今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
サラリーマンとして社畜のごとく働き、育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「子供が生まれて以降物が増えていくので、minikuraを使って家の中をスッキリさせた話」を紹介します。
「子供の物が増えたけど、第二子・第三子の家族計画を考えると捨てにくい…」
「使わない物を保管しておくほど家の広さに余裕もないし、より広い家にも住むのもなぁ…」
と、お悩みの方々の助けになれば幸いです。
結論|将来の子を見据えるならminikuraでの保管が便利!コストの割にスッキリ感のメリットが半端ない
minikuraはダンボール単位で預けられる宅配型トランクサービスで、ダンボール1個から利用できます。
月々の保管量は275円(税込)からで、スタバ1杯より安く済むほどお手軽です。
ダンボールを丸々取り出せば送料もかからず、また預け入れる時の送料・ダンボール代もかかりません。
上手に活用すれば、毎月の保管料だけで利用可能です。
実際私は最も小さなサイズ(三辺各38cm)のプランを利用してみました。
幼児の衣類やタオル・おもちゃなら50点以上を預けられ、家の中も夫婦の気持ちもスッキリしました。
もちろん、ダンボールもminikuraで用意してもらえ、配送・集荷の日時指定も可能です。
利用する側の手間が少なく、時間が取られないのはminikuraの便利なポイントです。
それゆえ私は育児の合間をぬって、不要な子供用品を簡単に減らすことができました。
ただし、以下のような利用方法を考えている人には適していないサービスと言えます。
- 預けた物をすぐに取り出す可能性がある(∵取り出し期間の縛りアリ)
- 美術品や貴重品の金庫代わりに活用したい(∵預けられない物アリ)
子供用品であれば特に預けられない物もなく、また成長に合わせて必要な物が決まっていますので、期間の縛りも支障になりにくいです。
将来の子供を見据えて利用する場合は、minikuraは活用しがいのあるサービスと言えます。
「これまで」と「これから」の思い出が詰まった育児用品が増え続ける…
子供が生まれて1年も経つと、日に日に物が増えていることを実感します。
お祝いやイベントの度に周囲からいただいたり、自ら買い与えたりと、とても楽しい日々ではある一方で使わない物も次々と増えていきます。
気付けば使わない衣類やおもちゃで家の中が溢れているのは、きっと私だけではないかなと。
物が増えたらその分捨てれば良いのですが、なかなか捨てる勇気が出ませんでした。
私の中で処分を踏みとどまらせる要因は、間違いなく以下の3点だと言えます。
- 将来、第二子・第三子の時に使うかもしれない。
- 捨ててまた買い直すとなると、再調達のお金&時間がもったいない。
- 思い出・愛着があるので、踏ん切り付いてから処分したい。
そんなことを言い訳に処分を先送りにしていたのですが、物が増えることで家の雑然も増長され、はたまた窮屈さを感じるような感覚に…。
オフィスと同様に、物が無い方が不思議と人間スッキリした気持ちになることから、「物を捨てずに減らせる方法はないかな?」と考えました。
そこで今回、宅配型トランクサービスの「minikura」を試すことにしました。
少量から預けられる宅配型トランクサービス「minikura」がちょうど良かった
私が今回利用した「minikura」について、そもそもどんなサービスで、どんな良さに魅力を感じたのかを紹介します。
minikuraとは?
