今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「宅配アプリ『OniGO』の速さの魅力との」について紹介します。
「OniGOは配達が超速そうで便利な印象だけど実態はどうなのだろう?上手な使い方はあるかな?」
「子供と格闘しながらスーパーで買い物する日々をサヨナラしたい」
と考えている方々の助けになれば幸いです。
結論| 価格と配達速度を天秤にかけると、OniGOは「スーパーサブとしての起用」がベスト
大手スーパーは2020年前後にネットスーパーへ続々と参入し、お陰様で利用者としては好みの会社を選んで利用できる環境にあります。
各社によって商品の品質や価格・送料に特徴が見られるものの、大手各社のいずれもが踏み入れられない領域が「注文後、すぐに届ける」機能。
この領域に特化してネットスーパーに参入している会社が「OniGO」です。
OniGOは2021年に創業した会社で、スーパーの実店舗を持たず、「最短10分で届く」を売りにしたアプリを提供しています。
実際にアプリで注文すると、エリアによっては「10〜30分でお届け」と表示されますが、それでも他社に比べると圧倒的なスピード感です。
配送エリアは都心部から徐々に拡大しており、私が実際に埼玉県内で利用したところ、注文後27分で手元に届きました。
また雨の日の時間指定注文では、指定時刻の1時間前に注文し、指定時間開始10分後には手元に届きました。
圧倒的な速さゆえに、利用当初は梱包や商品の質・金額面での心配があったものの、梱包はきちんとなされ、また商品の質も悪くなく、また価格も著しく高額ということもなく、安心して利用できています。
頼りたい時に営業時間外の場合がありますので、その点に気を付けて利用しましょう。
ネットスーパーが充実した今、OniGOを使う意味ある?
子供が生まれてからスーパーに買い出しに出掛けるのがとても億劫になり、我が家では毎週1回「楽天西友ネットスーパー」を利用しています。
ネットスーパーは買い物する手間がはぶけ、何より運ぶ手間もなくなることから、とても快適で我が家には欠かせない存在です。
私は商品の価格や品質に馴染みのあった「楽天西友ネットスーパー」の利用に至りましたが、リアル店舗と比べても値段に遜色なく、また品質も良いものが届いており、安心して利用できています。
しかし時間効率もかねて「1週間分の食料・生活品」を購入しようとすると送料無料ラインにも到達し、2年半使い続けていて一度も送料は払ったことがありません。
しかし、1週間に1度の買い物では、やはり週末に近付くにつれて冷蔵庫が「食料不足」に陥ることもあります。
数日しのぐための少しだけの食料、気付いた時にすぐに届くと便利なのですが、続々参入している大手ネットスーパーでもこの「すぐに手元に届いて欲しい」の要望には応えていないのが現実です。
子供との戦いを含めると、更に時間と労力の負荷が加わります。汗
この「足りない」に気付いた時、「すぐに手元に届いて欲しい」の要望に応えようと挑戦する存在が、「OniGO」です。
「名前からすごい速そう。でも速さゆえに訳ありなのかな?使い道はあるのだろうか?」と思い、正直なところ使うのを躊躇っていました。
しかし、いざ使ってみるととても便利でしたので、実際どのように使っているのか、活用方法のコツについて紹介します。
「OniGO」とは何者?埼玉県内で利用してみた&感じたメリット・デメリット
OniGOのサービスや良し悪しは以下のとおりです。
サービス概要|OniGOとは?
