2022年夏、まさかのコロナ感染!会社へ報告・家族の対応&備え3選

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「2022年夏にコロナに感染した経験を踏まえて、会社・家族への対応を要領よくこなすポイント」を紹介します。

「万が一感染した時、どのように立ち振る舞えば被害を減らせるだろうか」
「いつコロナに感染しても大丈夫なように準備をしておきたい」

とお悩みの方々の助けになれば幸いです。

結論|いかに初動できちんと対応するか、そして家庭できちんと隔離できるかが被害を最小化する上で肝要

2022年7月、日本のコロナ感染者数が世界一を記録しました。
以前に増して「コロナに感染した」という話を聞くようになりました。

私自身、気付いたらコロナに感染してしまったのですが、コロナの影響を家庭・職場それぞれに最小限に抑えるためには初動対応が大事だなと実感した次第です。

自らの経験を踏まえて、特に抑えておくべき初動対応は以下の3点です。


  • その日ないし翌朝から発熱外来で診察してくれる病院を家を出る前に探す
  • 発熱・体調不良の時点で会社には一報しておく
  • コロナの判明前から家庭内で自分を隔離する

特にサラリーマンとして働くワーパパは、職場と良好な関係を築いておかないと色々働きづらいところも出てきます。
それゆえ、信頼関係を徒に損なわないよう、会社の立場になって行動する気配りも大切です。

また、会社勤めの方にとってコロナの何が悩みかと言えば10日間程度出社が制限されてしまう「療養期間の長さ」ではないでしょうか。
療養・待機期間の長さを予め意識しておき、仕事への影響を減らせるよう①簡単に食べれる食料品をストックしておく、②自室の部屋を掃除しておく、③テレワークで仕事ができる体制を構築しておくの3点をオススメします。
そうすることで、家庭内での拡大・被害防止にもつながります。

日本国内でのコロナの対応方針は刻々と変化しています。
変化に適応しつつ、自らをきちんと守る策を自らの手で用意しておくことが欠かせません。


気付いたら、感染経路不明でコロナに感染してた

私はいま、妻と子の3人家族で暮らしています。
夫婦の祖父母共に遠方のため、共働きの我が家ではワーパパとして私も積極的に子育てに参加しています。
もちろん、料理を始め家事のほか、子供の送り迎えも協働で行う毎日です。

子供は2020年コロナ流行以後に生まれたため、まだ保育園に通っています。
2021年になると子供へのコロナ感染、ひいては家族内感染が流行り、我が家も心配はつきませんでしたが、この時は幸いにも無事に乗り越えることができました。

2022年7月、コロナの新規感染者数は、日本が世界一となりました。(参考:WHO “新規感染者は日本が世界最多” 1週間当たり約97万人(NHK)
そんな中、感染予防を徹底していたつもりだった私も、ついに心当たりなくコロナに感染してしまいました。

今回はコロナで悩むワーパパが一人でも減ることを願って、感染した経験からどうベストな対応はどうすべきだったのか、振り返ることにしました。


「コロナかも?」と思った時点で、取るべき3つの初動対応

コロナになった時、何が困るかと言えば「職場に迷惑をかけてしまう」という悩みが一番大きいのではないでしょうか?

私もまさにそれを一番心配していた一人でした。
なんといっても「陽性者」と「濃厚接触者」における長い自宅療養・待機期間は頭を悩ませます。


かまち
コロナはニュースでも取り上げられているように重症化するケースは稀です。
それゆえ、命の危険より仕事のことを気にする方は多いのかなと。

とは言え、コロナを完治する前に出社をし、クラスターを引き起こして職場が機能停止してしまっては元も子もありません。
職場への被害を減らす観点からも、体調不良と思った段階で以下の3つの初動対応を取ることが欠かせないと感じました。


  • その日ないし翌朝から発熱外来で診察してくれる病院を家を出る前に探す
  • 発熱・体調不良の時点で会社には一報しておく
  • コロナの判明前から家庭内で自分を隔離する

それぞれの初動対応について、より細かく触れていきます。

①その日ないし翌朝から発熱外来で診察してくれる病院を家を出る前に探す

実際どこの病院も逼迫していることもあり、当日の発熱外来は受け付けていないケースがほとんどでした。
また、「かかりつけの患者のみ対応」という病院もあります。
特に土日となると、そもそも開いている病院も限られます。

事前に電話やwebからの予約が必要なケースも増えておりますので、まずは病院へ行く前に、診察可能か確認を済ませておきましょう。
でないと、炎天下・寒空の下屋外で延々待たされ、ひいては診療を受けられないまま1日を無駄に過ごすことになります。


