生活に役立つFP3級!パパが隙間時間で無理なく合格した勉強方法

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「家庭のライフプラン検討に役立つFP3級を、ワーパパしながらスキマ時間の勉強で合格できた」という話を紹介します。

「ファイナンシャル・プランナーはよく聞くし、仕事と家計に役立ちそうだけど勉強する時間がない」
「ファイナンシャル・プランナーの資格をスキマ時間で上手に取得できないかな?」

と考えている方々の助けになれば幸いです。

結論|スキマ時間にYouTubeを多用すれば、ファイナンシャルプランナー技能検定3級合格は十分狙える

子育てが始まって以後、しきりに「将来の住む場所」や「教育費」にまつわる問題が自分事となり、仕事と家計の両方に役立つファイナンシャルプランナー技能検定(以下「FP試験」)を受験することにしました。
3級の受験時点から「2級合格」を目標に「FP3級合格のトリセツ 速習問題集」を繰り返し解いたほか、スキマ時間で主に以下のツールを活用した結果、3級試験は9割以上正解し、合格に辿り着けました。



車通勤だったこともあり、最も重宝したツールは耳で学べる「YouTube」でした。
少しでも勉強効率が高まるよう「YouTube Premium」に課金しましたが、広告を排除した対価として時間と集中力を増幅できたと思うと良い自己投資です。
YouTubeを活用すれば、3〜6万円程度かかる通信講座に申し込まなくとも、今のご時世十分効率的かつコスパ良く学習することが可能です。

FP試験では法改正が5月試験の後に反映されることから、3級試験を「9月または1月に受験する」と効率的に2級合格を狙えます。
また、試験当日の昼食時間を勉強時間に活用すべく、「事前に昼食を用意し、食べる場所を探しておく」と、午後の試験に不安要素を減らして臨むことができます。


勉強を始めたきっかけ|出産後、将来の住む場所・教育費の問題が自分事になった

子供が生まれてから尽きない悩みの一つが「家計のやりくり」です。
出産にはお金を要するだけでなく、育児中もミルクやオムツを始め、出費がかさみます。


かまち
何より、将来の住む場所や教育費を考えると、家計は直視したくない現実です。
出産を経て、ニュースでよく聞く社会問題はより身近な存在に変わりました。

最近は マネー系YouTuberの存在もあり、「ファイナンシャルプランナー」という言葉をよく聞くようになりました。
ファイナンシャルプランナーとは、FP技能検定を実施する日本 FP協会によれば以下のとおり定義されています。

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

日本FP協会「ファイナンシャル・プランナー(FP)とは」

ファイナンシャルプランナーには国家資格の「FP技能士」と民間資格の「AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー)」「CFP(サーティファイド・ ファイナンシャルプランナー)」があります。
「ファイナンシャルプランナー」自体は特別な資格を有していなくても名乗れ、この資格だけで食べている人はほとんどいないのが現実のようです。

ただ、以下の3つの観点から将来の血肉になると考え、まずは「FP技能検定の3級」を受験することにしました。


  • ライフプラン・相続・税金といった「家計に直結する内容」を学ぶため、家計において直接的なリターンが見込める(より安定した将来設計を計画できそう)
  • 資金や税金に関する知識が深まれば、仕事の精度が高まる(お金に強い人は仕事の勘所をおさえていて頼りになる)
  • 合格率が比較的高めで取得しやすく、学びを「国家資格」という形に残せる(人事考課や転職時に無駄にならなそう)


かまち
ネット上の資格偏差値を調べてみると、FP技能士は国家資格ながら意外にも偏差値は高くありません(2級は偏差値50未満)。
内容も暗記ネタが多く、勉強に専念できる時間が少なくても十分取得が見込めます。



<参考:無料相談で教えてもらうのではダメ?>

「ファイナンシャル・プランニングは無料で相談してくれるところも多いのだから、それを活用する方が早くて楽じゃない?」と考える方もいらっしゃるかと思います。

私自身、「人並みに知識はあるだろうから無料相談を使えばいいかな」と思っていました。
もはや今のご時世は無料相談に赴かずとも、スマホから無料アプリ「ぽけっとFP(iOS専用)」を活用すれば、その場で将来の生活費や教育費等を把握することができます。

