今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「コロナ禍が心配なので、家族旅行をホカンス重視にしたところ、ヒルトンなら子供分を節約しながらお得に楽しめた話」を紹介します。
「家族で息抜きしたいものの、コロナが気になるし、人混みは避けたい」
「子育てと仕事で日々疲れているので、旅行はゆっくりした時間を楽しみたい」
とお考えの方々の助けになれば幸いです。
結論|ヒルトンでのホカンスは、意外にも安く楽しめて、何度も行きたくなるほどおすすめ
コロナ以後、新たな楽しみとして定着しつつあるホカンス。
色々なホテル・旅館を楽しむのも一つですが、我が家ではヒルトン系列で楽しむことにしました。
ヒルトンでのホカンスなら、贅沢感はもちろんのこと、宿泊地も複数あるので行き先に飽きることもありません。
さらに、以下の2つを利用することで、出費を抑えながらより贅沢感を味わうことができます。
- ヒルトン・オナーズ・アメックスのクレジットカードを申し込む
⇒ 年会費16,000円かかるものの、ゴールド会員のステータスを取得(朝食無料等) - ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに申し込む
⇒ 上記クレカを保有してると実質年会費0円で宿泊代25%OFF・食事代20%0FFになる
実際に旅行してみたところ、各地で展開している「県民割」とも相性が良いことも分かりました。
実際、ヒルトン成田・ヒルトン東京ベイ両方に1泊ずつ宿泊しても、合計で実質1万円ほどで済んでいます。
なお、宿泊先で対象年齢は変わりますが、ヒルトンなら子供の添い寝は0円扱いになります。
子供連れの家族旅行で少しでも節約したい方にはもってこいの方法です。
たまには家族で旅行したい!でも、コロナ感染も気になるし、そもそも疲れが取れるような旅行がいい…
コロナが流行して以後、我慢を強いられる日々が増えましたが、たまには息抜きしたいですよね。
妻や子供と過ごす時間が増えるのは幸せな時間であるものの、家で過ごすのも2年も続くとさすがに退屈な場面も…
いざ「たまには家族で旅行に行こう!」と重い腰を上げても、コロナの感染リスクが気になるところ。
コロナに感染して長期休暇を強いられると仕事にも支障が出ますから、人混みも可能なら避けて出掛けたいです。
コロナの心配なく頼めないかと考えたところ、「家族でゆっくりホカンスもアリかな?」という発想に至りました。
いざホカンスを妻に提案したところ、日々の子育てに疲れていたこともあり、疲れないお出掛けはすんなり受け入れられました。
今回は出費を抑えつつ贅沢にホカンスを楽しむにはどうしたら良いのか、私の取り組み方とその状況について紹介します。
コロナ禍で流行りの「ホカンス」に切り替えてみて
せっかくの休みを活かしての旅行、誰でも失敗はしたくないですよね。
なるべくお得にホカンスを楽しめるよう、予め計画を立てました。
そもそも「ホカンス」とは?
「ホカンス」とは、「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語です。
元々は韓国で生まれた言葉で、ホテル内の充実した施設(食事・プール等)を楽しみながら過ごすことを意味します。
仕事を続けて休みにくい方のリフレッシュにもうってつけです。
ホカンスにあたっての事前準備
「贅沢さ」を「コスパ良く」楽しもうと考えた結果、以下の理由からヒルトン系列に行き先を決めました。
- 簡単に内容を充実させられる
- 想像以上に宿泊費用を節約できる
より具体的な理由と準備方法は次項で紹介します。
肝心の場所選び、ハズレを引かない高級ホテルは?なぜヒルトンを選んだの?
