おすすめの子供用銀行口座開設|もはや比較不要で楽天・SBJの2択か

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「子供の貯金にお得&便利な口座を探したら、結局楽天銀行かSBJ銀行だったお話」を紹介します。

「銀行口座は比較サイトでたくさん見つかるけど、どれにしようか迷う…」
「いざ申し込もうとしたら、未成年では口座開設ができず断られて面倒!」

とお悩みの方々の助けになれば幸いです。
なお、私は2つの銀行のうち、楽天銀行で子供用口座の開設に至りました。


結論:子供が作れる&利率・利便性・手間の観点から絞ると、楽天銀行かSBJ銀行に決まる

未成年者の場合、口座開設できる銀行は限られています。
子供が口座開設でき、かつ最も高い利率が見込める銀行候補は、SBI新生銀行です(2025年2月時点)。
この場合、SBI証券と連携させることが条件となります(連携させると0.40%、させないと0.21%)。

SBI新生銀行に続く候補は、楽天銀行SBJ銀行です。

普通預金金利は楽天銀行・SBJ銀行ともに0.20%が適用されますが、SBJ銀行の方が1ヶ月定期預金が利回り0.25%と優ります(未成年の場合、楽天銀行のマネーブリッジを利用できません)。
一方、SBJ銀行は窓口へ出向かないと未成年は口座開設ができません(楽天銀行は未成年口座もスマホで完結)。

楽天銀行もSBJ銀行も、ATM手数料は月数回無料になります
また、両行とも長期での定期預金金利が高いのは、他行より魅力なポイントです(期間1年の場合、楽天銀行:0.275%・SBJ銀行:0.40%)。
身近にSBJ銀行の店舗があればSBJ銀行での口座開設、なければ開設の手間とコンビニATMでの利便性から楽天銀行での口座開設がオススメです。

なお、「利息の代わりにポイント還元でもよい!」という方は、三井住友銀行のOliveは口座残高に関わらずVポイントが年間1,200〜2,400pt自動で貯まるため、Oliveを活用するのも一案です。


思ったようにいかない!未成年者は口座開設ができないぞ?

子供が産まれ、お祝い金やお年玉をもらった時、「子供の将来のために手を付けずに取っておこう」と考える方も多いのではないでしょうか。
我が家では家計が厳しくなっても子供のお金には手を出さないために、別の口座を開設しました。


かまち
今や高校卒業時の進学率は約55%(参考:文部科学省)と、2人に1人が大学・短大へ行く時代。
将来は学費の悩みも出てきますから、着実な蓄えが欠かせません。

預金先をネットで検索すると、比較サイトが多数出てきます。
比較サイトでは利息やATMの無料特典等の項目を丁寧に説明されていて、とても分かりやすく便利ですよね。

しかしながら子供の口座開設となると思ったとおりにはいきません。
なぜなら、未成年の場合は口座開設をさせてもらえない銀行も多いのです。


かまち
利息の高いネット銀行では特に子供用口座を作れませんでした。
かと言ってわざわざ銀行の窓口に並ぶのも今の時代かなり微妙です。


まとめました|ネット銀行を利率の高い順に並べ、利便性&手間の少なさで検討してみる

子供用の口座は貯蓄用であれば使用頻度は低く、頻繁な取引は見込まれません。
一方、ATM利用や振込で手数料が発生するとせっかくの利息が台無しになりますので、無料特典は必須です。


かまち
手数料が発生する場合、ほぼ100%で「利息<手数料」となります。
低金利時代ですから、やむを得ません。

そうなると、基本的には手数料無料の条件が優しいネット銀行からの選定となります。
そこで私は、以下の基準軸で選定しました。


  • 第一|利率の高さ
  • 第二|利便性の良さ
  • 第三|手間の少なさ

一言で言い表すなら、「もらえるものはできるだけもらい、その上で使い勝手が良くて手間も少ないもの」です。

基本的に引き出さずに貯めておくお金ですので、「減らないこと」が大前提ですが、それでもできるだけ利息はほしい。
ただ、思ったように使えなかったり、自分の時間を徒に消費したくないので、利便性や手間の少なさも優先度を意識して選定することにしました。

次から、普通預金金利の高い順に口座検討をしていきます。
(※金利の順番は2024年12月時点の情報ですので、お読みになられている時期の金利状況を勘案のうえお役立て下さい。)

