果・労力削減にも助けられています。

なお、ウォッシュボーイの機能性を高めるには「延長コード」「片手桶」「洗濯ボール」と組み合わせた利用がオススメです。
全自動ではありませんので時短効果・労力削減の期待しすぎは禁物ですが、子供がいる家庭ではウォッシュボーイの強みを活かせる機会が多く、育児中の家庭にとって重宝する生活家電です。


大人の想定を超える・・・毎日くっっっそ汚れる子供の靴

小さな子供は、毎日泥だらけになるまで遊んで帰ってきます。
もはや子供にとっては遊ぶのが仕事ですので、元気な証拠ではあるものの、手指はもちろんのこと服や靴は泥だらけ。
時には食事をボロボロこぼして服が派手に汚れて帰ってくることもあります。


かまち
洗濯機に入れるだけでは落ちにくいほどに汚れてきます。
「毎日勘弁してほしい…」と辟易している親も多いのではないでしょうか。

特に厄介なのが靴の洗濯です。
服やタオルはサッと予洗いできたり、乾かなくてもストックがあるのでなんとかやりくりできますが、靴は毎日洗う訳にもいきません。


かまち
靴も多めにストックしておけばいいのかもしれませんが、子供の足のサイズはすぐ成長し、履けなくなることを考えると、もったいないですよね。

平日は慌ただしいこともあり、我が家では時間に余裕のある休日に靴を洗っています。
子供の靴は3足ほどで回していますが、週末になると大体ひどく汚れます。

そこで、汚れに汚れた靴の洗濯を手軽にできないかと考え、試しに購入したのがバケツ洗濯機「ウォッシュボーイ TOM-12w」です。


かまち
2023年12月時点でウォッシュボーイTOM-12wの生産は終了し、後継機種として「ウォッシュボーイ TOM-12f」が登場しました。
蓋がフラットになったこと以外は、機能面で変更ありません。(参考:【ウォッシュボーイ TOM-12w/TOM-12f】この2つの違いは?(シービージャパンHP)
このほか、業務用粉末洗剤「ポール」とコラボした「ウォッシュボーイ TOM-12p」も登場しましたが、こちらもデザイン以外は同等です。

ウォッシュボーイTOM-12wを利用する前はパッケージにあるように「ちょっとした泥汚れに便利そう」と感じた程度でした。
しかし、いざ使ってみると「幼児との生活でとっても助かる!」と気付いた使い方がありましたので、今回はバケツ洗濯機の使い方や便利な活用方法を紹介します。


子育て世代のマストバイ|「ウォッシュボーイTOM-12w」を選んだ理由&重宝する3つの使い方

我が家ではシービージャパン社が製造するバケツ洗濯機「ウォッシュボーイ TOM-12w」を選びました。
数あるバケツ洗濯機の中であえて「ウォッシュボーイ TOM-12w」を選んだ理由は以下のとおりです。


  • Amazonで評価が低いバケツ洗濯機界隈で、唯一「バケツウォッシャーTOM-12」は評価が高い
  • バケツウォッシャーTOM-12より高性能(攪拌力1.5倍&抗菌仕様)なのに値段は同程度
  • 我が家の洗面所で収納できるサイズの範囲内


かまち
前述のとおり2023年12月時点で「ウォッシュボーイ TOM-12w」は生産終了となっています。
ただ、後続機種の「TOM-12f」·「TOM-12p」も機能面は変わりませんので、同様に判断しても差し支えありません。

バケツ洗濯機について調べると、どの商品もレビューが悪くてびっくりするのですが、「株式会社シービージャパン」が製造する「バケツウォッシャー TOM-12」だけはレビュー数が多く、そして高評価です。

また同社HPに「バケツウォッシャー TOM-12とウォッシュボーイ TOM-12wの違い」について記載があり、ウォッシュボーイ TOM-12wの方が機能面で優れていることが分かります。
機能は優れているものの価格は変わず(タイミングによっては安い)、お得感・安心感があることから、私はウォッシュボーイ TOM-12wを購入しました。