せっかくの楽しみだけに、滞在中に残念な思いはしたくないですよね。
貴重な休みとお金を使って「全然楽しくなかった」というのは避けたいです。
ハズレの宿泊施設を避けるために役立つのが客観的な視点。
まず、日々サラリーマンとしておもてなしをする時と同じ発想で、高級ホテルのランキング指標を参考にしました。
そういった点でも、フラットな目線で広く検討するには、総合ランキングのような指標が役立ちます。
求人情報や人材紹介で有名なエン・ジャパン株式会社の子会社が運営するブログ記事に「世界のホテルランキングTOP15(en world)」というものがありました。
このランキングのTOP5に入っているホテルのうち、1位のマリオットと3位のヒルトン、4位のインターコンチネンタルは東京周辺に建てられています。
首都圏近郊から複数アクセスが可能なため、気軽なホカンスを楽しむためにもこの3つから宿泊先を決めることにしました。
高級ホテルの中で、最も費用を抑えつつ内容を充実させようとしたらヒルトンに決まった
高級ホテルそれぞれをつまみ食いのように楽しむのもアリ。
ただ、個々のホテルでの還元等特典を考えると、1つに絞った方がお得感は高くなります。
いずれのホテルも1泊の相場感は2万円前後。
細かく調べたところ、ある程度お金を払うことで上級ステータスを得られることが分かりました。
ステータス取得にかかる費用や主な内容を比較すると以下のとおりです。
対象ホテル | マリオット | ヒルトン | インターコンチネンタル |
---|---|---|---|
取得方法 | クレカ作成 (Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム) | クレカ作成 (ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エクスプレス) | インターコンチネンタル アンバサダーに入会 (日本にはクレカ無し) |
年会費 | ×4万9500円 | ○1万6500円 | ×200USドル (約2万7千円) |
取得ステータス | ゴールド (※年400万円以上決済でプラチナ) | ゴールド | プラチナエリート |
朝食無料 | ×なし (プラチナはあり:2名まで) | ○あり (2名まで) | ×なし |
レイトチェックアウト | ○あり | ○あり | ○あり |
部屋のアップグレード | △空室状況による | △空室状況による | △空室状況による |
ラウンジ利用 | ×なし(プラチナはあり) | ×なし | ×なし |
価格面と朝食無料の特典から、サクッとステータスを得て内容を充実させるなら「ヒルトン」に軍配が上がりました。
とは言え、朝食無料とレイトチェックアウト、運が良ければ部屋のアップグレードのために1万6000円かかります。
3~4泊ほど利用しないと元が取れず、損のようにも思えます。
私も「これなら払うの微妙かな」と思ったのですが、実は「ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エクスプレス(通称:ヒルトン・アメックス)」にはまだお得な特典がありました。
実はヒルトン・アメックスに申し込んでいると、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンへ年会費10,000円で入会(※通常年会費:25,000円)できます。
このヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに申し込むことで宿泊代は25%OFF、食事代は20%OFFになるのです。
宿泊の相場は1泊2万円ですから、毎回5千円程度はお得になる計算です。
しかもこのヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの嬉しい点は、加入後に宿泊代・飲食代として使える1万円分のクーポンがもらえます。
それゆえヒルトン・アメックスのクレカを持っていれば、加入費用実質0円で、宿泊代を大幅に削減することが可能になるのです。
朝食無料の恩恵と宿泊代25%OFFを考えると、2泊で十分元を取れる計算です。
旅行や記念日の宿泊利用で最低年2回は使う機会がありそうなので、早速申し込むことにしました。
(参考)ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンでの割引対象ホテルの一覧
「ヒルトンでのお得なホカンスは東京近郊の人でないと楽しめないの?」と思いがちですが、ヒルトンは日本各地に系列ホテルが存在します。
2022年7月時点でのヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの割引が適用されるホテルは、以下のとおりです。
- ヒルトンニセコビレッジ
- ヒルトン東京
- コンラッド東京
- ヒルトン東京お台場
- ヒルトン東京ベイ
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- ヒルトン成田
- ヒルトン大阪
- コンラッド大阪
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
- ヒルトン名古屋
- 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクションbyヒルトン
- ヒルトン広島 (※2022年9月開業予定)
- ヒルトン福岡シーホーク
- ヒルトン長崎
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーbyヒルトン那覇
- ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
- ヒルトン沖縄瀬底リゾート
沖縄によく遊びに行く方も、節約しながら楽しめそうですね。
県民割で、今ホカンスは安上がり
GOTOキャンペーンは2022年7月時点で中止となっていますが、代わりに各県で「県民割」が実施されています。