東京スター銀行|最大0.60%

首都圏で時折見かける東京スター銀行
意外にも外資系(台湾)の銀行です。

給与や年金を受け取る口座に指定したり、NISA口座を保有して投資信託を購入する等の条件を満たすことで普通預金金利は最大0.60%まで上昇します。
しかし、いずれの条件も未成年では達成できないため、子供の場合は普通預金金利0.20%の適用となります。

未成年口座は郵送では受け付けておらず窓口まで出向く必要があり、また定期預金金利は0.205%(預入期間1〜5年)と旨みも少ないため、却下です。

auじぶん銀行|最高0.51%

auじぶん銀行も、カードの引き落としやアプリ・証券口座と連携すると最大0.51%まで普通預金金利をアップできます。

しかしながら、満15歳未満の方は口座を開設できないため、却下となりました。


かまち
今後口座開設できるようになっても、高い利息にはクレジットカード所持等の要件があることから、未成年では叶わなそうです。

GMOあおぞらネット銀行|最大0.50%

インターネットで手広く事業を行っている会社で思い浮かぶのが「GMO」。
広告でもよく見かけますよね。
そのGMOが出資している銀行がGMOあおぞらネット銀行です。

GMOあおぞらネット銀行では、2023年4月からHabittoと業務提携し、ハビト支店口座を開設できるようになりました。
ハビト支店口座の場合、口座残高100万円以下の普通預金利息は0.50%になるのですが、残念ながらHabittoは未成年での利用ができず、普通預金金利0.20%が適用となります。
未成年でもスマホから口座開設はできるものの、定期預金金利は期間1年では0.31%あるものの円預金だけでは振込手数料の無料特典も少なく、却下です。


かまち
マイナス金利が解除され、2025年4月時点ではどこの銀行も普通預金金利が0.20%まで上昇していますので、定期預金金利で差があるかが目の付け所です。

あおぞら銀行BANK支店|最大0.50%

BANK支店の口座であれば、手間要らずで普通預金は0.50%(100万円超は0.35%)となるあおぞら銀行BANK支店
定期預金なら、1年もので0.65%まで上昇します。


かまち
複雑な条件を課されずに高金利となることから、発表当時はとても話題になりました。

早速開設しようとしたものの、子供の場合は画面入力を進められず。
電話窓口へ問い合わせたところ、未成年者でもBANK支店の開設は可能ながら、窓口へ出向く必要があるとのことでした。
そして肝心な部分になりますが、「今回のケースでは普通預金金利0.35%は適用されない」との回答がありました。

そうなると、有人店舗の普通預金金利0.20%が適用されますから、BANK支店で開設する意味はありません。
かつては「あおぞらポケット定期」のような利息が0.05%と、当時の金利(相場0.001%)に比べて高い定期預金もありましたが、2022年4月17日をもって新規のお預け入れ終了となり、現行の定期預金金利(有人店舗)は0.20%となります。

後述のとおり定期預金金利が0.20%以上で、かつスマホで口座開設可能な銀行が存在することから却下となりました。


かまち
あおぞら銀行BANK支店も、先に紹介したauじぶん銀行・東京スター銀行も、親が活用する分には非常に魅力的な口座なんですけどね。

SBI新生銀行|最大0.40%

SBIの冠が付く銀行は多岐に渡っていますが、そのうちのSBI新生銀行SBI証券と連携することで普通預金金利が0.40%まで上昇します(連携しない場合は0.110%)。

SBI新生銀行は未成年口座でも開設でき、またSBI証券も未成年で開設可能なため、新生児でも普通預金金利0.40%の恩恵を受けられます。


かまち
あまりの金利の高さに驚きましたが、SBI新生銀行へ問い合わせたところ未成年でも「SBI新生コネクト」を申し込み可能で、翌々月からダイヤモンドステージにステージアップすることを確認済みです。

UI銀行|最大0.40%

東京きらぼしフィナンシャルグループから2022年1月に誕生したUI銀行
東京きらぼし銀行は信用金庫からスタートし、合併を繰り返して2018年に社名変更により誕生した銀行です(旧八千代銀行、旧東京都民銀行、旧新銀行東京の合併により現在に至る)。

アプリの操作で口座管理できる今の時代に沿ったスタイルで、「女神のサイフ」を利用すれば、普通預金金利は何もせずとも0.40%が適用される気軽さは魅力的なポイントです。
ただ、残念ながら16歳未満の場合は口座開設ができず、よって却下となりました。

