二人旅振り返り|イヤイヤ期到来のほぼ2歳児&パパ、飛行機で松山へ

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「2歳前の子とパパの二人で飛行機旅行してきた際に、私が気を付けたこと・次回への振り返り」を丁寧に解説します。

「イヤイヤ期の子供を連れて飛行機なんてイメージしただけで苦行」
「子供を連れて遠方の結婚式の参加なんて叶わない」

とお悩みの方々の助けになれば幸いです。

目次

結論|準備の時点で諦めなければ、子供との旅は飛行機利用も問題なし

2歳手前の子供とパパの二人で、羽田空港から飛行機で松山へ旅行するのは、イメージ通り大変でした。
しかし、思った通りでしたが大変さ以上に楽しさの方が多く、「出掛けた後悔」は1ミリもありません。

旅行を振り返ると、下調べや計画といった事前準備を入念に行ったからこそ楽しい旅になったのだと実感しています。
別のお出掛け記事でも触れましたが、子供との旅行で大事なのは「旅行のプランニング(距離・宿泊先)」と「子供用の持ち物の準備(衣・食・住)」で、この2点から検討していけば大過なく過ごすことができます。
また、荷物で手が塞がらないよう「往復宅急便を活用する」といった具合に、旅行中の余裕を予め講じておくのも欠かせません。
やはり、「歩ける」&「イヤイヤ」の子供は危険を恐れず興味あるものに突き進むので、親は目も手も離せませんからね。

旅行中の注意事項としては、電子マネーのような便利なツールも地方では使えないケースがあるということ。
荷物は減らしたいものの、便利なツールに頼り切ることのないよう気を付けましょう。

飛行機の旅行は座席でじっとする必要はあるものの、国内線(大手航空会社)なら3歳児未満の搭乗券は無料で済みます。
子供を理由に遠出を諦めるのは簡単ですが、宿泊代や交通費は子供が小さいうちなら無料で済むことが多く、準備さえ乗り越えれば節約しながら子供との思い出作りができます。
妻の一人の時間作りにも貢献できますし、子供の時間を調整しやすい小さい時こそ旅行はオススメです。


悠々自適な息抜き旅行のつもりが一転、子供と二人で旅に出る試練に

今回、大学時代の友人が晴れて結婚式を挙げることとなり、松山まで行くこととなりました。
コロナが落ち着いてきて、久々に多くの人と会うイベントでもあり、旅行に出掛ける機会が訪れました。


かまち
我が家の厳しい妻も、「冠婚葬祭」だけは参加の許しをもらえます。
もはや会社の上司か…涙

そこで松山への結婚式を妻に相談したところ、そんな日に限って妻の予定と重なってしまいました。
妻も外せない予定とのことで、話し合いの末「子供を連れて行けるならいいよ」というハードな条件を課される展開に。

生まれて間もない子供であれば早々諦めがついたかもしれませんが、旅行に行く日は子供も2歳直前。
ある程度自分で歩けたり、周りの子供との社交性も出てきたこともあり、「これも良い機会かな?」と子供と2人で松山へ旅行する計画を立てることにしました。


準備こそ全て|イヤイヤキッズとパパで2泊3日の飛行機旅行の計画全容

旅行を終えた今振り返ると、下調べや計画といった「事前準備」が旅行成功のポイントだったと、改めて思います。
行き当たりばったりでは苦労も増え、「やっぱやめとけば良かった」という思いが先行したかもしれません。

かつてのお出掛け記事でも触れましたが、子供との旅行では以下の2点に対して入念な準備が欠かせません。


  • 旅行のプランニング(距離・宿泊先)
  • 子供用の持ち物の準備(衣・食・住)


かまち
かつての記事は生後6ヶ月の時に家族で出掛けた時の振り返りになります。
気になる方は下記リンク先よりご覧ください。

旅行のプランニング(距離・宿泊先)