FP技能検定を勉強した経験から言っても、確かに無料相談や「ぽけっとFP」を活用した方が大枠を把握するだけなら早いです。
ただ、把握した大枠をより自分の生活に近くなるよう調整したり、年金や育児に関する制度変更のニュースを耳にした時に自分事に置き換えて把握する能力は、勉強しないと身に付きません。

また、「無料相談したらその後に勧誘がありそう…」と感じている方も、勉強をすることで自らにとって必要・不要な保険を判別する力が付き、不安の解決につながるはずです。



私の受験方針と実践した勉強方法|このやり方でFP3級は十分通用しました

私の計画した受験方針は以下の3つに集約されます。


  • 方針①:FP2級取得を目標に勉強する
  • 方針②:書籍に頼らず勉強する
  • 方針③:時は金なり、やる気も金なり

次項からそれぞれ解説します。

方針①:FP2級取得を目標に勉強する

一般的に、体系的な知識の証拠となって資格が体外的な武器となるのは「2級以上」です。
それゆえ、最短で体系的な知識を示すためには「2級取得」を目指すこととなりますが、ファイナンシャルプランナーの実務経験を持っていない人はいきなり2級試験を受けることができません(受験資格の満たし方は後述のとおり)。

そこで、FP3級はあくまで「通過点」という位置付けで、FP2級の知識を学びながら3級の試験対策をしていくこととしました。


かまち
勉強してみると、FP2級試験と3級試験の勉強範囲には差がないことに気付きます。
試験の差は「より正確かつ細かく知識が求められるか」であり、3級で学ぶことを丁寧に身に付けることが2級試験にも活きてきます。

<参考: FP2級試験の受験資格>

ファイナンシャルプランナーの実務経験のない方が2級を受験する場合、「FP3級に合格する」か「指定されたAFP認定研修(基本課程)を受講する」必要があります。

2級合格が目標で、最短での受験を目指すのであれば3級試験を受けずにAFP認定研修を受講するというのも手ではありますが、私は以下の理由から「3級受験」の道を進むことにしました。


  • FP試験は2級と3級で試験分野が重複し、2級受験にあたり「3級の試験勉強は決して無駄にならない」ため
  • 演習問題を通じた「アウトプットによる学びの時間」を増やしたいため(アウトプットを増やした方が知識は定着する)


方針②:書籍に頼らず勉強する

日々まとまった時間を確保できないため、通勤時間や仕事の昼休みといったスキマ時間をできる限り有効活用するようにしました。
スキマ時間であっても職場で度々書籍に目を通すのは周りの目も気になるところ。

そこで書籍は車の中に置いて少しずつ読んだほか、スマホから学べるwebサイトや動画を活用し、スキマ時間にコツコツと勉強を積み上げました。


かまち
3級試験勉強のスマホアプリもありましたが、車通勤のため耳で学べる方法を優先しました。
YouTubeに上がっているFP受験対策の動画は耳だけでも十分に学べる内容で、画期的でした。

方針③:時は金なり、やる気も金なり

「できない」の解決や「効率化」を阻む根本原因や多くが「時間」と「やる気」です。
これらの原因排除につながると判断したものには、今回ばかりは節制をやめて小遣いを投下しました。

「お金を惜しまずに効率的に学ぶのであれば通信講座を受講すればよいのでは?」と考える方もいらっしゃるかと思います。
仮にFP2級・3級の通信講座を受講する場合、相場としてかかる費用は3〜6万円程度です。

ただ、今のご時世では通信講座に頼らずとも、分かりやすいテキストや動画講義はweb上で見つかります。
web上は玉石混交ではありますが、その中で選定して具体的に活用したものは次項にまとめておりますので、参考にしていただければ幸いです。


かまち
FP2級は独学でも十分合格できる資格です。
生活に関連した内容が多くイメージもしやすく、また複雑の計算や独創的な発想も求められないため、現に多くの人が独学で合格しています。

また、法改正による学び直しに余計な時間を割かないためにも、5月開催を避けてFP3級試験を受験しました。


かまち
法改正が試験へ反映されるタイミングは9月試験のため、1月受験であれば5月の2級試験時に改正後の数字を覚え直す必要はありません。

なお、受験先も合格への道のりが最短で済むよう、「FP協会」で受験しました。
これには明確な理由がありまして、FP協会・きんざいの過去の合格率を見比べた場合、FP協会の方が高い傾向にあります。

