おむつも食材も切らさない!妻にデキると思わせるパパのタスク管理術

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「食材等のストック切れややり忘れを防止し、思わず妻も「こいつ仕事できる…!」と思ってしまうタスク管理術」を紹介します。

「仕事のことで頭が一杯。育児にまで頭が回りません」
「うっかり者の私は仕事も漏れが多いので、家庭の漏れ防止は到底無理…」

と既にキャパオーバー気味の方も、家庭でデキるパパとして活躍するきっかけを掴めれば幸いです。

うっかりはみんな起こして当たり前。だって人間だもの。

人は誰しも物事を覚える能力があると同時に、物事を忘れるようにできています。

受験戦争に挑んだ経験のある方ならどこかで聞いたことがあると思いますが、有名な「エビングハウスの忘却曲線」の研究結果によれば、覚えたことの約半分は1時間後に忘れてしまうのです。

つまり、脳に頼れば出来事の半分は1時間後に忘れてしまうため、覚えておくには繰り返し暗唱したり、紙にメモしたりといった工夫がどうしても必要になってきます。

また、多くの人はマルチタスクを行うのがとても苦手とされています。

というのも、人は短期記憶、いわゆるワーキングメモリに貯蔵できる量が数個(見解によりますが7個前後)と少なく、すぐに思考がオーバーフローしてしまうからです。

したがって、何かを覚えておくには、繰り返し暗唱して頭に留めようとすると他のことが手につかなくなり本末転倒。
紙などの外部容量に頼って頭から吐き出しておく方が、やりたいタスクにより集中できます。

「大事なことは忘れない!大事なことだから全部頭に入っている!」と誇らしげに言ってタスクを管理しない同僚を見てきましたが、そういう人に限って「あのパスワードなんだっけな?」と無駄に時間を浪費しています。

会社の重役には大抵秘書がいるように、自分が集中したいことに集中できるよう、タスク管理は「優秀な相棒」に任せるようにしましょう。


かまち
「優秀な相棒」は手帳も強力ですが、昨今はスマホの存在も目が離せません!

育児のタスクはルーチンとトレース!分解と繰り返しが鍵

家事のタスクは思いつきで行うことよりも、平日に何やって、休日に何やってと、予定を立てて毎週行うルーチンが多いですよね。

育児においてもそれは変わらず、買い物関係は消費量と購入頻度からいつ調達すればよい、というのは逆算できます。
家の掃除や食材・おむつ・粉ミルクの購入はこのたぐいですね。

一方、育児の発達は速さの差こそあれど、成長する過程は皆同じです。
お宮参りやお食い初めといったイベントも、同じ順番で訪れます。
どんな成長・イベントがいつ来るかを、きちんと育児の本や周りの方にならって細かくトレースすれば、失敗することはありませんね。

「頭では理解できるものの、毎日の行動にするのは難しい!」
「日々タスク管理するのがとっても面倒!」

という思いがあるかと思いますが、この難しさや面倒臭さを簡単にしてくれるのが次章で紹介するスマホアプリ「todoist」です。

家庭のタスク管理にはtodoistが最適!

todoist」は名前からも分かるとおり、todoリストを管理するスマホアプリです。
todoistの存在を知るまで、私はiPhoneの標準アプリ「リマインダー」を用いていました。

リマインダーは時間指定で予定を思い出させてくれるので、リマインダーの活用だけでもお陰様で忘れ物は激減しました。

しかし、リマインダーの欠点は、タスク量が多くなると管理しにくくなるところ。
日時の設定もサッと設定ができない点もちょっと不便ですし、タスクを潰していく楽しさの面も正直イマイチです。

しかし、スマホアプリ「todoist」なら大量のタスクがあっても確認しやすく、管理も容易です。

データのバックアップや優先サポートを受けられる有料版もありますが、個人で使う分には無料で十分ですよ。
無料版ではリマインダーが使えませんが、リマインド通知がほしい内容はリマインダーアプリと使い分けすれば不便さもなく、むしろ情報の強弱が付くので私はそのように使い分けています。

todoistを使っていて良いと感じた点は以下のとおりです。


  • 今日行うべきタスクを、プロジェクト単位のほか、プロジェクトを横断して確認できる
  • プロジェクトで分けられるので、仕事とプライベートで予め計画的にタスク設定・管理ができる
  • 2日おき、毎週何曜日・毎月何日・毎年何月何日といった繰り返し指定がとても便利
  • タスクの中に細分化したタスクをセットできるため、タスク分解しながら計画を立てやすい
  • タスク先送り時の操作が楽で早い
  • 今日こなしたtodoistのタスク量が目に見えて若干気持良い

特に3つ目の柔軟な繰り返し指定できる点は個人的に一押しなポイントです。
こなした後に自動で次のタスクを指定日にセットしてくれるため、ルーチンタスクとの相性バツグンなのです。
家事は「発想力」よりも「的確性」を求められる仕事に近いので、ルーチンを欠かさずこなしていくにはtodoistが強力な相棒となってくれます。

todoistを使うコツは、思いつきではなく、ルーチン化して登録すること

私がtodoistを使う中で感じたコツをまとめておきます。
それは一発モノの「思いつき」で登録するのではなく、繰り返される前提の「ルーチン化」を意識して登録するということ。

例えば、エアコンの掃除やコンタクトレンズの購入は思いついたときにやりがちではありませんか?
しかし、長い目で見れば繰り返し発生することですので、将来を見据えて「3ヶ月毎の第1土曜日」と設定しておくと計画的にタスク管理ができます。

また、週1回行えば大丈夫なこと、例えば食材のネット注文や排水口の掃除は、それぞれ「毎週●曜日」と決めて登録しておくことをオススメします。
「週1回のことはまとめて休みの日にやる!」という人も多いと思いますが、todoistでは曜日のタスク量が可視化されるため、「平日こなせることは平日にやろう」といった分散も働きます。
それにより、タスク管理の無理なひずみも自然と解消されていきます。

そのほか、頭で覚えようとすると絶対忘れてしまうので、以下の事柄はtodoistへ登録してしまうのがオススメです。


  • 年数回の実施であるものの、手続きを忘れると悲惨なもの(駐輪場の申込みや定期券の購入)
  • 毎年の記念日やイベント(準備もタスクとして分解し、1ヶ月前にセットしておくと吉)
  • お得に買物ができる日(5の付く日、21日など)

子供用のプロジェクトも予め設定しておくと、ライフイベントの管理がしやすくなりますよ。

CASIOのサイト「keisan」で子供のお祝い事が計算できますので、これから子供が産まれる方・産まれて間もない方は、調べた日をセットしておきましょう。


かまち
「今週のタスクを見直す」「来週のタスクを確認する」というタスクを毎週設けておくと、常に微修正を利かせながら計画的に活動できますよ。

〜おわりに〜

育児と仕事で頭が回らないからこそ、頼れるものにはとことん頼りましょう。
思いつきでつい奥さんに頼ってしまいがちですが、そんな奥さんは子供の相手でもっと一杯一杯ですから、文明の利器であるスマホに活路を見出すのが得策です。
スマホも日に日にできることが進化していて、従前よりとても便利になっていることに気付くことでしょう。

いくつも仕事をこなせる人ほど、自分で仕事を全部やろうとはしません。
その1歩目がタスク管理だと私は思います。
タスク管理はtodoistに任せ、自らはタスクを1つ1つこなしていくことに専念することで、自然とやり残しなく仕事も家事もデキる人になれますよ。


かまち
タスク管理能力を巧みに操れることは、育児以外の活動でも活きてくるはず!

じゃあな、またな。

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