距離

今回は目的地が松山と決まっていたため、目的地までの距離はコントロールできません。
そこで、経由地毎に「より細分化した距離」を意識して計画していきました。
なお幼児と出掛ける以上、経由地は「ただの通過地点」ではなく、「休憩できること」が重要になってきます。

飛行機での旅行であることから、必然的に羽田空港・松山空港を利用することとなりました。
空港は子供用のトイレやベビーカーも整っていて、大人にとっても良い休憩地点となりました。


かまち
JALやANAでは、満3歳未満は国内線利用において幼児扱いとなり、膝上での搭乗であれば子供分の搭乗券は無料となります。
LCCでは満2歳未満と定義が異なりますので、注意が必要です。

家から空港、空港から松山市内は電車・バスといった公共交通機関を利用しました。
都内や慣れない土地の車の運転は不安が多く、また渋滞に巻き込まれる心配もあり、心配事が増えると子供への注意も低減しかねませんからね。


かまち
一方、公共交通機関だと周りの目が気になるといった心配や、終始子供の相手で疲れるといった懸念もあります。
最終的には個々人の好みですが、子供の安全面を考えると、私は「親一人しかいない時」はなるべく公共交通機関を使うようにしています。

具体的には経由地を以下の通り設定し、経由地毎に休憩を取りながら出掛けました。


  • 行き|自宅 ⇒ 電車:羽田空港 ⇒ 飛行機:松山空港 ⇒ バス:道後温泉 ⇒ 電車:松山市駅周辺 ⇒ 徒歩:宿泊先
  • 帰り|宿泊先 ⇒ 徒歩:JR松山駅 ⇒ バス:松山空港 ⇒ 飛行機:羽田空港 ⇒ 電車:自宅


かまち
松山へ行くのは初めてでしたが、調べてみるとバスや路面電車が整っていて、車がなくても行動しやすい街でした。
また地方都市は優しく時間に余裕のある人が多いので、困った時に話しやすくて助かりました。

宿泊先

宿泊先についても別記事でも触れたとおり、安全面から「和室」のある宿泊施設から選びました。
温泉等が充実旅館では1泊2万円程度かかりますが、私が宿泊したのはJR松山駅周辺の「スカイホテル」です。
畳の和室という条件だけなく、徒歩5分ほどでJR松山駅に着くアクセスの良さ。
加えて2泊朝食付きで1万1千円ほどで、最も安上がりでした。

なお、添い寝で布団不要であれば子供分は追加料金がかからない施設は多いですが、稀に「幼児 NG」の施設もあります。
仮にWEB上で探して予約できたとしても、滞在時のトラブル防止のためにも面倒でも一度電話確認をオススメします。

参考までに、電話確認の際に私が実際確認している内容は以下のとおりです。


  • 改めて子供の宿泊可否
  • 添い寝の場合の料金
  • ベビーベッドの有無
  • ベビーカーの有無
  • ランドリーの有無
  • タオル追加の可否
  • テレビ等の備品の撤去可否


かまち
「テレビが無いと困りませんか?」と時折聞かれますが、今のご時世スマホがあれば不便さはほとんどありません。
子供と遊んでいると親も疲れてしまい、滞在時の退屈さは個人的には感じませんでした。

(補足)一時保育

今回の旅行では、先に触れたとおり結婚式に参列する時間があります。
その間私は子供の相手をすることができません。

かといって、宿泊先に一人残すこともできません。
そこで休日でも一時保育を行なっている保育所を探し、「ひだまり保育園」へお願いしました。


かまち
事前に問い合わせたところ、県外からでも快く受け入れしてくれました。
コロナで難しいご時世でも柔軟に対応いただけたひだまり保育園に改めて感謝です。

園で給食の準備が可能なため、お弁当は準備不要な点は親の手間が減るので非常にありがたかったです。
新型コロナウイルスの流行状況によっては運営方針が変わるかもしれませんので、頼る場合はまず電話での問い合わせをおすすめします。

