離乳食、一度も作らず市販のみで完了|忙しい方へおすすめの進め方

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
サラリーマンとして社畜のごとく働き、育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「市販品の離乳食を活用し、完了まで乗り切る進め方」を紹介します。

「夫婦の食事の用意でさえラクしたいのに、子供のご飯も用意するなんて気が遠くなる」
「赤ちゃんは体が小さいだけに、できる限り安心・安全な食事をさせたい」

とお悩みの方々の助けになれば幸いです。

結論:市販の離乳食だけで進めるのは、問題点よりメリットしかなかった

市販品の離乳食だけで子供の食事を進めることで、大きく3つメリットがあったと実感しています。


  • 時間の短縮効果・食事の準備時間を読みやすくなる
  • 協力のハードルが低くなり、夫婦どちらも参加しやすくなる
  • 「量」「材料」「保存」の観点で管理しやすくなる

共働きや核家族化が進み、祖父母の手を借りられずに忙しく子育てを行う世帯が増えている今、市販の離乳食は大変心強い子育ての味方です。

子供の食べる量の調整や、アレルギー有無を試すのにも便利で、また食材が傷む心配も払拭できます。
ネット注文はもちろん、スーパーだけでなくドラッグストアでも購入できるケースが多く、足りない時に買い足しの融通が利くのもありがたいポイント。

離乳食完了まで目指すにあたり、市販品には月齢目安の記載があることから、初めての子育てでも安心して進められます。
ただ、アレルギーの心配や子供の成長が追いついてないケースも想定されるため、焦らずゆっくり進めていくのがおすすめです。

なお、市販の離乳食による時短効果を高めるのであれば、週1回ネットスーパー(楽天西友等)で日用品とまとめて購入すると、買い物の手間・労力が省けるので大変便利です。


ただでさえ毎日バタバタなのに、遂に離乳食が始まる…涙

断言しますが、赤ちゃんが産まれると、夫婦でゆっくり落ち着ける日々は当面お預けです。

子供も日に日に成長し、元気さも増していくことため、反面日に日に自由な時間はなくなりました。
子供と触れ合う一時は楽しく幸せな時間であることに間違いないのですが、時間に余裕がなくなると疲れも溜まります。

生後6ヶ月でハーフバースデーを迎える頃、子育てにおいて誰もが避けて通れない「離乳食」が我が家でもスタートしました。


かまち
ミルクを消毒し、作り、冷ましてから飲ませる一連の流れでも大変だったのに…涙

しかし時間は誰しも平等に24時間しかありません。
新たな「やるべきこと」が加わると、他の時間を切り詰めたり、諦める必要が出てきます。

子供との時間を捻出するために、仕事の時間をおさえ、また職場や友人との付き合いを削って、どうにかやってきました。
子供との触れ合いと離乳食作りの両方を頑張るために毎日時間を捻出するには睡眠時間を削るしかなく、正直体力的に厳しいのが本音。

かといって、毎日3食欠かせない離乳食の準備を優先し、子供と触れ合う時間を減らしてしまっては、子供と少しでも多くの時間を共にしたい意向からすると本末転倒な考えです。

そこで我が家は、時短の観点から離乳食を作ることをやめ、すべて市販のみで進めてみることにしました。


市販品のみだから良かった!オススメしたい3つの理由

市販品のみでの実践に踏み切ったきっかけは一冊の本『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです(工藤紀子 著)』でした。

この本を読んで「市販品の利用は、不安よりもむしろ安心・安全かも?」と感じ、また無事やり遂げた時には「市販品に頼って良かった!」と実感しています。
この本にあるとおり、「離乳食を作らないことで、パパとママの笑顔が増えた」と感じています。


かまち
他にも離乳食作りの本を読み漁りましたが、「簡単」と書いてあっても私には難しく感じました。
子供の分の料理は、料理に対する作業量は純増しますし、何より疲れている時に手を抜けないのはしんどいです。

やり遂げた今だからこそ、周りにオススメしたい理由をまとめると、以下の3つが挙げられます。

①時間の短縮効果

開封すれば即食べられるため、離乳食の準備時間はかかりません。
「何作ろうかな?」と考えることもなく、同じご飯が連続しないよう選ぶだけ。

また、どんなメニューでも準備時間が変わらないのもオススメしたいポイントです。
忙しい朝でもご飯にかかる時間を読みやすいのは、出勤で朝から慌ただしい共働き家庭にはありがたいですよね。


かまち
我が家はミルクをいつも用意していたので、離乳食をレンジでチンしつつ、並行してミルクの用意をしていました。
一人で並行作業でき、時短効果は非常に高かったです。