かまち
バケツウォッシャーTOM-12の方がレビューが多いのは、先に販売されていたことが影響しているのかなと。

デザインが異なるため見た目の好みは分かれるものの、機能面を考えればウォッシュボーイ TOM-12wの方がコスパ的に買いです。
後続製品のウォッシュボーイTOM-12fや、洗濯洗剤ポールとコラボしたデザインのTOM-12pも機能面は変わりませんので、デザインを気にしない方は販売されている中から最も安くなっている製品を選ぶとお得度が高くなります。


かまち
使わない時はしまっていたり、使う時もしっかり見る部分は水位の上限ラインくらいで、購入時以外にデザインを気にする機会はほとんどありません。笑
ウォッシュボーイTOM-12pは可愛らしいので、収納せずに使うことを想定している方にはアリですかもしれません。

とっても簡単◎ウォッシュボーイの使い方

ウォッシュボーイで洗濯するのはとても簡単で、使い方は次の3ステップです。


  1. 台座部分をコンセントにつなぎ、バケツ部分の中に洗いたいものと水・洗剤を入れ、蓋をする
  2. 台座部分の右側のつまみ(回転の強度)と左側のつまみ(洗う時間)をセットし、運転させる
  3. 運転後、バケツ部分から水を捨て、洗濯物を取り出す

洗う時間はタイマー式になっており、最長15分です。
水を入れ替えて2回動かすと、だいたいの汚れはキレイに落ちます。


かまち
内部含め、本体各部分は手で触って危険を感じる構造はありません。
操作はとても簡単ですので、慣れれば小さな子供でも扱えそうです。

我が家は専らこの使い方!子育て家庭に便利なバケツ洗濯機の活用方法3選

ウォッシュボーイ TOM-12wを使っていて気付いた育児中の便利な活用方法は以下の3つです。


  1. 靴洗い(泥落とし)
  2. 水着洗い(砂·塩とり)
  3. 汚物汚れ洗い(嘔吐·トイトレ)

①靴洗い(泥落とし)

バケツ洗濯機を購入した目的は靴を洗うことだったので、期待通りの活躍でした。
子供1足と親1足、子供の靴だけなら3足まとめて洗えます。


かまち
時短を考えると、複数足まとめて洗うのがベターです。

<参考>

上履きを洗うのであれば、上履き用の洗濯ネットを利用し、洗濯機で一緒に回す方法もあります。
洗濯ネットの内側が細かいブラシ状になっており、ブラシと擦れることで汚れが落ちる原理です。

1000円程度で購入できるので我が家でも試してみましたが、正直なところ汚れの落ち具合は気休め程度でした。
洗濯ネット内で上履きが擦れるほど動けないのかず、ジャブジャブ水が当たるウォッシュボーイの方が汚れは落ちています。


②水着洗い(砂·塩とり)

ウォッシュボーイ TOM-12wのバケツ部分には、錆びそうな部品や砂が詰まって故障しそうな箇所はありません。
それゆえ、洗濯機では洗うのを躊躇う砂・塩分を含む洗濯物にちょうどよく、海水浴後の水着洗いには最適でした。


かまち
海水浴をすると水着に塩分が付着するだけでなく、生地の中に砂が入ることがあります。
手洗いでもなかなか取れずにとても厄介ですが、ウォッシュボーイの攪拌力に頼れば砂も外に抜けます!

したがって、「夏は家族で海に行くのが定番!」という方には心強い存在です。
汚れをきちんと落とすべく、水着洗いの時は2回続けて運転し、その後水を入れ替えてもう1度運転します。
これだけで、苦労することなく簡単に砂が取れ、非常に助かっています。

③汚物汚れ洗い(嘔吐·トイトレ)

子供の服が汚物で汚れる機会は大人と比べてとても多く、親にとっては一苦労。
体が弱く嘔吐もしやすいですし、またトイトレに失敗したパンツ・ズボンが汚れることも。

そんな汚物汚れには、洗濯機の代わりとしてのウォッシュボーイが大活躍でした。
洗濯機の身代わりになっている感じはありますが、洗濯機が壊れると何万円もかかるうえに、洗濯が進まず生活にも支障がでることから、大変便利なワンポイントリリーフになります。


かまち
「こんなものを洗ったら洗濯機の故障につながるかも?」と感じた時、ウォッシュボーイを試すのは大いにアリです!