参考までに、松山市内を散策した際にJR松山駅近くの「あむぱむ」でも休日の一時保育をおこなっていることが分かりました。


かまち
気になる一時保育の料金は、1時間800円もかかりませんでした。
都心部の半分くらいで、この点も大助かりでした。

子供用の持ち物の準備(衣・食・住)

【衣】衣類・おむつ事情

2泊3日のお出掛けですが、使わない可能性も考慮し、「余分は1日分」と決めて用意しました。
具体的に持参した衣類・おむつの量は以下のとおりです。


  • 服:上下・肌着・靴下・スタイ計4日分(3日+1日分)
  • おむつ:ムーニーマン18枚、オヤスミマン3枚
  • おしりふき:1パック
  • パジャマ:1式


かまち
子供は汗っかきですので、夏に出掛ける場合は1日の肌着の量を1枚余分に準備すると子供も気持ち良く過ごせそうです。

衣類やおむつが余分にあるに越したことはないものの、持っていける量には限りがあります。
ただ、もし想定以上に汚れてしまったとしても、大概のホテルにはランドリーも依頼できます。
長期で出掛ける時や子供の数が増えた時は、ランドリーに頼って荷物を減らすのも一つの手です。


かまち
荷物はスーツケースとバックパックの2つに詰めましたが、これでは身動きが取りにくく、幼児の相手ができません。
そこで、ヤマト運輸の「往復宅急便」を活用してスーツケースは先にホテルへ送りました。
あまり知られていない「往復宅急便」、後述しますが旅行がとても快適になるのでオススメの旅行術です。

【食】食事・おやつ事情

食事は帰ってくるまでに必要な分をピッタリ準備しました。
旅行の道中で子供が食べられるものを与えることにより、足りない事態は防げるためです。
オヤツの数量も同様の考えで余分な数量は持参しませんでした。

幼児食の市販のお弁当は売られていないため、和光堂のBIGサイズの栄養マルシェ(1歳4ヶ月から)で代用しました。
また、おやつも和光堂のバラエティセット(1歳4ヶ月〜)で必要な量を用意しました。


かまち
その他にもバナナが好物なので、ホテルに着く直前に調達しました。
最近はコンビニでも果物を買えるので、わざわざ持参する必要もありませんね。

その他に持っていった食事関係の荷物は以下のとおりです。


  • お出掛け用のスタイ:1個
  • ミルク缶:3本
  • 哺乳瓶とマグ:3個
  • 哺乳瓶・マグ用の洗剤:2回分
  • フードカッター:1個
  • おくちふき:1パック
  • チェアベルト:1つ


かまち
フードカッターは、「本体と刃の部分が外れないもの」であれば機内持ち込みが可能です。
機内持ち込みの可否は国土交通省HPに一覧がありますので、旅行の前に一読しておいた方が安全です。
(参考:
機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例(国土交通省)」

【住】日用品・おもちゃ事情

こちらも選べばキリがないので、サイズの小さい絵本と音の出るおもちゃを厳選しました。
その他、以下のものを持っていきました。


  • 歯磨きナップ
  • 子供用ボディソープ
  • 保険証、母子手帳
  • 発熱時・下痢時の薬


かまち
子供用のボディソープも2日くらい大人ので代用してもいいかなと思いました。
ただ、肌荒れの懸念で妻からNGが出たため、今回は止むを得ず持参です。

タオル類はホテルに問い合わせた結果、大人の人数+1は無料で追加いただけました。
これにより、嵩張る&重い荷物をグッと減らすことに成功です。

ネットでなんでも完結してしまう時代ですが、宿泊時の事前確認と合わせて一度電話で問い合わせてみる価値アリです。


かまち
持ち物については、お出掛けに限らず「育児やることリスト大全(ninaru baby監修)」という本によくまとめられていて、私も便利で使っています。
育児中は未経験なイベントだらけなので、この本のチェックリストは親の抜け漏れによる失敗防止に大変便利です。