②ハードルの低さ

胸を張って断言しますが、親になった瞬間にみんな料理が出来るようになる訳ではありません。
料理をする機会は増えるものの、慣れていないとどうしても億劫で、時間もかかります。

その点、市販品は「開封すればいいだけ」ですので、料理が苦手でも問題ありません。
これなら普段をしない妻・夫でも、率先して離乳食の対応ができます。

また、食糧の調達において、食材をいちいち選ぶ必要がなく、料理に不慣れでも対応できる点もありがたいポイントです。
スーパーは夜閉まっていても、ドラッグストアは遅くまで開いているお店も多いですから、仕事で帰りが遅くなっても対応可能です。


かまち
夫婦間で作業を分担しやすく、育児・家事分担の偏り解消にもつながります。
スマホからの注文で調達も可能なため、仕事が多忙な時期でも欠かさず対応できました。

③管理のしやすさ

管理については、「量」、「材料」、「保存」の観点で非常に便利でした。

量の管理

子供の食べる量は日に日に増えていきます。
離乳食を「作る」のが大変と思われがちですが、「量の管理」も手作りでは悩みどころ。
よく「一人分のご飯を料理するのは難しい(多く作ってしまう)」と言うのと同じですね。


かまち
カロリーを始めとする栄養素も手作りでは分からず、食べ過ぎなのか、食べな過ぎなのか不安でした。
特に塩分は、乳児にとって小さじ1杯でも危険な量です。
(参考:「乳幼児の塩分取り過ぎに注意…1歳児は小さじ1杯で死亡の恐れ」子育て世代がつながる東京すくすく)

離乳食初期は食事量がとても少量ですので、この点市販品であれば食事量の調整をしやすく、無駄がありません。
与えすぎによる消化不良や、栄養過多も避けられます。
分けた残りは冷凍保存すれば、次の食事の用意も簡単です。

材料の管理

食育の観点から子供には色々与えたい一方で、初めての食事ではアレルギーが心配ですよね。
この点、市販の商品では特にアレルギー反応を起こしやすい食材の使用・不使用を目に付く形で明示してあり、安心して試していくことができました。


かまち
アレルゲンの明示があることで、「この食材は食べられたから大丈夫」と安心にも繋がりました。

また、出回っている市販品では、保存料や化学調味料・着色料を始めとする添加物を使っていないものばかりでしたので、安心して使えました。

具体的には、以下のメーカーの商品は安心して使えました。



保存の管理

市販の商品は瓶詰めやパウチされていることから、保存に優れています。


かまち
缶詰やレトルト商品は、完全に密封の上殺菌処理がなされているため、保存料を使うことなく長期での保管が可能です。(参考:「缶詰、びん詰、レトルト食品の特徴」知って得する、暮らしに役立つ 缶詰・びん詰・レトルト食品情報)

「ちょっと多めに買ってしまった」という時でも、すぐに傷まないので安心して保管できます。
「子供と外出して外で食事したい!」なんて時も、安心して持ち運びできるのもありがたいですね。


そのまま実践できます|私の離乳食の進め方

私が実践した離乳食完了までの進め方を紹介します。
共働き夫婦でお忙しい方・忙しくても育児参加をしたいと思っている方に、参考にしていただけると幸いです。

なお、私は離乳食をあげる方針として、「急がず、試しつつ」をモットーに進めました。
その心をまとめると、以下のとおりです。


  • 食材の適齢が早過ぎて食べれないことはあれど、遅過ぎて食べれないことはない
  • いずれ離乳食は完了するので、急ぐことよりも食べれる自信を与えたい
  • アレルギーの確認をしつつも、子供には味覚から沢山の刺激を感じてほしい

市販品には月齢の記載はあるものの、離乳食は子供のペースで、焦らずゆっくりやっていくのを個人的にはオススメします。


かまち
つい周りが気になって「適齢の食材を早く食べれるようになってほしい」とか、「早く沢山食べれるようになってほしい」といった思いが湧きがちです。
ただ、子供にとって食事を楽しい時間にするためにも、無理を強いるのは禁物です。

①スタート編(5ヶ月〜6ヶ月)

定番のお粥やくだものから与え始めました。
スタート時期からお粥も自ら作ることはせず、市販品を活用しています。

実際に使ったのは、キユーピーのお粥・くだもの和光堂のお粥・ホワイトソース裏ごし野菜です。
キユーピーは瓶詰めのため、取り出すだけ準備OKです。
一方、和光堂は粉末状なのでお湯で作ることができ、粉ミルクの延長で準備ができます。