かまち
診療が遅れると、それだけ家族や職場の同僚への対応も後手になりかねません。
HPの更新に手が回らない病院もありますので、HPの情報だけでなく、電話での念押し確認もオススメします。

②発熱・体調不良の時点で会社には一報しておく

速やかなホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、コロナのケースでも役立ちます。
コロナと判明せずとも、体調が悪い時点できちんと会社の上司・同僚に相談しましょう。
仕事の休みをもらうだけでなく、仲間への被害を抑えたり、自分の仕事を引き継ぐためには早めの相談が一番です。

また、もし検査結果で陽性となった場合、速やかに報告することはもちろんですが、報告を受けた会社側も社内処理や対応のために情報が必要となりますので、以下の内容を漏れなく伝えましょう。


  • 発症日、自宅療養期間、出社が可能となる予定日
  • 濃厚接触者の範囲
  • 検査方法(PCR検査・抗原検査)
  • 保健所からの指示事項

参考までに、会社側が気にする内容も、この際まとめておきます。

会社が気にするⅠ|「自宅待機期間」・「濃厚接触者」を深掘り

会社の身になれば当然ですが、二次感染防止や経営継続の観点から、いつ感染が分かり、誰まで影響があり、どれだけ出社が制限されるのかを気にします。


かまち
お客様への影響もありますし、大きな会社ではプレスリリースとして公表しているケースも多く見受けられますよね。

コロナが流行した当初は濃厚接触者や自宅療養期間のルールは不明瞭でしたが、今では自治体ごとに定められており、感染せずとも、そして医者に聞かずとも、web上で調べれば把握することが可能です。
この点、テレビでニュースを見ていても、視聴者の住んでいる自治体はバラバラなため、自宅待機期間や濃厚接触者の定義まで教えてもらえませんので要注意です。

例えば、私の住む埼玉県では、「自宅療養期間」「自宅待機期間」「出社が可能となる予定日」「濃厚接触者の範囲」は以下のとおり決められています。(参考:濃厚接触者の考え方(埼玉県HP 2022年8月2日時点)

各用語用語が示す対象(埼玉県:2022年8月2日時点)
自宅療養期間(有症状の場合)発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過するまでの間
自宅療養期間(無症状の場合)検体採取日から 7日間を経過までの間
自宅待機期間(濃厚接触者の場合)陽性判明者と最終接触があった日の翌日から5日間
出社が可能となる予定日有症状・無症状に応じた各期間の翌日
※ただし、同居家族が陽性となった場合、改めてその発症日を0日目として濃厚接触者の待機期間として扱われるため注意
濃厚接触者の範囲発症日の2日前から、診断後に隔離開始されるまでの間に次の①〜④に該当する方
①同居または長時間の接触をした
②手で触れることの出来る距離(目安:1m)で、マスクなどの必要な感染予防策なしで、「患者」と15分以上の接触をした
③適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護をした
④患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性がある

かまち
医療や看護・介護に従事している方以外は、濃厚接触者について①・②だけを気にすれば問題ありません。

但し書きのとおり、同居家族が陽性となると、出社までの期間が延長されてしまうので、家庭仕事への被害を抑えるためにはこの点注意が必要です。

会社が気にするⅡ|「検査方法」をザクッと知る

会社が意外と気にするのが検査方法です。
コロナの検査方法は多くの方がご存知のとおり「PCR検査」と「抗原検査」の2種類あります。
特徴を比較すると以下のとおりです。(参考:新型コロナウイルス感染症に関する検査について(厚生労働省HP)

PCR検査抗原検査
検査対象遺伝子配列タンパク質
特徴・少ない量のウイルスを検出できる
・判定時間は数時間以上
・一定以上のウイルス量が必要
・判定時間は30分程度

かまち
特徴を裏返せば、抗原検査では検出できずに陰性判定になる可能性があります(いわゆる偽陰性)。
抗原検査も有効な検査方法ではあるものの、「陰性判定だから自分はコロナではない」と早とちりしない方が賢明です。

会社が気にするⅢ|「コロナに感染したことの証明書」の発行方法

会社の手続きにおいて、コロナに感染したことの証明書を求められる場合もあるかと思います。
会社以外にも保険の手続きでも、必要になる場合はあるでしょう。


かまち
会社も虚偽の報告で長期休暇させる訳にいきませんからね。

受診した病院・クリニックによってはその場で証明書をもらえるところもあるようですが、都道府県でもいわゆる「療養証明書」を発行をしてくれます。
ただ、問い合わせが増加しているため発行までに時間を要するのが実態のようです。
例えば、千葉県では発行に3ヶ月以上かかるとアナウンスされています。(参考:療養を証明する書類について(千葉県HP 20222年8月1日時点)