「最短10分で届く」を売りにした宅配スーパーのアプリです。
2021年6月に創業したOniGO株式会社が運営しています。
リアル店舗を持たない、いわゆる「ダークストア型」のスーパーになります。
(ロゴ画像やアプリ画面は、OniGOアプリより引用)
2023年4月時点では東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の一部の地域に配送エリアが限られていますが、ベンチャー企業らしく日に日にエリアを拡大中です。
(現時点の配送エリアは、OniGO HPから確認できます。)
利用方法は他のネットスーパーでのお買い物と変わりません。
アプリをダウンロードし、住所と電話番号を入力し、その後名前と連絡先を登録すれば初期設定は完了です。
欲しいものを選び、クレジットカードで支払えば注文完了です。
利用の登録はもちろん無料です。
画面上部に「最短●●〜●●分」または「●●:●●〜●●:●●(時刻)」が表示されます。
前者の場合はすぐに注文・配達可能ですが、後者の場合はすぐの配達はできず、配達まで時間を要しますので、その点注意が必要です。
参考までに、他のサービスとの最短配達速度をまとめると以下のとおりでした(2023年4月時点/各社HP調べ)。
サービス | 最短配達速度(時間・日数) |
---|---|
OniGO | 10分 |
Amazon fresh | 2時間 |
イトーヨーカドーネットスーパー | 4時間 |
イオンネットスーパー | 当日 |
楽天西友ネットスーパー | 当日 |
ヤオコーネットスーパー | 当日 |
マルエツネットスーパー | 当日 |
そんな時、OniGOなら悩みを解決してくれます。
配達速度実録|埼玉県内で利用してみた
「一体どれくらい早く届くのだろうか?」と、気になるところかと思います。
そこで、実際に注文から届くまでを記録してみました。
実録①|晴れの日&即時配達
始めに、晴れの日の営業時間内に注文しました。
埼玉県内で利用したところ、注文時刻から10分〜30分で配達するとのアナウンスがあり、注文から手元に届くまで、マンション内の移動も含めて27分で到着しました。
それゆえに30分近くかかったと考えられますが、それでも他のネットスーパーに比べたら十分なスピード感です。
実録②|雨の日&時間指定配達
次に、あえて雨の日に注文しました。
ただ、晴れの日に比べたら遅れる要素の方が高かったことから、今度は「時間指定」で注文をしました。
同じく埼玉県内になりますが、指定時間の約1時間前に注文し、予定時間の開始10分後には手元に届きました。
思い立った時にすぐ手に入るので、「子供と一緒にこれから買い物行くのは億劫…」なんて時にうってつけです。
3つのメリット&2つのデメリット
OniGOを利用して感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット①|圧倒的な速さで、注文と並行して料理ができる
- メリット②|意外と丁寧に梱包され、商品も丁寧に選ばれている
- メリット③|意外や意外に、コンビニへわざわざ行って買うより安い
- デメリット①|頼りたい時に営業時間外の場合がある
- デメリット②|配達エリアがまだまだ限定的
メリット①|圧倒的な速さで、注文と並行して料理ができる
注文後すぐに手元に届くため、受け取りまでの間に料理を進めながら待つことができ、忙しい食事の準備において時間の無駄がありません
また、すぐ届くがゆえに「注文したのに家から離れてしまって受け取れなかった!」といううっかりミスも防げます。
自らの代わりに配達してもらっている(そして渋滞等にもはまってもらっている)と考えれば、やむを得ませんね。
メリット②|意外と丁寧に梱包され、商品も丁寧に選ばれている
速さ優先で仕事は雑なのかと思いきや、そんなこともありません。
配送しやすいように1つの袋にまとめられてはいるものの、中で冷蔵・冷凍を袋分けしつつ梱包されています。
生鮮品を注文しても、思ったより大きなサイズかつ発色もよく、そして痛みのない商品が届く点も好印象です。
通常のネットスーパー購入時と遜色ありません。
メリット③|意外や意外に、コンビニへわざわざ行って買うより安い
商品単価は異常に高いということもなく、日頃私が使っている楽天西友ネットスーパーと同程度〜気持ち高いかな、といった感覚です。
スーパー同様にセール品も用意されており、お値打ちなものもあります。
OniGOでは入会金・年会費はかからず、2000円を超えれば少額手数料(450円)、また5000円を超えれば送料(300円)はかかりません(2023年4月時点)。
クーポン配信も多く、またOniGO独自の「オニゴーポイント」も用意されていますので、上手に活用すれば値引き率が高くなるのはありがたいです。
初回は送料無料で利用できますので、配送エリアに住まれている場合はアプリを試してみることをオススメします。
<参考:ちょっと値上げ傾向>
2023年3月1日以降、少額手数料が発生する基準が2000円となり、また手数料額も450円に値上がりしてしまいました。
以前より気軽さは薄れてしまいましたが、2000円の基準はお買い物で無理なく届き、なんとか許容範囲です。
デメリット①|頼りたい時に営業時間外の場合がある
日中から夜遅くまで営業していることが多いものの、昼間に休業していたり、夕方のみの営業の場合があります。
定休日の概念がなく、休業時間の傾向を掴みにくい状況です。
デメリット②|配達エリアがまだまだ限定的
幸いにも私が住む地域も配達エリアに入りましたが、注文可能なエリアはまだまだ東京近郊に限られています。