かまち
瓶詰めと粉末の使い分けですが、自宅で使うのであれば扱いが楽な瓶詰めを個人的にはオススメします。
ただ、「瓶の処分が面倒」な側面もありますので、お住まいのゴミ捨て事情に合わせるとラクかと。

アレルギーがとにかく不安だったので、少しずつ与えていきました。
最初はお粥から慣れさせ始め、2〜3週間経ったあたりで野菜やくだもの・魚の商品も活用し始めました。


かまち
お魚を使った食品だけは和光堂でしか売られていないので、時間に余裕があるときにワンポイントで活用しました。

この時期は食べる量が少量(最初は大さじ1〜2くらい)のため、こまめに冷凍保管をして無駄をなくしました。
冷凍した離乳食は数10秒チンするだけで食べられます。


かまち
100均で製氷皿を買うこともできますが、取り出す時に煩わしさを感じることがあります。
便利なものが世の中にはあり、簡単に取り出せる製氷皿を使うとストレスフリーで快適でした。

②ちびちび編(7〜9ヶ月)

食べる行為に慣れてくるものの、アレルギーに対する不安の強い時期でした。


かまち
早めにアレルギーの懸念を払拭したいと思い病院へ行ったものの、子供が小さいうちは結果が安定しないということもあり、アレルギー検査をやってもらえず…

不安はあるもののこれも一つの試練だと思い、新しい種類の食品と試しつつ、同時に食べる量も徐々に増やし始めました。
キユーピーのベビーフード(瓶詰)と、和光堂のグーグーキッチン(レトルトパウチ)を併用し、種類も豊富で困ることもありませんでした。
1瓶・1袋が130円程度のため、家計への影響も少なめです。


かまち
アレルギー反応が出た場合に備え、新しい食材を試す時は平日の朝食が安全です。
土日や夜は開いている病院が少なく、受け入れ先を見つけるのに一苦労ですので。

市販品なら使われている食材が明記されているだけでなく、アレルゲンとして反応しやすい食材も明示されています。
新しい食品を試すにあたり親も試行錯誤しやすく、毎食の時短効果以上にこの時期は市販品に価値を感じました。

また、冷凍保存にあたっては小分けトレイが大活躍した時期でもありました。

離乳食をまだ一袋食べられず、半分を冷凍保存するのに、100均で売られている小分けトレイは重宝しました。
近くになければAmazonでも購入できますが、100均のもので十分です。
セロテープを貼って中身を書いておくと、食事の組み合わせで迷いが消えるのでオススメです。

③パクパク編(10〜12ヶ月)

この時期になると、市販品のラインナップはアレルギーフリーでないものも増えてきます。
引き続き新しい食品を試すことになり、アレルゲンの丸の明示を見ると夫婦でドキドキでした。
その反面、和光堂の「グーグーキッチン」やピジョンの「管理栄養士の食育ステップレシピ」における商品レパートリーが広がります。


かまち
どれもとっても美味しそうで、与える方の親がワクワクしていた一面もありました。笑

今まで同様、新しい食品を与える時は少量で試すことをオススメします。
一方で食べれる量が増え、離乳食を一袋(80g)ペロりと食べれるようになる時期でもあり、1袋半、2袋と日に日に食べる量が増えました。
この点、市販品なら冷凍保存する量を変えれば良いだけですので、苦を感じずに乗り越えられました。
1食で2袋食べれるようになると、食費はかさみつつあるも、冷凍保存要らずになるのでむしろ手間は減ります。

なお、3時のおやつも与えるようになりましたが、補食には和光堂の「赤ちゃんのおやつ」をメインで与えていました。

何かと和光堂に頼ってばかりですが、和光堂の商品は以下の点で便利でした。


  • 月齢に伴うステップアップができる(食べやすさを変えられる)
  • 小分けの袋に入っていて少量で与えられる(持ち運びも楽)
  • お魚や野菜の味付けばかり(子供がお菓子の味に固執しない)


かまち
この時期、手づかみで食べるような仕草も出てきました。
ただ、手づかみは汚れが落としやすい「オヤツ」で実践させました。
掃除する親都合ではあるもののの、「手づかみで食事を楽しむ」という目的は達成できたかなと。

外出時の離乳食も、市販品であれば手間や保存に困ることもありません。
和光堂のお弁当(栄養マルシェ)は、月齢に合わせた商品が揃っており、スプーンも付属されているのでこれ1つでお出かけ時のご飯が整います。

ただ、1食にしては量が多く、またお値段気持ち高めな設定なことから、私が栄養マルシェを好んで使い始めたのは残さず食べれるようになった頃(1歳を過ぎてから)でした。
それまでは使い捨てスプーンを用意しておけば、外出先で袋からそのままご飯をあげられ、大した不便もありません。