なお、UI銀行は定期預金が期間6ヶ月で0.70%、1年で1.0%の利息が付きます(1000万円未満の場合)。
また他行振込手数料は86円と格安で、一番低いステージでも振込・ATM手数料無料の優遇が付き、難しい条件を考えずに「高金利かつ手数料削減」を実現したい方にはイチ押しの銀行です。


かまち
誕生して間もないこともあり、キャンペーンにより金利が上昇したり、現金プレゼントにも積極的です。
UI銀行は馴染みがないものの金利と手数料の双方が魅力的で、家庭用の口座に活用するのにオススメです。

イオン銀行|最大0.25%

イオンモール内で常に一角を占めるイオン銀行
イオンの中でマイナーなイメージながらも、実はかなりの稼ぎ頭です。
こちらも条件を積み上げることで最大0.25%まで普通預金金利が上昇します。

ただ、その条件を得るにはクレジットカードの保有・利用やWAONの利用実績等を積み上げる必要があり、手間がかかります。
何より、満18歳未満はクレジットカードが持てませんので、条件達成は容易ではありません。
条件未達の場合0.20%が適用されますので、残念ながら却下です。

楽天銀行、SBJ銀行|最大0.28%、最大0.30%

ポイ活で人気の楽天銀行と、預金商品の開発に力を入れているSBJ銀行
今まで紹介した他行の普通預金金利と比べると見劣りしますが、楽天銀行はマネーブリッジの利用で最大0.28%、SBJ銀行は普通預金プラスの利用で0.30%まで適用金利が上昇します。


かまち
かつては両行とも同じ最大金利でしたが、2025年4月時点ではSBJネット銀行の方が優位です。
定期預金金利(期間1年)も楽天銀行は0.225%、SBJ銀行は最大0.60%と、SBJネット銀行が上手です!

そして、どちらの銀行も未成年の口座開設が可能です。
ATM利用や振込の手数料は月数回無料になる特典もあり、余計なコストも抑えられます。


かまち
楽天銀行ならスマホから新規開設が可能で、印鑑も不要です!
印鑑作りが不要になるだけでなく、登録した印鑑を将来忘れる心配もなくなり、非常にありがたいです。

ただし、楽天銀行のマネーブリッジは未成年の利用ができないため、金利0.20%が適用されます。
この点は他行と差がなく残念ではありますが、キャンペーンとして高利回りの定期預金が販売されるのは大変魅力的です。

一方、SBJ銀行は未成年でも普通預金プラスの優遇(0.3%)が受けられるものの、店舗窓口へ行かないと未成年口座の開設はできないのが難点です。
とはいえ定期預金の事情はこちらも変わらず、100万円を上限に利用できる定期預金「ミリオくん」では最大1.35%の利息(期間10年)が見込めるのは他行にはない魅力です。

加えてSBJ銀行の難点は、ローソンのATMを利用できないことが挙げられます。
その点、楽天銀行はどのコンビニATMでも利用でき、口座開設の手間しかり利便性では優ります。

身近にSBJ銀行の店舗があればSBJ銀行での口座開設、無い場合は楽天銀行での口座開設がオススメです。


かまち
私は自分の口座で楽天銀行を持ち合わせており、同行間では振込み手数料が無料になるのも決め手の一つでした。
楽天市場でのポイント還元が大きく、生活口座には楽天銀行を使っています。

<参考>

2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策の解除を発表しました。
これにより金利のある世界に日本も戻りつつあり、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行といった大手銀行は軒並み普通預金金利を0.001%から0.02%まで上昇することを発表しました。


かまち
その後、追加利上げが続き、2025年4月時点でのメガバンク3行の普通預金金利は、0.20%まで上昇しています。

メガバンク3行が普通預金金利を上昇させたことに伴い、今後ネット銀行も金利を上げることが想定されます。
なお、2025年4月時点では「みずほ銀行」「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」全てにおいて未成年口座をスマホから開設可能となりました。
中でも、三井住友銀行の「olive」は、口座残高に関わらず三井住友ダイレクトによる他行宛振込手数料が毎月3回まで無料のほか、Vポイントが年間1,200〜2,400pt貯まるのでお得感が高くイチオシです。


かまち
三井住友銀行の「Olive」については別記事にまとめています。
紹介コード「FF885181633240」を入力して開設すると、Vポイントを1000ptもらえて更にお得です!

補足①|SBJでも別に良いんじゃ?