配達エリア外の場合は、当然ですが頼ることはできません。
活用方法実例|コスパ良く使うコツ&周りの評判から知るみんなの活用方法
OniGOを利用していてたどり着いた私なりの活用法をまとめました。
他の方がどのように利用しているか、評判と合わせて調べてみましたので、参考にしていただければ幸いです。
コスパ良く使いたいなら「スーパーサブ」としての起用
私はOniGOを困った時の「スーパーサブ」として活用しています。
前述のメリット・デメリットを踏まえると、営業時間の安定面からはメインとして扱いにくいものの、圧倒的なお届けの速さから「ちょい足し用」にもってこいと考えました。
具体的には冷蔵庫の中が少なくなってきたものの週末まで待てないような時、メインの楽天西友ネットスーパーではなく、OniGOで注文して補充しています。
日曜日に受け取る習慣ができているので、品揃えや価格・安定感のほか、木曜〜金曜日の注文でポイント2倍が付き、地味にお得です。
ちょっと買い足すにあたって、生鮮品や日用品、お菓子やお酒を3人家族分で選んでいると、だいたい2000円には届くことから、少額手数料も上手に回避できています。
鬼門の「営業時間」についても、買い足しが気になり始めた頃からアプリを確認し始めれば、都合を合わせるのに困ることも少ないです。
<参考:意外と便利なお弁当注文>
OniGOの傾向として、生鮮品や比較的良心的な価格です。
一方で、賞味期限の長い商品(カレーのルーや調味料等)はやや価格が高く設定されている印象があります。
利用していて「意外とお得」と感じたのが、お弁当類です。
スーパーで売っているようなお弁当が、店頭と変わらない程度の価格で販売されています。
それゆえ私は在宅で仕事をしている時、お弁当の注文と合わせて生鮮品を注文するようにしています。
そうすることで少額手数料をさらに確実にクリアしつつ、時短と節約を実現しています。
SNS上の評判&活用方法まとめ
SNS上での評判を調べたところ、主にスピード感をありがたく思う声と、一方でアプリの使い勝手・品揃えの悪さについて指摘する声がありました。
価格については反応が人それぞれでしたので、時間価値に対する個々の考えに依存していると考えられます。
最近は食料品を配達してもらうサービスが便利で色々使っているんだけど、お気に入りのクーパンというお店が撤退するらしく、品薄?になってきたので、
— 吉田愛梨🍽 (@kisnb_airi) March 17, 2023
初めてOnigoを使ってみました。
とちおとめも注文したよ🍓なす南のでした😇お買い得だったので小粒ですが、これは後ほどジューサー使って飲みます🙂 pic.twitter.com/5O6TF80CmR
OniGO(@OniGO_official )で注文してみた。
— 佐々木竜希 (@Ryuki_Sasaki) March 24, 2023
金額もスーパーと大して変わらないし、かなり良い。
UI悪くて少し使いにくいけど、リピートしそう。
晩御飯は鍋です。 pic.twitter.com/HyeQx8h9QF
OniGO(オニゴー)の良かったところ
— Mid_Rina0 (@Mid_Rina0) March 27, 2023
・注文確定後20分で届くスピーディーさ
・Apple Payでサクッと決済完了
悪かったところ
・品揃えが非常に悪い
・一般的なスーパーより1.5〜2倍ほど価格が高い
・売り切れだらけ(これはたぶん🐿のせい)
・アプリがバグだらけでストレスフル
クイックコマースのありがたさを感じられる一方、まだまだ成長途中なだけに、荒削りな部分はユーザー側も理解が必要かと。
また、利用方法については「ちょっとした買い物」や「急ぎの買い物」で活用している様子が見受けられました。
onigoさん、これまでは1000円未満で少額決済手数料だったからいつも1000円ちょいで頼んでたけど、買うのがお酒とつまみとアイスくらいだから2000円となるとちょっとしんどいなぁ。
— ゆーきん (@yuyuyuyuyu_kin) March 4, 2023
配送手数料もあるとはいえ、最近配送までの時間も伸びてきてたし、人員とコストとのバランス見ると仕方ないのかなぁ。 pic.twitter.com/JUP8HfrFM9
OniGO割高なんどけど、すぐ届くからな…いいんだよな…
— らんなー☺︎1y2m育休中 (@itudemorun) March 7, 2023
朝からワンオペで食料を買いに行く時間が無かったので、朝昼の調達を兼ねて久々にOniGOを利用。
— hoshino@インフラエンジニア (@hoshino2501) March 7, 2023
他のデリバリーサービスよりも大幅に安いし、すぐ届くのが良いですね。
ランチは豚しゃぶ鍋だー🐖
〜おわりに〜
OniGOアプリは大手ネットスーパーが対応しきれない「すぐ届ける」ことに果敢に挑戦し、利用者の「すぐ手元にほしい」を実現してくれるとてもありがたい存在です。
営業時間やアプリ・品揃えをはじめとする扱いにくさも見られますが、サブとしては十分活用でき、これにより店舗へ買い物に行く機会は格段に減り、自分の時間の拡張につながります。
アプリ自体は無料で閲覧でき、初めの注文は購入金額にかかわらず送料無料で試すことができます。
まずはサービスの中身を確認し、「時間の壁」を解消する現代らしいサービスをぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
子育てで時間が惜しい人こそ、このサービスを試す価値があります。
じゃあな、またな。