〜 参考 〜
前述のヤマト運輸の「往復宅急便」について、ご存じない方向けに簡単にまとめておきます。

このサービスは、自宅から目的地(宿泊施設)の往復の配送時に利用できる輸送方法です。
行きは集荷ないし持ち込みする必要があるものの、復路は宿泊施設のロビーで荷物を渡すだけで手続きが完了します。
送り状の記入や支払いの手間は発送時に済んでいることから、復路発送時の煩わしさがありません。

料金も通常の片道発送を2回支払うよりも安く済みます。
料金の詳細や発送締切の検索はヤマト運輸HPをご確認ください。


実際に出掛けてみた状況、良かった点、反省点

繰り返しになりますが、旅行に出掛けて本当に良い思い出になりました。
子供がいたとは言えど、充実した滞在時間を過ごし、十分に松山を楽しむことができました。

他の方の参考、そして今後の旅行がより充実するように、実際の行程と良かった点・反省点を振り返りたいと思います。

実際の行程

1日目|家 ⇒ 電車:羽田空港 ⇒ 飛行機:松山空港 ⇒ バス:道後温泉 ⇒ 電車:松山市内観光 ⇒ 徒歩:ホテル

家から羽田空港まで、電車を乗り継いで2時間で到着です。
スーツケースは往復宅急便で手配済みのため、バックパックとヒップシートを装着し、子供を歩かせたり、お腹に乗せたりしながら空港まで辿りつきました。


かまち
ヒップシートは旅行中ずっと活躍していました。
抱っこ紐のように準備が要らず、手軽に子供を乗り降りさせられるので、移動時は本当に便利です。
お出掛け中のヒップシートの便利さについては別記事を参照ください。

今回はANAを利用したため羽田空港は第2ターミナルの利用です。
電車で到着すると、空港との接続部分で一際目立つメルセデス ミー付近の窓口でベビーシートが調達できます。
荷物を背負いながら子供の相手をするのはなかなかの苦行ですので、楽できるところは楽した方が絶対良いです。

電車でじっとしていた子供の鬱憤を晴らしてあげるべく、まずはキッズコーナーに立ち寄りました。
第2ターミナルのキッズコーナーは、一般エリアに1つ、制限エリアに2つあります。
一般エリアの方が滑り台もあり、子供も満足です。

手荷物検査を通過した後はカードラウンジに少しだけ立ち寄って搭乗口へ。
子供が騒ぐと困るので、ラウンジ利用は1杯だけ。


かまち
ラウンジの方は子供にストローを用意してくれました。
ラウンジ内は持ち込みの飲食はNGですので、子供がいるとちょっと使いにくいですね。

制限エリア内のキッズルームで体を動かし、食事を済ませて出発です。
子供が食べれる食事を空港で見つけるのは大変なこともあり、予め用意したお弁当マルシェ(離乳食)で対応しました。

ちなみに搭乗口の番号が前日から変更になり、まさかのウイングの反対側になっていました。
ウイングは反対側まで約1kmあり、徒歩10分はかかるので気付くのが遅れると致命傷になりかねません。

フライトは12時の便にしたのですが、これが大正解。
食後と保育園のお昼寝の習慣が相まって、子供はお昼寝モードに。

ANAの機内はANAアプリを準備しておくとwi-fiが使えるようになります。
これにてスマホをいじって束の間の自由時間です。

松山空港に到着し、リムジンバスに乗って道後温泉へ。
スーツケースを持ちながらでは観光地へ直行しにくいと思うと、あえて往復宅急便で先に済ませておいた甲斐がありました。

道後温泉の足湯は、幼児の身長ではまだ深かったので、ちゃぴちゃぴ程度で楽しみました。
なお肝心の道後温泉本館は工事中(松山市HPによれば、工事は令和6年12月まで)。
道後ハイカラ通りは車が通れないので、幼児も安心して散歩できました。

