全国旅行割でパパ＆子供の２人旅｜成田空港への旅育は子も妻も大満足　

今日も一日お仕事＆育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「全国旅行支援を利用し、子供と２人で成田空港へ乗り物観光した話」を紹介します。

「乗り物好きの子供を満足させる小旅行を計画したい」
「親も半分くつろぎながら幼児とお出掛けできないかな」

と考えている方々の助けになれば幸いです。

結論｜乗り物を間近で見る旅育、成田空港なら電車・飛行機・バスをまとめて楽しめる

子供とパパの２人旅をするあたり、乗り物を楽しむことを目的として成田空港へ出掛けました。
成田空港を目的地とすることで、飛行機を間近に見れて楽しめるほか、道中で電車・高速バスを利用でき、乗り物好きの子供を十分に楽しませることができます。

全国旅行割の適用下であったため、食事・お土産含めても支出は約15,000円で済みました（※千葉県の場合、０円宿泊の幼児も全国旅行割の対象になります）。
日頃から「ヒルトン・アメックスのクレジットカード」や「すみだ水族館の年パス」を保持していることにより節約できている部分もあり、子連れの旅でお得度を高めたいのであれば、成田空港に限らず各地のヒルトンホテルをコスパ良く宿泊できる「ヒルトンアメックスのクレジットカード」はイチオシです。

成田空港は利用客が減っている現状、人混みを避けてゆっくり滞在できますが、以下の２点には気を付けましょう。

• 高速バスの本数が減っている（行き先と時間は事前に確認を）
• 空港内の店舗は、営業時間短縮・臨時休業の場合がある（空港HPより確認を）

低コストで親子充実した時間を過ごせるだけでなく、妻にも一人の時間とお土産をプレゼントでき、大変喜ばれました。
日々忙しく働いているパパこそ、お休みの日に子供と２人旅をされてみてはいかがでしょうか。

子供とパパの２人旅、目的を持った「旅育」始めました

毎日忙しく働き、そして子育てに奮闘していると、土日くらいはゆっくり過ごしたいところ。
しかしながら、「死ぬ直前に働き過ぎを後悔する人はいても、子育てし過ぎを後悔する人はいない」という言葉に共感して以後、土日はパパが子供とメインで過ごすようにしました。

『DIE WITH ZERO（ビル・パーキンス 著）』という本でこの言葉に出会いましたが、自分の価値観を変える１冊でした。
妻がリラックスできる時間作りも兼ねて、パパが完全に相手をする土日「親子二人旅」も月１回を設けています。

子供が２歳になり、近場の公園で遊ぶのは親子共に飽きつつあること、また子供自身が歩けたり、興味の幅が広がってきたことから、最近は１泊での小旅行を始めました。
せっかく旅行をするならと思って参考にした本が『旅育BOOK（村田和子 著）』です。
この本に感化され、予め目的を計画してから旅行に出掛けることを始めました。

時間もお金もかかるので、いざ始めるまではためらいもありましたが、『世界に通用する子どもの育て方（村松亜里著）』で「親子のクオリティタイム」の大切さを学んだのも大きかったです。

２歳ではまだ出来ることが少ないので、今は「絵本の外の世界に触れる（実物を見る）」を目的に、絵本で興味を抱いた対象の実物を目の当たりにする旅行を目指しています。
今のところ食べ物・乗り物・動物が多くなりがちですが、１回１回味わいながら出掛けています。

今回計画した成田空港への小旅行は、２歳の時の旅育にぴったりで、親子双方で楽しむことができました。
旅行割引の恩恵もありお得感も大きかった成田空港への旅行計画・お得感について、今回は紹介します。

