育児のために食洗機を活用|分岐水栓(JH9024)を自分で設置

今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。

今回は「育児中の時間捻出のため食洗機を導入するにあたり、分岐水栓「タカギ(takagi):JH9024」を自分で設置した話」を紹介します。

「食洗機にかかる費用を抑えたいけど、自分で取り付けられるか不安」
「自分で取り付けようとしたもののびくとも動かず、始めから躓いたので諦めようかな」

と感じている方の助けになれば幸いです。


結論:道具を揃えれば、自分も十分できます。

作業手順に複雑さはなく、分岐水栓購入時の付属の説明書を見ながら自分でも取り付けできました。
ただ、ナットが固着している可能性を考えると、作業日数は2日(できれば日中)見た方が良いです。

説明書通りに進める中で、迷う箇所はありませんでした。
水栓の内部は掃除する機会がなかなかありませんので、自分で取り付けるならこの際掃除も済ませることをオススメします。


そもそも自分でやる意味あるの?

自分で設置することで、水道業者への依頼費用(1万5千円程度)を浮かせることができます。
設置作業は簡単なので、自分で行っても、業者が行っても、時間的には大差なさそうです。
(むしろ、業者選びや日程調整で時間がかかることを考えると、自分でやった方が早いかなと。)


かまち
家電量販店で購入すれば、分岐水栓の設置は5〜7千円程度と割安で対応いただくことが可能でした。
ただ、その場合は食洗機本体代がネットショッピングより割増になり、トータルで高く付いてしまいます。

そもそも我が家で食洗機を導入した目的は、子育ての負担軽減のため。
負担軽減が第一優先ではありますが、子供にかかる費用は馬鹿に出来ず、できれば支出も抑えたいところ。
そんな考えで本体をネットショッピングで安く調達したこともあり、分岐水栓の取り付けもまずは自分で行うことにしました。

当初、取り付ける分岐水栓を間違わないよう、業者にお願いしようという思いも実際にはありました。
しかし、どの業者も蛇口に合うものを自分で調べて用意しておく必要があり、結局自分で責任を持って分岐水栓を選ぶ必要がありました。
(※どの分岐水栓が適合するのかは、インターネットで調べれば簡単に分かりました。
 水栓に記載の番号を確認してググるか、製造元のサポートセンターへ電話すれば解決です。)
それゆえ業者へ依頼するメリットが薄れ、ひとまず自分でやってみて、ダメなら依頼しようと決めました。


かまち
自分で設置して1ヶ月以上経ちましたが、今のところ不具合は生じていません。
また、YouTubeを観ると結構自分でやってる人が多いこともわかります。

自分で設置を行うと、当然ですがアフターサポートはありません。
(かと言って業者に依頼したとしても、設置して数ヶ月後に問題が生じた場合に対応してくれるかは分かりません。)

もし今後不具合が生じた場合は、東京電力の「生活かけつけサービス」に頼ろうと考えています。
東京電力の一部のプランでは「生活かけつけサービス」が標準サービスとして無料で付いており、こちらで水回りトラブルも対応してもらうことが可能です。

我が家ではアマゾンプライムを利用していることから、東京電力でガス契約を行い、「とくとくガスAPプラン」に加入しています。
大手ガス会社の通常プランと比べると、アマゾンプライムの費用を含めたトータルコストは同程度ながらも、加入時にアマゾンギフト券がもらえるほか、「生活かけつけサービス」が無料付帯されるのでとてもお得です。


自分で取り付けてみて|ナットの固着に苦戦しましたが、それ以外は余裕でした


既存の水栓を外すための道具さえあれば、取り付け作業は簡単にできました。
取り付ける分岐水栓を新品で購入すれば、取り付け手順の説明書も付いています。
私の場合は新築5年目のマンションに住んでおり、まだパーツに不具合は生じていないかなと思っていたものの、ナットの部分がかなり固着しており、この点でかなり苦戦しました。