「minikura」は、寺田倉庫株式会社が運営するサービスです。
サービス内容を一言で言うと、荷物を詰めたダンボールを倉庫で保管してくれます。
寺田倉庫は、1950年から倉庫業を営み、ワインや美術品といったデリケートな商品も取り扱う老舗の倉庫業者です。
近年はオフィスの書類を保管するサービスも行っており、仕事で使っている方も多いかもしれません。
minkuraのサービスは、「誰でも、いつでも、どこからでも、自分だけの倉庫が持てる」をコンセプトに立ち上がりました。
個人の方でも利用でき、webからいつでもダンボールの預入れ・取り出しが可能です。
いわゆる「貸し倉庫」とはサービスが異なり、minikuraでは預けるダンボールの数・サイズ毎に月単価が決められています。
これにより、少量でも気軽に預けることが可能になっています。
一方「minikura」は、大きなスペースをみんなで借りるイメージと表現できます。
私が選んだ3つの魅力
私がこのサービスに着目し、利用に至った魅力は以下の3点です。
- 少量から活用できる手軽さ
- 送る側の負担の少なさ
- シンプルな分かりやすさ
少量から活用できる手軽さ
前述のとおり「貸し倉庫」ではないため、ダンボール1つから預けることが可能です。
「少量だと割高なのでは?」と思われがちですが、一番小さなダンボール(三辺各38cm)なら、税込み月額275円(2022年5月時点)で済みます。
使い始めたばかりですが、今後活用余地があれば追加も全然ありだなと思っています。
送る側の負担の少なさ
送る物をダンボールに詰める負担は避けられませんが、ダンボールの用意や発送の手間・費用はminikuraで負担してもらえます。
申し込んだプランに応じて、ダンボールは無料で指定した日時にご自宅へ届きます。
もちろんプランに適合したサイズのダンボールですので、何も考えずに詰めこむだけで作業はOK。
また、倉庫へ送るのもマイページから集荷依頼を行い、日時を設定するだけで自宅まで取りにきてくれます。
育児で何かと時間が取られてしまうだけに、大変ありがたいポイントでした。
シンプルな分かりやすさ
minikuraの利用プランは、シンプルに以下の4つに分かれています。
- ボックス保管(写真なし)
- ボックス保管(写真あり)
- 衣類吊し保管(写真あり)
- クリーニングパック(写真あり)
前者2つのプランは衣類・衣類以外問わず、ダンボールに詰められれば保管OK。
後者2つのプランは衣類しか保管できません。
ボックス保管のプランは、「写真によるデータ管理の有無」と「ボックスの大きさ」で料金が決まります。
写真なしのプランを選ぶと、送ったアイテム1つ1つを取り出すことはできません。
何を入れたか忘れてしまわないよう、詰め込む作業の際には写真を撮っておくのがオススメです。
一方、写真ありのプランの場合は、送った後にminikura側で中身の写真を撮ってくれます。
ダンボールを丸ごと取り出すことになりますが、1年以上経ってから取り出せば送料も掛からず、とても明瞭なプランだったのも決め手です。
<参考>
私が試したボックス保管(写真なし)レギュラーサイズのプランは、月々275円(税込)で利用できます。
1年経った後なら、取り出しに伴う送料は0円となり、利用期間中のコストは毎月275円で済みます。
皮算用になりますが、三辺が38cmですので家の中に置いておけば、面積換算で0.38m × 0.38m = 0.14㎡を取られることになります。 仮に首都圏近郊のマンション(2LDK:60㎡、家賃月計120,000円)に住んでいたとすると、㎡単価は2,000円となり、2,000円/㎡ × 0.14㎡ = 280円ですから金額面ではトントンです。
田舎の実家に送るという方法もありますが、ゆうパックで同等のサイズ(サイズ120)を送る場合の配送料は1500円以上かかります(参考:基本運賃表(東京))。
往復で3,000円かかることや、預け先の両親への気遣いを考えると、試しにminikuraに頼ってみても良いかなと考えた次第です。
minikuraの使い方と注意点・使ってみた感想|送ったことを忘れそうなくらいとにかく楽
minikuraを実際に使ってみましたので、使い方の他、感じた注意点と使った感想をまとめておきます。
minikuraの使い方
サービスの利用開始から預けるまでの方法は以下の3ステップです。
とっても簡単で、操作に困るような場面も特段ありませんでした。
①minikuraのHPでアカウントを新規登録
SNSやショッピングサイトの登録と変わりません。
Google、Amazon、 Facebookの各アカウントも利用できます。
アカウントを作った時点では費用は発生しませんが、2022年5月時点では最初の2ヶ月分の保管料が無料になる特典があります。
無料特典を得るためにひとまずアカウントを作り、その後必要なプランを選んで申し込むのがお得です。
②プランを決め、「マイページ」からサービスを申し込み