かまち
使い捨てスプーンや外出時のエプロンは、100均での購入で十分です。
そのほか、椅子に安定して座らせておくためにリッチェルのチェアベルトが大活躍で、積極的に外出したい親御さんには是非オススメしたいアイテムです。

④モグモグ編(1歳1ヶ月〜3ヶ月)

この時期は、食べる種類は大きく変わらずも、体の成長に合わせて量が更に増えました。
食事量が物足りなさそうで、80gの商品から100gの商品へ移行したのもこの時期でした。

市販の離乳食は概ね1袋80gが相場ではあるものの、それよりも量の多い商品は以下の2種類が見つかりました。



今回は「1歳からの幼児食(グリコ)」に切り替えました。
「グーグーキッチンBIGサイズ(和光堂)」の量は大きすぎるため、もう少し成長した時にとっておきます。
「1歳からの幼児食」は商品ラインナップが限られるも、レトルトパウチのため使い勝手は変わりません。


かまち
「1歳からの幼児食」は2食1セットで販売されており、量は増えたものの価格は抑えられている点は家計的にありがたかったです。

参考になりますが、1歳を過ぎた頃、周りのご家庭では赤ちゃんへのミルクを止め始める方もいました。
うちの子供はミルクが大好きだったこともありますが、離乳食は意外とカロリー控えめなことに気付き、栄養を補う観点からミルクを継続しました。

利用していて分かったのですが、市販の離乳食は1袋50~60kcal程度になります。
一方、赤ちゃんの1日に必要なカロリーはもっと多いことも調べたところ分かりました。
一般的に女児で900kcal、男児で1000kcalと言われています。(参考:「今月のテーマ『食事の基本~子どもの食事~』」CO・OP共済)

毎食の離乳食で2パック食べても1食150kcalに届きません。
これでは1日で500kcalにも届きません。
補食でオヤツを活用しても量が必要となることから、我が家では毎食にフォローアップミルク(明治ステップらくらくキューブ)を活用しました。


かまち
フォローアップミルクは今までのミルクの延長上で飲ませられ、ミルクを嫌がらない子であればすんなり飲んでくれるはず。
栄養価も高く、離乳食からは摂取しにくいDHA・EPAを補える商品もありますので、我が家では積極的に活用していきました。

⑤ガツガツ編(1歳4ヶ月〜6ヶ月)

この時期になると、離乳食に慣れてきたと思いきや、好き嫌いも主張が始まり、意外と食べ残す日もありました。
とは言え元気な時はペロリと食べ切ってしまうので、お米やうどんといった主食の量を更に多い「グーグーキッチンBIGサイズ(和光堂)」へ切り替えることにしました。

そのほか、離乳食完了を見据えて、時間に余裕のある時は食べやすそうなご飯を親から分け与えて慣らしてみました。
果物は用意が簡単で、子供も手づかみで食べることができるので、バナナやみかんは重宝しました。
りんごや桃、いちごもすんなり食べてくれましたが、いずれにせよ子供に与えるものはなるべく自然のままの方が味覚に優しいかと思います。

歯もだんだんと生え揃えてきたこともあり、1歳6ヶ月の日をもって我が子の離乳食は完了とし、幼児食へと移行しました。


かまち
離乳食の卒業目安は12ヶ月〜18ヶ月と言われますが、我が家では最遅の18ヶ月まで完了時期を引っ張りました。
その後の保育園に入園しましたが、様子を見ても周りの子供と成長を比べても違いはなく、全く後悔はありません。
むしろ食当たりになることもなく、子供に負担を強いることなく育てられたと思っています。

<参考>

離乳食が終わると、幼児食へステップアップします。
幼児食は、大人の料理の硬さ・大きさを子供用に整え、味付け・塩加減を薄くすれば完成です。

幼児食も「離乳食同様に一手間をなんとかしたい!」と考える方もいるかと思いますが、厄介なことに離乳食と比べると市販品は全く流通していません。


かまち
私の体感としては離乳食よりも対応が難しくなり、時間を取られて深刻な悩みでした。

幼児食については市販品がないものの、「mogumo(もぐも)」や「もぐっぱ(Mog-ppa)」といった冷凍幼児食が販売されています。
冷凍幼児食を活用した記録は、各社を比較して別記事にまとめていますので、先々の育児対応を上手に乗り越えるにあたっての参考としていただければ幸いです。



