今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「仕事&自己研鑽&育児参加を達成するためにどうやって私が時間を作ったのか」を紹介します。
「仕事だけで手一杯なのに、育児なんて到底できない!」
「育児をやるということは仕事を諦めるということでしょ?」
と思っている方にとって、少しでも育児に割ける時間を見つけるきっかけになれば幸いです。
圧縮できる時間は、実はたくさんある
私自身、子供が生まれる前から効率化を意識してきたつもりでしたが、ここ10年のスマホやIoTの発展により、さらに時間が圧縮できることに気付きました。
もちろん、仕事のように作業手順を見直すことで時間が作れた内容もありましたので、ITに頼らない時間削減の取り組みも紹介したいと思っています。
1日の生活を分解して考えていただきたいのですが、1日はいくつかの行動要素の塊で構成されています。
- 睡眠、食事、風呂・掃除・洗濯、ゴミ捨て、着替えといった「生きていく上で欠かせない行動」
- テレビや読書、SNS、ネットサーフィン、運動といった「娯楽に関する行動」
- 通勤や業務タスク、資料作成、打合せといった「仕事に関する行動」
これら1つ1つの行動を要領よく進めたり、道具を活用して5分でも作業時間を縮められたら、どうでしょう?
12個の行動を5分ずつ縮められたら1時間生み出すことができます。
いきなり1時間捻出しようと多くの人が睡眠時間を削りがちですが、睡眠時間の圧縮は人間が生き物である以上長続きしません。
むしろ5分ずつ縮めることを12個見つけようとすれば、意外と簡単に思えるのではないでしょうか?
そのように捉えることで私は、「時間を作ることは、やりたいことを諦めることではない」ということに気付きました。
育児が始まってからレス化した私の31個の行動
実際に1つの行動を5分ずつ縮められなくとも、1つ1つの行動を少しずつ縮めることで時間的余裕が生み出せると思い、自分の行動1つ1つに着目し、時間の削減に取り組みました。
昨今の働き方改革を通じて学んだのですが、仕事を早く終わらせるには以下の方法が挙げられます。
- 手分けして取り組む
- 処理するスピードを速くする(道具を使ってもOK)
- やらないことを決める
意外と忘れられがちなのが3つ目の「やらないことを決める」。
しかも「やらないことを決める」は実践するのが容易かつ即効性があります。
したがって、毎日の行動で、やらないことはスパッとやめることにしました。
実践した量が多いので、導入コストの有無で分けて取り上げていくことにします。
①秒速で導入できるもの(初期投資0円)
- 洗濯物たたみレス
→溜めてから洗う習慣を毎日洗う習慣に切り替え
⇒取り込んだ後にそのまま衣類等の交換・着用ができ、たたむ時間が半減しました。 - 対面買い物レス
→食材や日用品の購入は、全て西友楽天ネットスーパーとAmazonへ切り替え
⇒買い物に行く時間・レジに並ぶ時間が皆無になりました。 - 現金レス
→買い物やお金の貸し借りは、原則キャッシュレス決済に切り替え
⇒ATMで引き出し・振り込む時間が皆無となりました(余計な手数料も削減!) - 混雑&遅延レス
→日々の勤務時間を2時間前倒しに切り替え
⇒通勤時の混雑や電車の遅延遭遇率が激減しました。 - 通勤レス
→テレワークができるように業務管理を徹底
⇒通勤時間がなくなる日ができました(しかも奥さんのヘルプもしやすい!) - 調整時間レス
→3週間前から相手の予定を抑え、計画的な業務遂行に切り替え
⇒打合せや決裁の調整時間が短縮され、生産性が高まりました。 - タスク管理レス
→仕事も日常もtodoistを活用したタスク管理に切り替え
⇒タスクを書き出す時間・やり忘れをリカバリする時間がなくなりました。 - 料理レス
→毎日料理するのをやめ、作り置きを多用するほか、ウーバーイーツ・宅配冷食(nosh)も活用
⇒料理時間の削減のほか、フライパンにこびりついた汚れを落とす時間が減りました。 - お弁当作りレス
→会社へお弁当を持っていくのをやめ、仕出し弁当の注文に切り替え
⇒お弁当を考え、準備し、そして弁当箱を洗う時間が無くなりました。 - オムツ&おしりふき&粉ミルク購入レス
→毎日使う物なので、購入頻度に合わせてAmazonで定期購入をセット
⇒注文という行為すら無くなりました(しかも割引効果が大きい!) - 性欲レス
→スマホやPCの誘惑に駆られないよう、アクセスしにくく設定切り替え
⇒後で後悔する時間が減りました(ゼロは難しい。笑) - 再配送レス
→配達時刻を指定するほか、置き配や宅配ボックスを積極活用
⇒再配達がなくなり、配達に待たされる時間が減りました。 - 作業レス
→IFTTTを用いて、SNS投稿のEvernoteへの自動保存や帰宅時のエアコン自動オンをセット
⇒些細なことでも、自動化で手間が無くなりました。 - お酒レス
→お酒の付き合いを減らし、自宅では飲まない習慣に切り替え
⇒時間の徒労や、思考が覚束ない時間が無くなりました(節約と健康にも効果大!) - 入浴レス
→湯船に浸かるのをやめ、毎日シャワーに切り替え
⇒入浴時間が短くなるほか、風呂場掃除の時間が短縮されました。 - 座って勉強レス
→移動時間・隙間時間に学習できる勉強ツール(Udemy・オーディオブック)を導入
⇒勉強する場所・道具・まとまった時間を用意する必要がなくなりました(動画学習自体が時短!) - 紙読書レス
→読書の方法を、電子書籍(Kindle・Kobo)かオーディオブックに切り替えました。
⇒読書する場所・書籍・まとまった時間を用意する必要がなくなりました。 - webニュースチェックレス
→Amazon EchoやVoicyを用いて音声でニュースチェックに切り替え
⇒朝にスマホでニュースを調べる時間が無くなりました。 - ランニングレス
→運動不足解消と子供の外気浴を兼ね、毎日の散歩習慣に切り替え
⇒毎週のランニング時間が無くなりました(体型も維持!)