そこで各都道府県療養証明書の代わりになるのが「My HER-SYS」の療養証明書です。
こちらはコロナ感染後に保健所から届く連絡を元に毎日病状を登録するサイトになりますが、2022年7月時点ではこのサイトから療養証明書を発行可能です。


かまち
簡素な証明ページですが、各都道府県や保険会社もこの証明で良しとされています。
自信を持ってこちらを提出しましょう。

③コロナの判明前から家庭内で自分を隔離する

コロナの厄介なところは「家庭内では防ぐのが大変な点」だと、私自身身を持って体感しました。
以前から聞いてはいましたが、会話のできない小さな子どもがいる家庭だと、特に防ぐのが大変のように思います。

コロナが家庭内で感染することで、家事が回らなくなるほか、仕事の復帰も遅れる可能性があります。
それゆえ、コロナの検査を行う前から「コロナに感染したことを想定して」対応しておくことが欠かせません。
予め隔離等の対応をとっておくことで、濃厚接触者に該当する妻や子の行動制限期間を徒に延ばす事態を防ぎ、ひいては家庭からの援護も得やすくなるはずです。


かまち
コロナ感染時における家庭内での対応は、東京都が発行する「自宅療養者向けハンドブック」が分かりやすかったのでオススメです。
抜粋ですが、以下の8つのポイントは私自身納得し、実践していました。(参考:新型コロナウイルス 
自宅療養者向けハンドブック <感染を拡げないために>(東京都福祉保健局)
新型コロナウイルス 自宅療養者向けハンドブック <感染を拡げないために>P7抜粋

怖い家庭内感染!家族を守るために備えておきたい、すぐに取り組める3つの備え

前章の初動対応3点目でも触れたとおり、家庭内での感染拡大は家事が回らなくなるほか、仕事の復帰も遅れ、良いことはありません。


かまち
会社勤めの方にとって、コロナの何が悩みかと言えば長い出社制限ですからね。

ご自身がコロナ陽性と判明した後、数日後に家族がコロナに感染・陽性となった場合は、その日を起点にご自身も濃厚接触者として行動制限がかかるため、出社までの日数が延々と先送りになってしまいます。
例えば、埼玉県の自宅療養期間を用いて示すと、以下のようなイメージになります。(参考:濃厚接触者の考え方(埼玉県HP 2022年8月2日時点)

日数01234567891011121314151617
本人発熱等
【陽性0日目】
判明・対策【濃厚0日目】【濃厚0日目】(当初療養解除の日)待機等解除
同居家族①【濃厚0日目】発熱等・判明・対策
【陽性0日目】
【濃厚0日目】(当初の待機解除)療養等解除
同居家族②【濃厚0日目】【濃厚0日目】発熱等・判明・対策
【陽性0日目】
(当初の待機解除)療養等解除

こうした感染が連鎖する事態を避けるためにも、家庭内での隔離を始めとする感染対策は本当に重要です。
今回感染した経験を踏まえると、コロナとの長期戦を安全に乗り切るには、以下の3点を事前に準備おくべきだと強く実感しました。


  • 簡単に食べれる食料品をストックしておく
  • 自室の部屋を掃除しておく
  • テレワークで仕事ができる体制を構築しておく

それぞれの詳細について、次項から触れていきます。

①簡単に食べれる食料品をストックしておく

コロナの療養は長期戦ですので、いかに家事を削減できるかも些細なことですが重要です。
夫婦両方がダウンした時はもちろんのこと、片方の時でも毎食の準備はしんどいものです。

買い物しかり、料理しかり、この時ばかりは手を抜きましょう。
ネットスーパーを頼むのもアリですし、レトルト食品を買いだめしておくのもアリだと思います。


かまち
最近は災害も多いので、レトルト食品のストックは多めにあって困ることはないかと。

ちなみに、私の住んでいる自治体では食料品が1世帯1箱支給いただけるとのことで、外出を控える観点から支給をお願いしました。

支給品が自宅に届いたのはコロナ判明日から4日後。
あまり期待をしていませんでしたが、写真をみて分かるとおり1世帯が1週間耐え凌ぐための量としては足りません。
Amazonで注文するほうが速いし量も確保できるので、こういう時はケチらない方が吉だなと反省しました。


かまち
我が家では時短・家事削減のため冷凍宅食「nosh」を普段から活用しています。
冷凍で長期間保存でき、メニューも飽きず、今回のコロナ感染時も大いに役立ちましたので、nosh
が気になる方は下記記事より確認ください。

②自室の部屋を掃除しておく

自宅で感染対策を行うとしても、肝心の隔離先は自室しかありません。
とは言っても、自分の部屋が無いとか、あってももはや物置状態とか、人によって色々状況はあるかと思います。