例えば直近の2022年5月と9月に実施された「FP協会」と「きんざい」でのFP2級・3級試験の合格率を比べると以下のとおりとなります。
(※きんざいの実技の合格率は、各分野合計を採用)

<2022年9月:合格率>         

試験種類FP協会:3級きんざい:3級FP協会:2級きんざい:2級
学科80.78%43.41%42.16%15.75%
実技84.44%49.46%56.55%38.05%

<2022年5月:合格率>

試験種類FP協会:3級きんざい:3級FP協会:2級きんざい:2級
学科83.37%49.03%49.20%22.11%
実技90.33%52.22%62.11%32.80%

生保・損保業界で働いていればきんざいで受験した方が容易かもしれませんが、特段強みを持っていないのであればFP協会が統計的に狙い目です。

受験先による取得資格に差はなく、何より合格しなければ時間を費やす意味が生まれません。
お金についての一定知識の勉強と資格取得に目標を定めて最小の時間とやる気で合格を狙うなら、FP協会での受験がオススメです。


かまち
前述の通りファイナンシャル・プランナーの資格だけで食べていける人は限られていることから、私は「合格優先」で割り切りました。
資格で食べていくなら、やはり「中小企業診断士」や「社労士」を目指す必要があります。


実際に行った勉強方法の内容&良し悪し

受験方針をもとに2023年1月の試験に向けて取り組んだ勉強方法について、具体的な内容と良し悪しの感想をまとめておきます。

<勉強内容>方針①:FP2級取得を目標に勉強する

購入した書籍は以下の2つです。いずれもLEC FP試験対策研究会の出版になります。




かまち
テキストは分厚く、結果としては半分も読み切る前に試験日を迎えてしまいました。
後述しますが、早く一周目を通すことを目的にwebから学ぶことにしていたため、特段不都合は生じませんでした。

テキストをあえて「FP2級」にしたのは、FP2級の合格を目的としているほか、FP3級の内容はFP2級と重複する部分も多いことから、2級テキスト1冊で十分と判断したためです。
FP3級の合格が目標であればテキストはなくても十分合格できてしまうかもしれませんが、受験後も辞書代わりに手元に1冊あると家計で困った時にサッと確認でき、頼りになります。


参考までに、FP試験の参考書は、TAC出版の「FPの教科書」が一番人気があり、Amazonでのレビューも高く、また実際に本屋でも最も平積みされていました。

ただ、私はあえてLEC FP試験対策研究会の参考書を選びました。
理由はずばり、LEC FP試験対策研究会だけが動画(YouTube)による講座視聴環境が整っていたからです。

テキストの内容を抜粋した講義動画のため、テキストを読み込む前に学習分野全体を把握する目的で視聴すると便利でした。
どちらを活用しても遜色ないかと思いますが、じっくり座って勉強できるならTAC出版の「FPの教科書」、本を手にする時間が少ないならLEC FP試験対策研究会の「合格のトリセツ」という使い分けでよいかと思います。


<勉強内容>方針②:書籍に頼らず勉強する

最も活用したのは「YouTube」です。
通勤中にひたすら耳で聴きました。


かまち
私の車は10年以上前に購入し、車内にBluetooth環境が整っていないため、代わりにAmazon社の製品「Echo Auto」をセットしています。
これによりスマホからの音を車内に流せるほか、アレクサに呼びかけることが可能になります。

YouTubeを活用して特に便利だったチャンネルは以下の2つで、理由と併せてまとめておきます。


  • 最速簿記 / 最速FP
     ⇒ 圧倒的な量を学習できます。
      ただ、数字が最新の内容に更新されていない動画には注意が必要です。
  • みきてぃーのFP2級試験対策講座
     ⇒ 最新の情報が発信されているので、試験直前の知識確認に便利でした。
      ちょっとした語呂合わせも頭に残りやすいです。

また、目で見て勉強できる時に重宝したのは以下の3つのwebサイトです。
ネット上で調べるといくつかヒットしますが、私がこれらを選んだ理由も併せて記載しておきます。