その後、路面電車で松山市駅へ。
松山市は、JR松山駅よりも伊予鉄(私鉄)の松山市駅周辺の方が栄えていました。
ちなみに伊予鉄は20226時点ではSuica未対応のため、小銭が必要な点にはご注意を。

スタバで伊予鉄の歴史を楽しみ、いよてつ高島屋で食事を済ませてホテルに宿泊です。
子供もうどんは食べれることが分かっていたので、せっかくなのでB級グルメの鍋焼きうどんを高島屋内で食べました。

2日目|ホテル ⇒ バス:一時保育 ⇒ (結婚式) ⇒ バス:一時保育迎え ⇒ 車:JR下灘駅 ⇒ 車:ホテル

朝はホテルで朝飯を済ませました。
ストロー付きのお水を用意いただきまして、こぼすリスクが減って助かりました。

身支度を済ませ、子供を一時保育へ預けるためにバスに乗ってひだまり保育園へ。
預け入れの手続きはとてもスムーズで、初回ながらも手続きに5分もかかりませんでした。
日頃の保育園でコミュ力が上がったのか、子供は寂しがることなく(親は寂しい)、すぐ園に馴染めたようです。

私は私用(結婚式)へ行き、済んだ後は着替えを済ませてお迎えに。
時間に余裕があったので、松山の友人にお願いしてロケーションが綺麗で有名なJR下灘駅に連れて行ってもらいました。
素敵な場所ではあるものの、松山から電車で行こうとすると本数が少ないのが難点(下灘駅へ行けるのは1時間に1本!)。
行って戻ってくるのに短くても3時間はかかってしまうことから、車でないと子連れには難しい場所でした。

私も子供もリラックスさせていただき、夕方にはホテルへ帰還です。


かまち
もし自力で子供を連れて下灘駅に行くとしても、車(レンタカー)がおすすめです。
駐車場所は少ないものの、やってくる人も写真目的なので回転率が高く、すぐに空きが出るのでご安心を。

3日目|ホテル ⇒ 徒歩:松山市内散策 ⇒ バス:松山空港 ⇒ 飛行機:羽田空港 ⇒ 電車:家

朝食後に荷造りをし、ホテルをチェックアウト。
スーツケースの復路の発送は、チェックアウト時にロビーで引渡すだけで完了です。

リムジンバスで松山空港に向かうべく、JR松山駅まで歩いて行きました。
松山市駅よりも寂しい印象でしたが、こちらにも一時保育可能な保育園(あむぱむ)がありました。

ちなみにJR四国では、アンパンマン列車が走っています。
そのイベント関連で、旅行当時のJR松山駅構内はアンパンマン仕様になっていました。
アンパンマンスタンプラリーも定期的に開催されており、子供を連れて四国へ出掛ける際はJP四国のアンパンマン列車特設HPを一度見ておくとちょっとした楽しみが増えます。

電車には乗らないため、駅入場券を大人分だけ買ってイベントを楽しませてもらいました。

松山空港は授乳室は整っているものの、残念ながらキッズコーナーはありませんでした。
最大の誤算はお土産を買っている間に子供が寝てしまい、帰りのフライトも12時にしたもののバッチリ目が覚めてしまったたこと。


かまち
寝ていた間に私は空港内で食事をきちんと済ませられ、またカードラウンジで子供にこっそりとポンジュースを楽しめましたが。

フライト中に子供の食事を済ませようとするも、こぼれやすい食事は断念。
滞在中に余ったバナナを機内で食べさせ、着陸までひたすら元気な子供の相手です。
参考までに、国内線のフライトなら検疫なく大抵の果物は持ち込めます(参考:「機内持ち込み・お預かりできないもの(国内線)(ANA HP)」)。