各県で実施内容に差はありますが、隣接県の人でも使える県民割も多数存在します。
例えば、千葉県割の内容は以下のとおりです。
- 対象者:千葉県、栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、神奈川県、山梨県在住者
- 特典(1人あたり10,000円以上の場合):1人につき5,000円割引+地域限定クーポン2,000円分
- 特典(1人あたり6,000円以上の場合):1人につき3,000円割引+地域限定クーポン2,000円分
- 利用方法:新型コロナワクチン3回接種またはPCR検査等の陰性を証明する書類と、居住地の確認が取れる書類を提示
(参考:「千葉とく割キャンペーンHP(千葉とく旅キャンペーン事業運営事務)」)
なお、千葉の県民割では宿泊料金が必要となる者の人数で計算され、添い寝で無料となる子供は人数にカウントされません。
例えば、我が家は夫婦2人と子供1人ですが、子供は1歳児で添い寝対応(無料扱い)のため、夫婦2人分で計算します。
この場合、宿泊代金が20,000円または12,000円を少し上回る程度になると、最もお得度が高くなります。
お住まいの地域での適用対象範囲から宿泊するとお得にホカンスを楽しめますよ。
実際にヒルトンでホカンスしてみて
2022年6月にヒルトン・アメックスとヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに申込み、早速6月・7月に計2泊利用しました。
かかった費用や宿泊時の特典内容等、気になる実態をまとめておきます。
結論から言っておくと、県民割のお陰もあって格安で最高にリラックスした時間を過ごせました。
子供が「親と出掛けたくない!」と言い出すまで、割引施策の恩恵を十分得られそうです。
ヒルトン成田で手始めに1泊
妻がたまたま遠出の帰りに成田空港を利用する機会があったため、迎えがてら子供(1歳9ヶ月)と3人で宿泊しました。
そのため、手元にない状態でチェックインしましたが、特段滞在時に不都合はありませんでした。
クレカのお陰でゴールド会員扱いなので、夫婦の朝食はもちろん無料です。
ヒルトン成田は10歳以下の子供の添い寝は無料で、子供分の朝食も無料となりました。
残念ながら部屋の無料アップグレードは叶いませんでした。
ただ、成田空港の利用客が少ないせいか、ヒルトン成田の宿泊代はとても安く設定されていて、穴場感がありました。
- 予約総額12,119円(クイーンゲストルーム1部屋 ※割引前15,148円)
- 補助総額10,000円(千葉の県民割 ※宿泊補助6,000円+地域限定クーポン4,000円)
⇒ 実質負担は2,119円!
レイトチェックアウトでゆっくり滞在しつつ、成田空港や成田山も観光できました。
ゴールド会員の特典でミネラルウォーター2本に加えて家族3人分のドリンク交換チケットをもらえたので、アイスコーヒーやお水代も浮きました。
もちろん宿泊の中身に影響はないので、ヒルトン滞在の充実感はそのままです。
ヒルトンお台場を急遽止め、ヒルトン東京ベイ(舞浜)で1泊
7月の海の日3連休の最終日にヒルトンお台場へ行こうと考えていたのですが、連休直前で全国割の延期・県民割の延長が決まったため、行き先をお台場から東京ベイ(舞浜)に切り替えました。
ヒルトンお台場と東京ベイの相場は同程度ですが、東京ベイは舞浜のため、千葉の県民割の適用対象になります。
今回は、初めからグレードの高いセレブリオセレクトパークの部屋を予約しました。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの宿泊割引は全ての部屋で適用されるので、上位の部屋でも25%オフとなります。
セレブリオの部屋を予約すると、ホテル滞在中はラウンジを利用できます。
ラウンジでは軽食のほかお酒も無料で飲めるので、実際利用した様子では夕飯の代わりにしている人が多かったです。
ただ、セレブリオの部屋はラウンジで朝食を食べることができますので、その場合ゴールド特典分の朝食は不要になってしまいます。
そこで、ロビーのスタッフが代わりに1,000ヒルトン・オナーズ・ポイントと、ヒルトン名物のバナナブレッドをプレゼントしてくれました。
なお、ヒルトン東京ベイの場合は未就学6歳以下の子供の添い寝は無料となります。
子供分の朝食もラウンジも無料で利用できました。
ゴールド会員特典の朝食分は子供への適用はあっても、お部屋のミネラルウォーターはあくまで2本です。
- 予約総額21,442円(セレブリオセレクトパーク1部屋 ※割引前26,802円)
- 補助総額14,000円(千葉の県民割 ※宿泊補助10,000円+地域限定クーポン4,000円)
⇒ 実質負担は7,442円!
ロビーでの支払いの際、県民割を適用していてもヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンのクーポンは利用できました。
ちなみに、ゴールド会員の特典によりヒルトン東京ベイの駐車場代(3,000円)も無料という想定外のおまけもありました。
今回の2泊でヒルトン・オナーズ・ポイントも気付けば8,588ポイント貯まっていて、次回も少しお得に滞在できそうです。
今回は子供が小さすぎるためディズニーで遊ぶのを諦め、代わりに葛西臨海水族園に立ち寄りました。
その他周辺には江戸川区自然動物園もあり、幼児でも十分楽しめる観光スポットが整っています。
〜おわりに〜
旅行には出費がつきものながら、今だからお得に楽しめる旅があるのだなと、家族でホカンスをして実感しました。
県民割が行われている現状ではホカンスのお得度は高く、また贅沢感はコロナの煩わしさを忘れられ、リフレッシュに最適です。
当面の間は、引き続き節約しながらホカンスを楽しめそうです。
モノでの思い出の代わりにコトでの思い出としてもホカンスは大いにアリだと実感しました。
子供が小さいうちこそ、家族揃ってのホカンスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
じゃあな、またな。