使った道具の一覧は以下の通りです


①マイナスドライバー
①ウォーターポンププライヤー(3cm以上開くモンキーレンチでも可)
②ハンマー
②ゴム手袋
②電気ポット(熱湯)
②クエン酸
③掃除道具(水を貯めた桶、綿棒・スポンジ・ブラシ、クエン酸等の汚れ落とし)


①は最低限必要なもので、②はナットを外すために使った道具です。
なかなか掃除する機会がない場所ですので、③も用意しておくことをオススメします。


かまち
他の記事でも触れていますが、自分で取り付け作業ができると色々なところでコスト削減になります。
ウォーターポンププライヤー付きの工具セットは4千円程度で手に入れられます。
4千円と聞くと少し気が引けるものの、何度も使えますし、工具は一式揃えておくと便利です。

次に作業手順です。
意外と忘れがちですが、作業前の写真を撮っておくと原状回復時に役に立つので記録に残しておきましょう。

元栓を閉め、説明書通りにマイナスドライバーと付属の六角レンチを使って水栓の頭の部分を外します。

続いて化粧リングを外す作業になり、回らない場合はゴム手袋を使いましょうと説明書に記載がありました。
ただ私の場合はゴム手袋でも開けることができず、1日目は断念しました。


かまち
化粧リングは柔らかく、ウォーターポンププライヤー等で挟むと簡単に傷が付くので注意です。
私は無理してかなり傷付けてしまったので、みなさんお気を付けください。

そこでインターネットであれこれ調べた結果、上記②を用意して固着問題を解決することができました。
中でもハンマーは一番効果があったように思います。
熱湯を掛け、ハンマーで根気強く何度もコツコツ叩くと、気付くと簡単に外すことができました。


かまち
ハンマーは音が響くため、できれば作業は日中に行いましょう。
またクエン酸がどれほど効果があったか分からないものの、中の汚れが落ちたことは確かです。


続いて金属ナットの部分ですが、こちらも同じ要領で熱湯をかけ、ハンマーで根気強く叩きました。
どちらかというと金属ナットの方が手強く、水栓を広範囲に叩いてみたところ、結果ウォーターポンププライヤーで外すことができました。

ここまで出来れば後の工程は簡単なうえ、力も入りません。
業者へ依頼した場合はすぐに取り付け作業に進まざるを得ませんが、自分で作業している場合は時間に余裕がありますので、きちんと掃除をしておくのをオススメします。
なお、元栓を閉めることで水が出せませんので、予め桶に水を汲んでおくことを忘れずに。


かまち
熱湯とクエン酸とブラシで掃除したところ、数分で簡単に汚れが落とせました。

続いて分岐水栓の本体を取り付け、その上に既存の水栓を取り付ければ完成です。
特に悩むことも無いかと思いますが、分岐水栓の本体は内部を押し当てて回すことで穴がズレること無く設置できます。
水栓の背が前より高くなりますが、むしろ大人には扱いやすい高さになりました。


〜おわりに〜

簡単に外せないものを自分で行うのは少々不安でしたが、道具さえあれば簡単にできました。

日頃馴染みのない道具も、ネットを通じて簡単かつ速やかに手に揃えられます。
また説明書だけで分からなければYouTubeを通じて動画で確認することもできます。
便利な世の中になったなと改めて実感した瞬間でもありました。

今までは人に頼まないと出来なかったことも、意外と自分でできる時代です。
多くの人ができていることは、きっと自分にもできるはず。
難しそうと感じたことも、簡単に諦めずにまずは自分で手を動かしてみましょう。


かまち
育児が始まると、びっくりするほど出費が増えます。
自分で簡単な作業ができると支出の抑制に繋がり、ひいては家庭へ貢献できますので、パパの活躍の場としてもってこいですよ!

じゃあな、またな。

最新情報をチェックしよう!