羽田空港に着き、子供の食事がてら親子ともども一休み。
そこからは電車に乗り、元気全開な子供に体力をみっちり搾り取られて家に着きました。

良かった点

今回の旅行の学びとして、良かった点・今後も活かしたい点は以下のとおりです。


  • 往復宅急便を活用し、移動中の手荷物を減らすことで、親一人でも安心して子供の相手が可能。
  • 飛行機の旅行でも、臆する必要ない。むしろ空港は幼児に優しい環境が整っている。
  • 飛行機の旅行なら、空港から中心部での距離が短い(20分程度)ところを選ぶ。
  • 一時保育の利用予定があるなら、下調べは必須。

往復宅急便を活用し、移動中の手荷物を減らすことで、親一人でも安心して子供の相手が可能。

スーツケースは飛行機に受託手荷物として預ければ無料ですが、あえて使わずにヤマト運輸の往復宅急便を頼って正解でした。

往復宅急便を利用しなければ子供を安全に誘導できず、また松山市内を観光する時間的余裕も無かったと思います。
子供の安全と観光時間を増やすことに繋がり、良いお金の使い方でした。

飛行機の旅行でも、臆する必要ない。むしろ空港は幼児に優しい環境が整っている。

言うことを聞かない子供を飛行機に乗せることを考えるだけで気が遠くなりそうでしたが、子供にきちんと息抜きさせたり、昼の時間を戦略的に選ぶことで、負担を減らせることが分かりました。

空港はキッズスペースやベビーカーも整っており、親子双方の良い休憩場所と言えます。
強いて言えば時間に余裕を持って空港へ行かないと休憩場所として機能しないため、余裕を持って到着することは欠かせません。


参考ですが、大人が空港の休憩場所としてカードラウンジを無料で使うケースが多いと思います。
今回旅行をして学んだのは、「幼児の間は空港のカードラウンジで人数カウントされない」ということ
ただ調べたところ、幼児から小人に変わるタイミングで、クレジットカードによっては人数カウントされる可能性があります。(キロクソウコというサイトに、分かりやすくまとめられていました。)

小人扱いになった時の対策として、同伴者1名無料のカードを夫婦で持っておくと子供2人(計4人)まで無料で休憩が可能になります。
我が家では子供が大きくなるまでは観光地をガッツリ楽しむ旅行ではなく、ホテルを楽しめる旅行に方針を変え、「ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エクスプレス」を所持することにしました。
年会費16,000万円かかるものの、ヒルトン・ゴールド会員として宿泊費や朝食代を節約でき、家族で年2回宿泊すれば元が取れる計算です。

この「ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エクスプレス」では、家族カードを1枚無料で作れます。
これで夫婦ともにカードラウンジの同伴者1名無料特典を得られるため、ヒルトンへの宿泊以外でも、毎度の空港利用でちょっぴりお得に贅沢ができ、オススメです。


かまち
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」には、上級カードの「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」もあります。
カード利用額が大きい方はプレミアムの方が特典が増えますが、年会費も+5万円増えますので、出費を抑えたい方は通常版が無難です。

飛行機の旅行なら、空港から中心部での距離が短い(20分程度)ところを選ぶ。

松山空港と松山市内はリムジンバスで20分程度で行き来でき、子供を連れていても移動の負担が少なくて済みました。
フライトは動きたい子供にとって我慢の時間となることから、着陸後に立て続けに我慢の時間を強いると子供も限界を迎える懸念があります。
飛行機で旅行するにしても、旅先選びにあたっては空港から中心部へのアクセス方法も調べておいた方が良いと学びました。

調べたところ、松山空港以外にも20分程度で市内中心部にたどり着ける空港は多く存在することが分かりました。
以下の空港は距離が近いので、今後の子供を連れてお出掛けの際の候補となりそうです。


  • 函館空港
  • 新潟空港
  • 富山きときと空港
  • 岩国錦帯橋空港
  • 福岡空港
  • 宮崎ブーゲンビリア空港
  • 那覇空港

一時保育の利用予定があるなら、入念な下調べは必須。

子供と一緒にいれない私用がある場合、一時保育の可否が旅行の可否を決める上で最も重要な要素でした。
それゆえ、休日でも一時保育を対応できる保育園を予め探し、受け入れ状況も電話で確認した上で予約をし、本当に正解でした。