兎にも角にも隔離部屋として速やかに寝床として活用する必要がありますので、自室の掃除は欠かせません。
衛生面を整えつつ、横になれるスペースを確保しましょう。


かまち
私自身部屋はキレイではないので、発熱した状態での部屋掃除はとてもしんどかったです。

布団は寝室から運べれば問題ありませんが、運べない・余分に無ければ寝袋の活用が便利です。
1つ持っておくと災害時や、その他の病気で寝床を分けたいときにも有効活用できます。
それほどかさばりもしないので、私は使わない時、車のトランクにしまっています。

③テレワークで仕事ができる体制を構築しておく

出社ができなくなることで、自らの仕事において確実に以下のような事態に直面します。


  • 予定していた会議に参加できない
  • 締切のタスクを処理できない
  • 日次タスクを実施できない

このとき、出社しないと仕事ができない場合は、予定を変更(先送り)するか、他の人に依頼するかの2択になります。
しかし、テレワークで仕事ができる体制を整えておけば、自宅から会議にも参加できるし、仕事もある程度はこなせます。
仮に出社と同じレベルでの仕事量をこなせずとも、少しでも捗れば後々出社した時に楽になるはずです。


かまち
いわゆるBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を意識した対応として、テレワークは強力です。
コロナに限らず、日々のワーパパにおいて欠かせない業務手段ですね。
 

テレワークを少しでも捗らせるための方法を別記事にまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。

〜もし無症状・軽症状だったら〜 私だったらこれをやりたい

コロナが陽性だったとしても、人によっては無症状だったり、比較的軽い症状で済む人もいるようです。
とは言え、家族にウイルスを移す訳にはいかないので、隔離等の感染対策は欠かせません。
家族に移ると療養期間が長引くだけでなく、感染した家族が重症化するリスクもありますからね。

そうなると、テレワークができればまだしも、勤務時間に制限があったり、はたまたテレワーク環境が無い職場もあった場合、実態としておそらく暇です。
もし私がその状況下にあれば、間違いなく自己啓発に充てます。


かまち
子育てが始まると忙しいですし、まとまった時間なんてめったに取れませんから結構貴重なひとときです。

ただ、療養期間で1週間程度時間が取れたとしても、語学や資格勉強を一気に終わらせるのは難しいかなと。
よって、Udemyで動画学習をしたり、Kindle Unlimitedで数冊読むことの方が実りは多そうです。

私は日頃から隙間時間にUdemyを使っています。
Udemyは動画コンテンツなので効率良く学ぶことができ、そして割引でコストも抑えられるので、実践に活かせる学びを素早く身に付けたい時には非常にオススメです。


かまち
Udemyでは仕事に関する内容以外にも、家事や育児・趣味など多岐にわたって学べます。
初めて利用するワーパパ向けに記事をまとめていますので、気になる方は下記記事をご覧下さい。

一番厄介で、最も恐れているのは「子供だけ感染した場合」

夫婦どちらかが感染した場合はまだしも、子供が感染した場合、子供だけ隔離する訳にいきません。


かまち
会話もできない子供を隔離しても、本人は状況を理解できないでしょうし、何より体調の変化を把握できないのでとても危険です。

したがって、子供が感染した場合、どちらかの親が看護せざるを得ません。
両方の親でつい対応したくなりがちですが、その後の家庭・仕事のことを考えると共倒れのリスクがあり、得策とは言えません。

どちらが看護に当たるかについては、コロナに感染する前からお互いの仕事の状況を踏まえて話し合っておくと良いかと思います。

家庭の中では子供優先でしょうから、看護しない方の親は逆隔離のような肩身の狭い思いをするかもしれません。
ただ、家族と接していなくても、買い物のようにできる家庭の手伝いはあります。
むしろこの際ビデオ通話を楽しんだり、将来の家庭のことを考える時間に充てたりと、その状況下を楽しむくらいの姿勢で臨む方が苦難を前向きに乗り越えられるかなと。


〜おわりに〜

2022年の夏、コロナの感染者が増えつつあるも、日本政府はついに経済優先に舵取りをしつつあります。
感染者が重症化しにくい実態と、これ以上の経済の停滞は危険という判断から、コロナとの新たな共存に移行しているのです。

この政府の方針をどうこう言うつもりはないのですが、状況に応じて取るべき対応は常に変化するもの。
その変化に適応しつつ、自分を守るのは最後は自分だと改めて気付かされた次第です。


かまち
「前と同じ」はいつまでも通用しません。
大変な時代だからこそ、変化を前向きに受け入れ、楽しむつもりでいきましょう!

じゃあな、またな。

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