  • テキスト学習:究極のFPテキスト
     ⇒ ほどよい情報量とビジュアルにまとめられていて、全分野を素早く学べます。
      2級試験のページはありません。
  • 問題演習:FP3級過去問題解説
     ⇒ 大量の過去問を分野毎に学べるので、試験対策のほか苦手分野を潰すのに重宝します。
      2級試験のページもあります。
  • 語呂合わせ:東条ファイナンシャルプランナーズオフィス
     ⇒ 語呂合わせの確認時にこのページをよく見ていました。
      語呂合わせの精度は高めです。


かまち
このほか、問題演習で間違った時は内容をgoogle検索し、その場で知識を深めるように努めていました。

なお、アプリは積極的には使わなかったものの、ネット上の評判をふまえて以下の2つをインストールしました。
使い心地に大差はありませんでしたが、表示広告が後者は画像のため気が散ることから、限られた時間で集中するなら前者がおすすめです。



<勉強内容>方針③:時は金なり、やる気も金なり

使える時間を少しでも増やすために取り組んだもののうち、最も良かったと感じたのは「YouTube Premium」への課金(広告排除・画面OFF時も視聴可能)です。
正直なところ、今回勉強するまで「YouTubeはタダで見れるのだから、課金はありえない!」と思っていました。

ただ、耳で学ぶ時間を最大限多くする目的のみならず、広告が入ることで集中力が途切れる状況を排除したかったため思い切って課金したのですが、正直かなり使い心地が高まり、良い自己投資でした。
スマホの画面をオフの状態でも聴くことができるため、スマホを誤タップすることでの動画停止や広告移遷といった煩わしさもなくなります。


かまち
YouTube Premiumを試したことがない方は1ヶ月無料で試せますので、まずは無料体験で使い心地を試してみるのがオススメです。
数秒間の広告&画面オフ再生機能と言えど、これらの有無で学びの集中力が違います。

加えて、やる気を高めるために活用したのが習慣化アプリの「みんチャレ」です。
スキマ時間での集中に関する別記事の中で紹介したアプリになりまして、こちらは課金すると年間4700円もかかってしまう(スマホアプリにしては高い!)のですが、日々のモチベーションを保つのには最適です。
大手企業のアプリではないながらも、勝間和代さんが一押しされていて有名です。


かまち
みんチャレも1チームだけの参加なら無料で試せます。
取り組んだ時のご褒美用にお菓子を用意し、楽しみながら試験のモチベーションを保ちました。

またこれだけスマホの力を活用するとなると通信量と通信速度が欠かせません。
私はNTT docomoの「ahamo」を契約しているのですが、YouTubeやweb視聴を多用しても通信量20GBは超過することなく、速度遅延を起こすことなく快適に学習できました。
スマホの通信料金は各社で様々なプランが用意されていますが、余計なことを考えずに大容量かつ安定した通信速度を低価格帯で準備するなら「ahamo」が手っ取り早いです。

YouTubeは専ら耳で聴くことが多かったため、予め「データセーバー」の設定にしていたのも通信量超過を起こさなかった要因かもしれません。


かまち
YouTubeのデータセーバーは一度設定しておけばその後も反映されます。
アプリ右上の「設定」アイコンから「動画の画質設定」⇒「モバイルネットワーク接続時」⇒「データセーバー」とタップすれば完了です。

受験当日にむけて|投下した勉強量実績&私が失敗した「当日準備」の振り返り

2023年1月22日(日)にFP3級試験を受け、自己採点の結果「正答率9割以上」を達成できました。
合格ラインを無事突破できましたが、今後受験される方の参考になるよう、それまでに投下した勉強量の実績と当日準備の失敗談をまとめておきます。

受験に向けての勉強量

勉強方法は既述のとおりですが、実際に行った勉強量の実績は以下の通りでした。




かまち
速習問題集を解く時以外は、机で勉強せずに取り組めました。

速習問題集を解くためにまとまって確保した時間は5時間×4日ほどです。
それ以外の勉強は試験までの約2ヶ月の間、通勤や昼休みのスキマ時間で補いました。

スキマ時間でもコツコツ勉強することで、意外と知識が身に付いたことに自分自身驚きです。
勉強量は少なくとも、毎日FP試験のことを学び、何度も繰り返し視聴していたことが記憶の定着に役立ったのかもしれません。