パパと２歳児の乗り物を楽しむ小旅行｜見どころ＆お得に楽しむポイント

パパと２歳児で乗り物を楽しむ旅行をどのように計画したのか、そしてお得感はどれほどか。
充実度を高めるための取り組みと合わせて紹介します。

旅行の骨子

旅行を組み立てる時に考えた大枠は以下のとおりです。

• 飛行機が見れるよう、目的地は成田空港
• 成田空港へのアクセスは、行きを電車・帰りを高速バスに
• 宿泊先は大人もゆっくり休みたいのでヒルトン成田

子供の急なトラブルにも対応できるよう、ゆったりした1泊2日で出掛けています。
家に残した妻にとっても、子供を気にせず自由にまとまった時間を用意できて好評です。

成田空港は国際空港ですので、電車・高速バスともにアクセス方法が充実しています。

これで旅行の目的「乗り物の実物を見る」の達成は見えてきましたが、時間に余裕があったため行きの時間に以下の寄り道を追加しました。

• すみだ水族館で動物を間近に見る

寄り道しても、十分な余裕でお出掛けできました。
ソラマチは子連れでも過ごしやすく、食事も取りやすかったです。

参考ですが、「距離の近い羽田空港でもいいのでは？」という発想もあり、この点は好みの問題かと思います。
私自身、羽田空港の方が短時間でアクセスできるものの、以下の観点からあえて成田空港にしました。

• 　国際空港の成田の方が人が少なく、ゆっくりした滞在ができる
• 　移動距離を伸ばし、乗り物に乗っている時間をあえて長くしたい
• （ホテルの滞在含め）普段より落ち着いたリラックスした時間を過ごしたい

10月末からの国際線冬ダイヤは昨年比で３倍以上ながらも、コロナ禍前の水準と比べると37%と言うニュースもありました。（参考：国際線「冬ダイヤ」便数 去年比3倍余に回復 水際対策緩和で（NHK NEWS WEB））
実際に訪問してみても、混雑してる様子はなく、休日でも過ごしやすい人の量でした。

日帰りで計画するなら羽田空港でないとむしろ慌ただしくなってしまいます。
次に費用について触れますが、意外にも成田まで移動しても距離の割にトータルでは高くつきません。

旅行の費用

前提として、私自身「ヒルトン・アメックスのクレカ」と「すみだ水族館の年パス」を所持しています。
これら２つの取得費を除き、実際に旅行中にかかった費用は1泊2日で15,000円程でした。

内訳は以下の通りです。

• 交通費：往復3,700円（行き：1,500円・帰り：2,200円　※大人運賃のみ発生）
• 宿泊費：8,950円（朝食込：ヒルトンプレミアムクラブジャパン経由＆全国旅行割適用後）
• 観光費：0円（すみだ水族館は年パス取得済）
• 食費・雑費：1,300円（ソラマチでの昼食等）

幼児のため、交通費は0円で済んでいます。
またヒルトン成田の宿泊・朝食も幼児は0円でありがたい！

全国旅行割では地域限定クーポン（千葉県2名分：6千円）がもらえます。
これにより宿泊後の夕食・翌日昼食の食費が浮き、お土産もクーポンで購入できました。

妻には一人の時間のほか、お土産もプレゼントできます。
事実この点は妻にも大変喜ばれました。

〜 参考：全国旅行割に関する補足 〜

千葉県の全国旅行割では、０円で宿泊する子供・幼児も1名としてカウントされます。
この場合、宿泊金額の割引だけでなく、クーポンの人数にも含まれます。（参考：よくあるご質問（千葉とく旅キャンペーンHP））

またワクチン接種について、１２歳未満の子供の場合は宿泊先での確認を行いません。
一緒に宿泊する親の接種証明・本人確認をもって全国旅行割が適用となります。
ただし、本人確認は利用者全員分が必要となりますので、子供の分の本人確認ができる確認書類を欠かさず持参しましょう。

なお、ヒルトンホテルの場合はSTAY NAVIのHPから全国旅行割の登録を行います。
楽天トラベル等の大手旅行代理店では給付額に到達し、全国旅行割の受付が終了していますが、ヒルトン成田のHPから直接の申込みの場合まだ空きが見られます（2022年10月時点）。

補足①｜ヒルトンアメックス

コロナ流行に加わり子供が生まれて以後、家族旅行はゆっくりした滞在へと切り替えました。
それに合わせて取得したのがヒルトン・アメックスのクレジットカードです。

年会費16,000円（税込）は発生するものの、取得だけでゴールド会員になることができ、以下のような特典が得られるのでオススメです。

• ２名分の朝食無料
• ホテルのレストランが２５％オフ
• 部屋のアップグレード無料（空きの場合のみ）
• レイトチェックアウト無料（空きの場合のみ）
• ヒルトンプレミアムクラブジャパンの年会費が15,000円オフ（実質0円）