子供と旅行できるか否かの重要な要素である一方、一時保育さえ見つかれば、私用の延長で子供との旅行を楽しむ機会も増やせそうです。


かまち
改めて「旅行は準備が全て」だと実感した旅でした。

反省点

今回の旅行の学びとして、反省点として学んだ内容も書き留めておきます。
本記事をご覧になった方には、他山の石としてお役に立てば幸いです。


  • 子供の怪我対策を忘れた。
  • 搭乗口の変更に直前まで気付かず、あわや乗り損ねるところだった。
  • 電子マネーNGの場面で慌て、現金を過払いした。
  • フライト中の気圧を考慮せず、哺乳瓶が暴発した。

子供の怪我対策を忘れた。

大人の感覚で体調変化のリスクに備えて薬は用意しましたが、幼児はよく走り、色々な物に触れ、それにより転倒したり手を切ったりとケガをします。
家を出発して駅に向かうまでの間にも早速転倒し、薬だけでなく絆創膏程度は持っておいた方が良かったと反省しました。

搭乗口の変更に直前まで気付かず、あわや乗り損ねるところだった。

スマホで事前に情報確認できるため、情報の更新があったものの古い情報を信じ切って大失敗をするところでした。

当然ですが、現地や直前に確認する情報の方が、精度は高くなります。
情報エラーをなくすためにも、「情報は更新されるもの」という認識を持ち、「事前」「現地」「直前」の3つの機会で情報を確認する習慣を持とうと反省しました。
また、基本的なスタンスとして、時間に余裕は持たせておくべきとも痛感させられました。

電子マネーNGの場面で慌て、現金を過払いした。

松山市内の伊予鉄ではSuicaを使えず、急遽小銭で払うことになりました。
電車やバスといった他のお客さんを待たせる状況下では気持ちに焦りが生じます。
小銭で払うにしても自動で精算する機会が多く、不慣れなことを焦ってやったので、結果お金を余分に払ってしまいました。

電子マネーNGの場面の方が少なくなってきたものの、旅行に現金は必須であること、またなるべく金銭の支払いは落ち着いて行うよう準備することを再認識させられました。

フライト中の気圧を考慮せず、哺乳瓶が暴発した。

機内アナウンス通り荷物を足元に置いたため、周りの方への被害は防ぐことができました。
漏れる恐れがあるものは、気圧に限らず溢れても大丈夫な対策をしておくべきだと思った次第です。

液体物に限らず、取り返しのつかない事態の発生が予見される場合は、予め対策を施しておくと落ち着いて旅行を楽しめるかと。


かまち
反省は次に活かし、次はもっと楽しい旅にします!

〜おわりに〜

今回の旅行を通じて、一つ大切なことに気付けました。
それは、「子供を理由に諦めるのは簡単。諦めなければ、大変だけど実現できるし、思い出もたくさん作れる。」ということ。

子供が小さいうちは交通費・宿泊費も抑えられ、体力は使いますが家計的にはありがたくお出掛けができます。
また、学校行事や習い事に時間を取られることもなく、家族全員で一つの時を楽しむ時間が一番多い時期に思います。


かまち
「今は忙しいから家族旅行はもっと大きくなってから」なんて思っていて、いざ大きくなった時には家族で出掛ける時間が作れないのでは本末転倒です。

日々コツコツ育児に貢献するのが難しい方こそ、思い切った二人旅はオススメです。
なんてったって、嫌でも子供と濃厚な時間を過ごせますからね。

最後に、今回は妻が同行できず家族旅行ではなく二人旅となりましたが、「子供から離れて自分の時間を持てる貴重な機会になった」と妻からも感謝されました。


かまち
諦めたらそこで旅行終了ですよ。

じゃあな、またな。

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