ダンボールに意外と物を詰められますので、「少ないかも?」と感じるくらいが良いと思います。
申し込み時に指定した日時に、自宅宛へダンボールが届きます。
③ダンボールに荷物を詰め、「マイページ」から集荷を依頼
指定した日時に自宅へ受け取りに来てもらい、その後入庫完了連絡のメールが届いたら完了です。
私のケースでは、集荷3日後にメールがきました。
宅急便の送付状はダンボールと一緒に届きますので準備不要です。
使い方の注意点
実際に利用するにあたり、気を付け必要があった内容は以下の4点です。
- 1年以内に取り出しをすると、取り出し送料がかかる
(入庫2ヶ月以内だと、さらに追加費用:早期取り出し送料が発生する) - 送ったものについて、途中でプランの変更はできない
- 何でも送れるわけではない(送れない物もある)
- サービスを申し込み過ぎた(ダンボールが余った)場合、返品できない
特に厄介に感じた点は1つ目の取り出し期間の縛りです。
2つ目のプラン変更ができない点しかり、予め計画を立ててから預けることが大事なポイントと言えます。
また、3つ目については、参考までに送れない物の主な例をまとめておきます。
- 現金や有価証券、クレジットカード等の金品
- 貴金属・美術品、毛皮や着物といった高額品
- 精密機器や壊れやすいもの
- 液体物や食品
- 可燃物や危険物
4つ目のダンボールの返品できない点も厄介だと思いますが、現時点ではまとめて利用することで割引になるような特典もありません。
したがって、「とりあえず1つ試してみよう」と少しずつ利用してみるのがオススメです。
私のケースのように、将来の子供を見据えて利用する場合は、妊活に合わせて前もって預けておけば、期間の縛りに悩むこともなさそうです。
使ってみた感想|月数百円でめちゃ気持ち良い
minikuraを使ってみて感じた主なメリット・使い心地をまとめておきました。
なお、デメリットは「月額275円かかる」ということくらいです。
月額275円でこんな気持ちの良いサービスを使えるなんて良い時代だなと思った次第です。
預けたことを忘れそうなくらい、手間がなくて楽
ネットショッピングのような気軽さで申し込みから預け入れまで行えます。
預けた後は、気になった時にマイページから確認できますが、汗水流して対応することもないので、もはや利用したことを忘れてしまいそうなほど楽です。
預け入れる準備のハードルが低いのは、大変使いやすい点だと思いました。
一番小さな38cmのボックスでも、子供の衣類やおもちゃは十分入れられる
幼児のものは小さいので、写真のとおりたくさん詰められました。
衣類やタオル、おもちゃで50点以上は入れられ、一番小さなサイズでもかなりスッキリした印象です。
コストも小額で、利用していてストレスがない
最も安価なプランでは月額275円しかかからないので、1年利用しても3,000円程度しかかかりません。
預け入れ・取り出しの操作も24時間webから自由に行えますし、物に溢れるストレスのほか、家計の心配も少ないと実感しています。
こんな使い方、できる?できない?|「これ便利そう!」と感じた3つのポイント
minikuraはシンプルなサービスながらも、利用し始めたところ応用力の高いサービスであることが分かりました。
その中でも、個人的に便利だなと感じた3点を紹介します。
ダンボール単位ではなく、中身を選んで取り出せる?
可能です。
写真撮影ありのプランを選ぶことで、中身を選んで取り出すことができます。
この時、中身の各商品の撮影は入庫時にminikuraが対応してくれますので、自分で写真管理をする手間はありません。
ただし、中身を選んで取り出す場合は、その都度取り出し送料が発生する点に注意が必要です。
重い物でも預けられる?
重量制限があります。
箱に詰められるのであれば何点でも預けることができますが、重さについては1箱20kg(ラージボックスなら25kg)の制限があります。
使わなくなった趣味の物を預けたりする場合は注意が必要ですね。
フリマサイトで販売できる?
「メルカリ」を始めとするフリマサイトは利用できませんが、「ヤフオク!」なら出品可能です。
「ヤフオク!」に出品する場合は、予め写真撮影ありのプランを選んでおく必要があります。
発送作業はminikuraで行い、また出品と落札に伴う手数料は発生しません。
〜おわりに〜
使わなくなった子供用品をメルカリで手放す方も増えてきましたが、将来もっと子供がほしいといった家族計画をお持ちでしたら、家の中の荷物を減らすのにminikuraの活用は大いにアリだと思いました。
環境資源のことを考えても、使えるものはやはり長く使いたいです。
何より物が少ないと気持ちもスッキリしますし、探し物の際に手を付けることもなくなるため、生活の無駄が減ったなと実感しています。
家の広さを拡大することは難しいですが、余計な物を無くして広々と使うのは意外と簡単にできることが分かりました。
少量から導入できるminikuraを試して、子供の物が増えて困っている人の悩みが解決すれば幸いです。
じゃあな、またな。