パワーアップ!?上手に使うために欠かせないアイテムとは?

ウォッシュボーイ TOM-12wを日々使い続けている中で、今では必須となったアイテムは以下の3点です。




かまち
ウォッシュボーイ TOM-12fやTOM-12pを利用する場合も、同じと考えて問題ありません。

ウォッシュボーイ本体から延びる電源ケーブルの長さは、ちょうど1mです。
コンセントから1mの範囲だと設置場所が限られてしまうことから、延長コードを用意すると使い勝手が改善されます。


かまち
特に水漏れを心配される方は、延長コードを用いて浴室内に設置すれば、床が濡れても気になりません。
また、浴室内に設置することで防音対策にもなります。

片手桶は、風呂水を使って洗濯する時に必要です。
体をかがめてバケツで風呂水をすくうと腰に負担がかかりますが、片手桶なら女性でも疲れませんし、水位を調整するのも簡単です。

ちなみに洗濯機の一度の運転時間が30~40分であるのに対し、ウォッシュボーイの運転時間は最長15分であり、洗濯機運転中に2回運転できるため、我が家では大体「風呂水で1回(洗い)、綺麗な水に替えて1回(すすぎ)」運転させています。


かまち
1回の運転でも汚れは落ちますが、2回運転させると汚れがしっかり抜け落ちる印象です。
風呂水を使えば節水になり、資源の無駄も減らせますね。

洗濯ボールは、100均等で売られている商品で、これが「ある」と「ない」では汚れの落ち具合が全く異なります。
ウォッシュボーイの攪拌力には限度があるものの、洗濯ボールがぶつかることで効率よく汚れが取れるので、非常に相性の良いアイテムです。

ウォッシュボーイTOM-12wはバケツウォッシャーTOM-12より攪拌力が約1.5倍になっているといえど、洗濯ボールの効果は抜群で、個人的にはイチオシです。


かまち
洗濯ボールの難点は、バケツ壁面にボールがぶつかる分、音がうるさくなってしまうことです。
とはいえ、数百円で洗浄力をパワーアップでき、効果は抜群です!

<参考:使用中はうるさい?使用後は水びしゃびしゃ?>

ウォッシュボーイからの音と水漏れについては、他の方のレビューでも目にする内容ですので、利用した感想をまとめておきます。

まず音については大きさを計測したところ、通常運転で70dB程度、洗濯ボールを入れると80dB程度になりました。


かまち
騒音基準によれば、70dBは「かなりうるさい」、80dBは「うるさくて我慢できない」レベルです。(参考:騒音値の基準と目安(騒音調査ソーチョーHP))

環境省によれば、住居の用に供される地域では55dB以下が望ましいとされます(参考:騒音に係る環境基準について(環境省HP))。
そこで、我が家では防音を目的に浴室内に設置して運転しています。
そうすることで脱衣場での騒音レベルは55〜60db程度に抑えられ、リビングで過ごすには気にならないレベルまで抑えられます。


かまち
バケツ洗濯機といえどやはり「洗濯機」です。
床を伝わる振動も少なからずありますので、周囲の迷惑を考えるなら夜間の運転は避けた方が無難です。

また水漏れに関しては、最高水位以上に水を入れると起きやすい印象です。
水位が高いとどうしても運転時に水が屋根部分へ到達しやすくなるため、水漏れを防ぐには「水を入れすぎない」のが一番です。