市販の離乳食だからこそ試しやすい!毎食のストック方法はこうやりました

先に紹介した通り、市販の離乳食の便利な点は時短だけでなく、管理のしやすさが挙げられます。
瓶やパウチで保存されており、開封するまでは痛むことなく長期で保存ができます。
本章では、我が家で日々行った離乳食のストック方法を紹介します。

離乳食のストックの実践方法とメリット

我が家では、食事のストックにあたっては週1回のローリングストックを実践しました。
ローリングストックとは、農林水産省のお言葉を借りれば以下の通りです。

「ローリングストック」とは、普段の商品を少し多めに買い足しておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

簡単!「ローリングストック」(農林水産省HP)

かまち
元々は災害時の防災備蓄を意識した概念ですので、実践することにより仮に被災時も子供の食事を確保することができます。

これにより、親として得られるメリットは、家庭の防災力向上以外にも以下の2点があります。


  • 食糧調達の回数が週1回で済む(買い物時間の圧縮)
  • 購入量の見込みを誤っても、離乳食が足りない事態を防げる(買う量の失敗防止)

具体的に、どこから購入したか&なぜそこを選んだのか

市販品の活用を考える忙しい世帯だからこそ、食糧調達の時間もなるべく減らしたいですよね。
買い物に行く時間・持って帰る大変さを解消できる「ネットスーパー」を我が家では活用していました。

ネットスーパーはいくつかありますが、我が家では「楽天西友ネットスーパー」を利用しています。

楽天西友に決めた理由は、以下のとおりです。


  • 平日・土日問わず、夜間まで時間指定が可能(柔軟性が高い)
  • 前日の注文でも、翌日指定した時間に届けてくれる(融通が利く)
  • 楽天が運営しており、技術の反映が早そう(先進性が高い=不自由は少ない)
  • 多くはないも、楽天のポイントがもらえる(お得感あり)

送料を無料にするには、私の場合5,500円以上の買い物が必要でしたが、親の食材と子供の離乳食を合わせて購入すれば、無理なく超えることができました。
(→ 送料無料のラインが3,500円以上に改定され、もっと使いやすくなりました!(2023年8月時点))

Amazonではバラでの購入がしにくく(生鮮食品を購入できるAmazonフレッシュの対応地域も限定的)、一方楽天市場では離乳食の購入だけで送料分を無料にする(3,900円以上購入する)のは大変です。
その点、ネットスーパーであれば日用品の購入とのまとめ買いが可能になり、買い溜め・買い忘れも減らせます。

なお、ネットスーパーは楽天西友のほか、イオンマルエツイトーヨーカドー等、たくさんのスーパーでサービスが展開されています。
お住まいの地域によってサービスの展開有無が異なりますのでご注意ください。

なお、私も導入時に比較しましたが、単価や送料で細かい違いはあるものの、大きく差が出るほどではありませんでした。
細かな違いにこだわるよりも、生鮮食品の販売状況やプライベートブランドの特性を理解できている「日頃馴染みのあるサービス」をご利用する方が、購入イメージがズレることもなく、賢い選択だと私は思います。


かまち
日用品の宅配というと、「生協(CO・OP)」や「パルシステム」をよく耳にします。
これらのサービスは注文した翌週に届けられる仕組みになっており、柔軟性に欠けることから、お住まいにネットスーパーが展開されていない際に次の手段として検討対象にすべきかなと。


〜おわりに〜

離乳食の悩みは、子供を授かったご家庭の多くが直面する悩みだと私は思っています。
みんながみんな、料理が得意ということはありませんし、何より仕事も多忙で、両親の手も借りられない世帯が増えた現代では、時間に余裕を持っている人は多くないかと。

日本は多忙な暮らしではあるも、幸いにも物が充実しており、粉ミルクを始め、市販品の離乳食も私の両親が驚くほどに時代と共に充実してきました。
市販の離乳食は気の利いたものばかりで、私自身頼って正解だったと思っていますし、第二子・第三子と子供を授かった時でも同じ方法で対応しようと思っています。

つい面倒に思って大人と同じものを与えてしまっては、味覚が狂ってしまう恐れもありますし、何より栄養過多で体に負担をかけてしまう恐れも想定されます。
確かに手作りする方がコストは割安かもしれませんが、時短で得られる子供とゆったり過ごせる時間・仕事に割ける時間を考えれば、十分見合うコストだと割り切れる範囲ではないかなと。

ご多忙なご家庭は、市販品の離乳食をぜひ試してみてはいかがでしょうか。


かまち
育児を楽しむためには、「無理なく続けられる仕組み」をいかに設けるかがカギです。
頑張り所で頑張れるよう、手を抜けるところは堂々と抜きましょうね。

じゃあな、またな。

最新情報をチェックしよう!