②導入コストがかかるものの、効果があったもの
- リモコンレス
→Amazon Echoと赤外線リモコンを組み合わせ、スマホと声で家電操作できるように切り替え
⇒リモコンを探す時間・操作にかかる時間が削減されました。 - 掃除レス
→ロボット掃除機をリビングに導入
⇒毎日手足を使って掃除する時間が無くなりました。 - ゴミ捨てレス
→キッチンのゴミ箱のサイズを大きくかつ蓋付きにしました。
⇒ゴミ捨て頻度を減らせました。 - 調味料&器具探しレス
→100均やAmazonで整理グッズを多用
⇒キッチンでモノを探す時間が削減されました。 - コンビニコーヒーレス
→自宅に全自動コーヒーメーカー(音声操作可)を導入しました
⇒コンビニへ買いに行くことが無くなりました。(無駄なついで買いも削減!) - お水の定期購入レス
→天然水の購入をやめ、浄水器に切り替え
⇒水を買う・運ぶ時間が無くなりました。 - 大掃除レス
→ミツモアで清掃業者を探して活用
⇒大掃除を省略できたほか、特別な清掃道具の購入が不要になりました。 - 子供の引継ぎ&記録時間レス
→ミルクの時間はAmazon Echoで記録し、またシッターさん用に引継ぎノートを用意
⇒毎回紙や言葉で説明する時間が無くなりました。 - ジムトレーニングレス
→ジム通いをやめ、スマホアプリでの筋トレ(Beatfit)&食事管理(あすけん)に切り替え
⇒ジムに通う時間が無くなりました(ジムに通ってた頃より体がスマートに!) - 鍵閉めレス
→スマホで開閉できるセサミロックを導入
⇒鍵の出し入れの時間が無くなりました(朝の時間は数秒でもめちゃありがたい!) - WiFi探しレス
→楽天モバイルを2台目スマホとして導入
⇒WIFIがあるカフェを探す手間が無くなりました。 - 子供ビデオレンタルレス
→TSUTAYAのレンタルをやめ、テレビ録画用にHDDを取り付け、またPrimeビデオを活用
⇒借りる・返却する時間が無くなりました。
その他にも、最近とてもメジャーな自動食洗機の導入による「食器洗いレス」も検討しましたが、我が家では導入はしませんでした。
食洗機を導入すると長時間音がして一番利用したい夜に活用できないのと、一方で食器洗いの時間は耳が空いていてUdemyやオーディオブックを使えるため、それほど無駄にはならないと考えたからです。
最初から備え付けの食洗機があるなら利用すべきだと思いますが、設置スペースの問題もありますし、無理して導入しなくても良いかなと私は思います。
〜おわりに〜
自分の時間を作るには、行動要素毎に時短を図って捻出するコツがご理解いただけましたでしょうか?
さすがに31個の要素で時間短縮をすれば、毎日1時間程度無理なく余裕が生まれます。
ここまでくると、もはやライフハック的な要素が強いですかね。
何より、これらの時短の効果は、ご自身だけではなく、一緒に生活している家族にも恩恵が受けられるのが大きいと私は思っています。
きっと奥さんも同じように時間のなさに悩んでいて、時短の効果は奥さんの悩み解決にもつながるはずです。
仕事に業務改善のメスを入れるように、ご自身の生活も育児をきっかけにメスを入れてみてはいかがでしょうか。
じゃあな、またな。