かまち
繰り返し学習は記憶の定着に効果的だとカナダのウォータールー大学の研究からも示されています。(参考「エビングハウスの忘却曲線とは? 本来の意味やビジネスへの賢い活用法を解説(THE OWNER)」)
FP試験は学ぶ量が多く、一度で理解できないことも多いですが、繰り返して学び続けると意外と理解が進みますよ。

受験日当日までに必ずやること、そして私が当日失敗したこと

受験日を安心して迎え、そして当日に無駄を起こさないためにも以下の2点を欠かさず準備しましょう。


  • 家から試験会場までの道のり(電車の時間等)を調べる
  • 試験会場周辺の昼食場所を調べる


かまち
当たり前の準備かもしれませんが、侮るべからずです。

試験会場までの道のり」はGoogle Mapでの検索がおすすめです。
Google Mapなら「ドアtoドア」の道のりを複数提案してもらえるからです。
余裕をもって勉強できていれば気分転換がてら徒歩の多いルートで行き、一方勉強時間が足りなければ最短ルートで行くよう計画しました。


かまち
試験当日は天気も良かったので、運動不足解消もかねて徒歩の多いルートで私は行きました。
歩きながら耳でも学べますしね。

続いて「試験会場周辺の昼食場所探し」ですが、この準備は地味ながらも非常に大切です。
というのも、FP試験は午前学科・午後実技の2部構成になっており、午前の試験は時間に余裕があることから、多くの受験生が退出可能時刻と共に退出します。
途中退出を活用することで、昼食時間と合わせて1時間半程度の勉強時間を確保できるのです。


かまち
日頃時間の限られているワーパパにとって、まとまった1時間半はかなり貴重です。

実際の経験をふまえると、昼食場所は「(弁当を持参して)建物内の休憩スペース or 公園」が最強です。
なぜなら、みな同じように途中退出を考えていることから、近隣の飲食店や喫茶店は受験生で殺到し、自席を確保できないリスクがあるからです。


かまち
この点、私は試験当日に失敗しました。
途中退出後にダッシュで行けば大丈夫だろうとたかを括っていたものの、近くのマクドナルドで席が取れず、貴重な時間をロスしてしまいました…。

したがって、昼食場所の候補を複数探しておくのは言わずもがなですが、「事前に用意しておいた昼食を食べる場所」を決めることが、確実な勉強時間確保につながります。
昼食時間を勉強に充てるメリットは、直前の追い込み勉強ができる点にとどまりません。
午前中の学科試験で分からなかったことを調べ、解決しておくことにより、不安なく午後の試験に臨むことができます。

(参考:その後)FP2級を受験したけど、目的によって使い分けもアリ

元々FP2級取得を目指していたため、その後はFP2級を受験しました。
FP3級受験時の振り返りが功を奏してか、ストレートでFP2級も合格できました。


かまち
FP2級の受験勉強は別記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。

ただ、効率的な資産運用を目的とするのであれば、FP2級の受験よりも資産運用検定を先に受験した方がより深い学びを期待できます。
私はFP2級の受験後に資産運用検定3級を受験しましたが、内容が専門的かつ実務的で、「本格的に資産運用を始めるにあたり、知識を漏れなく正確に学んでおきたい!」と考えている人には先に資産運用検定の受験をオススメします。


かまち
資産運用検定は2022年に創設されたばかりですが、参考書や試験問題は時事的な内容も織り込まれていて、熟度の高い内容でした。
今は普及に向けた割引キャンペーンが行われており、お得度高めな資格です!(2024年2月時点)


〜おわりに〜

FP3級の受験を通じて、机に向き合う時間が少なくともスキマ時間に取り組む工夫をすれば勉強はでき、知識も十分身につけられるという実感が湧きました。
あくまで2級合格が目標ですので、まだ通過点ではありますが、このまま続けていけばFP2級合格も十分狙えると感じています。

FP試験は学びを無駄なく日常に活かすことができ、仕事だけでなく家族にまつわるお金の悩みの解決に役立ちます。
日本経済は明るい話題が少ないだけに、戦略的に家計をやりくりする「生き抜く力」を磨くのに大変オススメです。


かまち
「できない」を言い訳にするのは簡単ですが、だからこそ「できた」を積み上げて自信とスキルを高めていきたいですね。

じゃあな、またな。

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