SBJ銀行が楽天銀行に対して著しく劣っているという訳ではありません。
人によっては、SBJ銀行に決定した方が使い勝手は良くなります。

参考までに、2025年4月時点の両行の手数料をまとめると以下のとおり。

SBJ銀行楽天銀行
セブン月10回まで無料残高10万円以上で月1回、
残高50万以上で月2回まで無料
(残高100万以上なら月5回)
ローソン残高10万円以上で月1回、
残高50万以上で月2回まで無料
(残高100万以上なら月5回)
ファミマ月10回まで無料残高10万円以上で月1回、
残高50万以上で月2回まで無料
(残高100万以上なら月5回)
ミニストップ(イオン)月10回まで無料残高10万円以上で月1回、
残高50万以上で月2回まで無料
(残高100万以上で月5回)
振込手数料(他行宛)月5回まで無料残高10万円以上で月1回、
残高50万以上で月2回まで無料
(残高100万以上で月3回)

SBJ銀行では残高を気にせずとも手数料無料の恩恵が得られます。


かまち
ただ私の場合は、子供用の口座は頻繁なお金の出し入れもなく、また残高10万円維持はそれほど難しい条件に感じなかったことから、各コンビニで利用できる点が楽天銀行での口座開設の決め手となりました。

以下のような方にとっては、楽天銀行よりもSBJ銀行で開設する方が適していると言えるでしょう。


  • 将来に移住する予定がなく、最寄りのローソンで使えなくても不便ではない。
  • マメに定期預金へ移し替え、より高い預金金利を得たい。
  • ATMでの入出金や振り込みの頻度が多い。

SBJ銀行は定期預金金利がとても高いので、この部分を重視される場合はSBJ銀行が有力な選択肢となります。

補足②|預金よりも利息を期待できる方法はある?(もちろん子供用として利用できる手段で)

子供の預金は「利息は良くて0.20%」というのが今の日本の銀行預金の現状です。
とは言え、「もう少しリスクを取ってもいいから、利息を多くもらいたい!」という方もいるかと思います。


かまち
将来、子供にできるだけ多くのお金を残してあげたいという気持ちはとても分かります。
私立進学時にかかる費用、私は考えるだけで足がブルブルしてきます…

私自身、子供用の蓄えは「全額預金」とはせず、一部はリスク控えめなもので運用しています。
実際に取り組んでいる方法は以下の2つです。


  • 証券口座から債券を購入し、利息を得る
  • ソーシャルレンディングで少額投資をし、利息を得る

いずれの方法も、両方とも元本に対して利回りを得る運用方法です。
債権もソーシャルレンディングも「デフォルト(投資先の経営悪化・破綻)リスク」はありますが、償還時は「投資元本+利息」が手元に入る運用手法のため、株式や投資信託のように「日々の元本変動」を心配する必要ありません。

具体的には、前者の場合は楽天証券の口座を開設し、安全性の高い発行体(債券の発行元会社)の債券を購入しています。
例えば、以下のような案件は実際に購入しても良いかなと思った案件です。

債券発行体【信用格付け】年限利回り(税引前)最低投資額備考
JICA【AA+:R&I】5年0.517%1万円SDGs債(2023年発行)
カゴメ株式会社【A:R&I】1年0.20%10万円「つぶより野菜」1箱付き(2023年発行)
日本国【AA+:R&I】5年0.95%1万円第169回個人向け国債(2025年発行)

かまち
最近では「楽天グループ株式会社」や「日産自動車株式会社」の債券発行もありました。
ただ、子供のお金ゆえに万一の毀損があってはならないので、少しでも不安を感じた案件には手を出さない方針で購入するか選んでいます。

この手の運用で厄介なところは、最低投資金額が大きくなりやすいことから、まとまったお金が必要となる点です。
とは言え、子供の将来の蓄えであれば長期間使う見込みがないことも多く、ほったらかしで高い利回りを得られるのは魅力的です。
なお、証券口座はジュニア NISAがかつて登場したこともあり、楽天証券に限らず多くの証券会社で未成年口座を開設できる環境にあります。


かまち
あまり知られていませんが、個人向け国債で最も短期間の3年であっても、利回りの下限は年0.05%と決められています。
それゆえ、特定の銀行に預けるよりも安全かつ利回り高く蓄えることができ、「リスクはとにかく下げたいけど銀行預金より蓄えたい!」なんて方にはオススメです。
(参考:個人向け国債についてのよくある質問(財務省 HP)