ウォッシュボーイ TOM-12wのメリット・デメリット&気になるサイズ感

ウォッシュボーイ TOM-12wを2023年春から使い始め、実感したメリット・デメリットをまとめておきます。
前述のとおり使い方自体は難しくないものの、デメリットの部分を「転ばぬ先の杖」として把握しておくと、ウォッシュボーイと上手に付き合えます。

バケツ洗濯機を使って実感したメリット・デメリット

ウォッシュボーイ TOM-12wを実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット使わない時は邪魔にならない(必要な収納サイズはほぼバケツ分)、並行作業が可能、
詰まりや金属の劣化が気にならない、洗濯機にしては購入価格が安い
デメリット給水や排水作業は手動、手洗いに比べたら汚れが落ちない

メリットの「使わない時に邪魔にならない」は、意外と大事なポイントです。


かまち
最近は地価・家賃が高く、限られた家の面積を効率良く活用できないともったいないですからね。

また並行作業ができる点も、貴重な時間を無駄にしないので助かります。
朝に洗濯作業と並行して朝食を進められるので、時間密度が高まったように感じています。

加えて、バケツ部分の内部は、プラスチックの製品で成り立っています。
バケツ構造のため詰まる心配がなく、加えて金属の酸化・劣化を気にしなくてもよいのは、通常の洗濯機に優るウォッシュボーイの強みと言えます。


かまち
価格も1万円程度で、便利家電の分野では手軽に試せます。

一方、デメリットとしては「全自動ではない点」です。
いま私と同じ時代に子育てに奮闘している世代は「全自動洗濯機が当たり前の日常」に生まれた世代ですので、正直「自分で吸水し、終わった後に水を捨てる」というのは余計な手間に感じます。

また、洗濯機と同じく「こすり洗い」はしてくれないので、完全に手洗いの代わりにはならず、期待しすぎるとガッカリします。


かまち
とはいえ洗濯機の仕組みが単純で扱いやすく、また危険を感じる構造でもありません。
子供が小学生ほどに成長してくれれば自分で扱えるようになり、親目線ではある種の自動化が成立することを期待しています。笑

サイズ感と実際の収納状況

ウォッシュボーイTOM-12w全体の実寸サイズは、横36cm、高さ53cm、奥行33cm程です。


かまち
バケツ下部の台座部分はバケツ部分に収納できることから、収納時は台座部分の大きさを考えなくて大丈夫です。

バケツ部分の大きさは横・奥行は上記のまま変わらず、高さが33cm程です。
また蓋は直径33cm、高さ5cm程です。

我が家では、ちょうど洗面台の下に収まりました。
延長コードもバケツ部に収納できており、セットで保管できてお手軽です。


かまち
蓋の厚みはバケツ部分のくびれにフィットしつつ収納でき、バケツ部分に若干余裕を加えたスペースを確保できれば十分収納できます。
蓋を被せて収納する場合は、高さ計38cmを意識しましょう。

なお、後継機種の「ウォッシュボーイ TOM-12f」では蓋がフラットになりました。
収納スペースは上記より若干少なく済みます。


~おわりに~

育児が始まってからウォッシュボーイをはじめ、食洗機ロボット掃除機を頼るようになりました。
これらに頼り、ありがたく感じているのは、「時間の削減効果」より「労力の削減効果」です。

使い始めるときは「時短効果」を意識しているものの、いざ使ってみると「思ったより時間が減らない」と不満足に感じることもあります。
しかしながら、仕事と育児でバタバタな毎日で、「自らの労力」を減らせるのは本当に助かります。
自分自身のキャパオーバーを防ぐのにも一役買っている印象です。

ウォッシュボーイも「劇的な時短効果」を求めては期待外れとなりかねず、職場で周囲に仕事を頼むのと同じく「過度な期待」は禁物です。
頼む相手の強みを活かし、また活躍できる機会をみつけて活用することで、ウォッシュボーイもより一層ありがたい存在になるはずです。


かまち
便利な生活家電を上手に活用し、毎日の仕事も育児も楽しめる環境を自ら築いていきましょう!

じゃあな、またな。

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