ヒルトンに宿泊する場合、幼児は添寝＆朝食無料となるケースも多く、子連れの家族では恩恵が大きいです。
より詳しい内容は別記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。

補足②｜すみだ水族館の年パス

すみだ水族館はきちんとおむつ交換台や給湯シンクが整っており、幼児を連れて行きやすいお出掛けスポットです。
ただ、「規模の割に料金が高いかな」と感じる方も多いと思います。

確かに、じっくり見ても１時間もあれば回れてしまう館内で、入館料（2022年10月時点）は以下のとおりです。

２回以上利用する場合は年パスを作った方がお得です。
年パスには以下のような得点も付くので、私は年パスを取得して入館料を気にせず訪問してきます。

• 小学生以下は「アクアパスポート」がもらえる（スタンプが押せて楽しみが増える）
• 館内ショップの買い物が5%オフ
• 館内カフェのソフトドリンクが100円・ミニソフトクリームが200円になる
• ソラマチの各店舗で割引やドリンクサービスが受けられる（詳細はソラマチHPを参照）

年パスはお得に手に入れる手段があり、それは株主優待で年パスの引換券を手に入れる方法です。
オリックスの株主にならなくとも、メルカリで2,000円程度で出回ります。
メルカリで購入する場合でも1回の訪問で元が取れますので、ぜひ探してみてください。

「家族の分をまとめて取得したい！」という方は、墨田区へのふるさと納税で手に入れるという方法もアリです。

そのまま使える｜具体的な行程表＆成田空港で地域限定クーポンを使えるお店一覧

実際に出掛けた時の具体的な行程をまとめておきますので、参考にしてください。

旅程１日目｜出発⇒すみだ水族館⇒成田

上野駅から押上駅へ向かう場合、電車だと２度の乗り換えは親子共に疲れますので、バスの方が楽でオススメです。
上野駅正面玄関口なら都営バスの平井駅前行き、公園口ならスカイツリーシャトルの利用が便利です。

すみだ水族館の代わりに上野動物園を楽しんでから成田空港へ向かうのもアリですね。

旅程２日目｜成田⇒帰宅

成田空港の第１・第２ターミナルともに、出発前のエリアにキッズスペースがあります。
狭いながらも滑り台があり、幼児が楽しむ＆親が休憩するには十分でした。

高速バスは本数が少なくなっていますので、行き先と時間は事前に確認しておいた方が吉です。
また、成田空港・成田駅からヒルトン成田への無料シャトルバスの時間・場所もヒルトン成田のHPから確認しておきましょう。

参考｜全国旅行割の地域限定クーポンが使えるところ＠成田空港

地域限定クーポンの存在はとてもありがたいものの、使えるお店は限られています。
成田空港での食事や土産用に使える場所（出発前エリア：2022年10月時点）をまとめておきましたので、参考にしてください。

最新の利用店舗の一覧は、千葉とく旅キャンペーンの公式HPよりご確認ください。
また、曜日によっては営業時間短縮・臨時休業の場合もありますので、成田空港の公式HPも確認しておくと安心です。

ヒルトン成田の館内ではレストランのほか、セブンイレブンでも利用できます。
以前の県民割では適用外だっただけに、便利でとても嬉しい！

〜おわりに〜

全国旅行割が始まり、また海外からの旅行客の受け入れも始まりましたが、コロナ以前に比べて国際線の利用数は全回復にはまだ遠い状況。
「子連れで人混みに行くのはコロナも心配…」と抵抗のある方には、羽田空港より成田空港へ遊びに行く方が人との距離を取れて安心です。

飛行機に乗らずとも、空港は親子で楽しめる観光スポットです。
さまざまな乗り物を目の当たりにし、子供の世界が広がる経験となることを願いつつ、またこの記事を通じてパパと子供の２人旅を実践する方々の背中を押せれば幸いです。

奥さんへのお土産の買い忘れ、くれぐれもご注意を！笑

じゃあな、またな。