一方で、ソーシャルレンディングでは未成年口座を開設できる会社は1社(クラウドバンク)しかありません(2025年4月時点)。
ソーシャルレンディングの方が発行体のリスクは高まるものの、債権同様1万円から投資できるところも多く、加えて利回りも4%前後まで上昇し、そのうえ運用期間も1年前後と短い点は使い勝手が良いと言えます。

ソーシャルレンディングについては「クラウドバンク」を活用していますが、子供用口座の開設方法や運用方針については別記事にまとめていますので、気になる方は下記よりご覧ください。


かまち
ソーシャルレンディングなら「最低額の『1万円』で運用」しても年400円の収入が見込め、「楽天銀行やSBJ銀行に『13〜20万円』を預金しておく」のと同等の利益になります。
ソーシャルレンディングには怪しい会社もあり、金融庁もHPで警告しており安易に飛びつくのは危険なため、信頼性とリスク分散の観点から「クラウドバンク」を私は選びました。


楽天銀行、所有していると良いことあるの?

楽天銀行に馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますので、楽天銀行の良さについてまとめておきます。

子供の口座開設での決め手になった理由として、親が楽天銀行の口座を持っていたことを挙げました。
親が楽天銀行を持っていて実際に感じているメリットは以下のとおりです。


楽天証券口座を用意し、マネーブリッジを設定すると普通預金の金利が0.28%にアップ
 (ただし、金利0.28%が適用されるのは300万円まで。それ以上の金額に対しては0.22%を適用。)
SPU(スーパーポイントアップ)プログラムにより、楽天市場で得られるポイントが最大1%アップ
 (楽天カードの引落先口座・給与や賞与等の受取先口座に設定で+0.5%×2。)


1点目の預金金利についてですが、楽天銀行はマイナス金利解除前の普通預金金利が軒並み0.001%の時から0.1%との高利回りを設定しており、定期預金も利回りが高く、金利の面ではかなり積極的な姿勢です。


かまち
2022年4月から、300万円を超えた分は適用金利が下がる内容にマネーブリッジの特典が改定されました。
300万円以上の貯金がある方は、預金保険対策(破産した際に預金のうち1,000万円以上の金額は保護されない)も兼ねてUI銀行あおぞら銀行BANK支店の利用もオススメです。

2点目のSPUのポイントアップについては、楽天市場で日頃から買い物をされる方にはかなり嬉しい恩恵です。
育児が始まるとミルクやおむつの購入で毎月の出費がかさみむものの、お買い物マラソンと組み合わせれば簡単に10%以上のポイント還元が得られます。

そのほか、楽天銀行のハッピープログラムでは、口座引落や給与等の受取時に数ポイントですが楽天ポイントが得られます
加えて、毎月のエントリーが面倒ではありますが、取引に応じて都度現金10円がもらえるキャンペーンもあります。
いくら預けても大して利息の付かない時代ですから、ポイント還元しかり、僅かであっても銀行から収入を得られるのは価値ある利益と言えます。

楽天銀行での口座開設時に必ず確認しておきたい1つのこと

私が開設した2020年の時も行われていましたが、2025年4月時点でも子供の口座開設キャンペーンが実施されています。

以下の条件を満たすことで1,000円プレゼントされ、とってもお得です


・口座の名義人となるお子さんの年齢が12歳以下である。
・期限までに口座申込・口座開設を完了させる。
・期限までに当該口座へ入金する。


条件も難しくなく、リスクもありませんので、活用しない手はありません。


かまち
金利上昇局面とは言えど、1000円の特典は金利0.20%の環境では500万円を1年預けた分と同等の魅力があります。
大変お得なキャンペーンですので、開催有無は絶対確認しましょう!


〜おわりに〜

インターネットから銀行口座を開設できるようになり、開設できる銀行の選択肢はこの10年間で広がりました。
選択肢が増えただけに、自分の基準を明確にしておかないと思うように決められません。

また、子供の口座開設は大人と違って条件が厳しいですから、つい嫌になって投げやりに開設しないよう注意が必要です。

子供の口座は将来にわたり長く付き合うこととなりますので、大切な口座選びに私の経験が役に立てば幸いです。


かまち
将来お子さんに口座を引き渡す際、大事にお金を管理していたことが伝わるといいですね。

じゃあな、またな。

最新情報をチェックしよう!