今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「細かい買い物を繰り返す日常に、メルカードの還元率&ワクワク感は心地よい」という話を紹介します。
「家計を抑えるためにメルカリ使い始めたけど、もっと節約できないかな?」
「『メルカード』が登場したけど、実際に作った人の使い心地はどうなのだろう?」
と考えている方々の助けになれば幸いです。
結論|小額利用者なら還元上限低めでも無駄が出にくい+メルカリを通じてITの世界観が広がる
育児用品等の細かな買い物のためにメルカリを活用される方にとって、「メルカード」の登場はお得感の更なる向上を期待できます。
メルカードに実際に申し込み、利用して感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 【メリット①】「あと払い」利用者は、使い勝手が変わらず還元率UP
- 【メリット②】毎月1回、還元率がすこぶる高くなる(毎月8日は+8%!)
- 【メリット③】還元率の変動がワクワクする(最低1%還元は守られた上でのワクワク)
- 【デメリット①】カードが届くのはかなり遅い(本当に4営業日かかった)
入会特典のキャンペーンも時折開催されており、お得度が高いことから、メルカードを作るならキャンペーン中の申し込みが断然オススメです。
また、メルカードはメルカリが推進するfintech事業の1つとして位置付けられています。
今後メルカリ以外での特典や暗号資産の購入が計画されており、メルカリの更なる機能拡大、ひいてはメルカリを通じて日常生活がより快適になることを期待できます。
なお、還元率上限の4%に到達するのは難しく、一方で取引件数を重ねることで3%にはトントン拍子で到達できました。
子供が生まれてから節約で始めたメルカリ。メルカードは節約に拍車をかける?
我が家では子供が生まれてから、メルカリを使い始めました。
中古でも良いものはメルカリで買おうと思い立ったのが始まりですが、意外にも使わなくなったものを出品すると売れたため、想像以上に生活費の安定に貢献してくれています。
子育てで余暇の時間も減り、使わなくなったものも出てくるタイミングでしたので丁度良かったです。
使い始めてかれこれ約2年。
私にとってメルカリの利用にも一通り慣れてきた頃の2022年11月に、メルカリのクレジットカード「メルカード」が発表されました。(画像はメルカリHPより引用)
メルカリの利用がますますお得になると期待し、思わず私もメルカードを作りましたので、申込み手続きや利用中に感じた良し悪しを今回は紹介します。
もしメルカリをまだ利用したことがない方は、「招待コード:DAABZN」を入力すると500円分のポイントが貰えますのでご活用ください。
メルカードを実際に申し込み、使って感じた3つのメリット&1つのデメリット
メルカードを実際に申し込み、利用した感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 【メリット①】「あと払い」利用者は、使い勝手が変わらず還元率UP
- 【メリット②】毎月1回、還元率がすこぶる高くなる(毎月8日は+8%!)
- 【メリット③】還元率の変動がワクワクする(最低1%還元は守られた上でのワクワク)
- 【デメリット①】カードが届くのはかなり遅い(本当に4営業日かかった)
次章から1つ1つをより細かくお伝えします。
【メリット①】「あと払い」利用者は、使い勝手が変わらず還元率UP
メルカードはクレジットカードであることから、支払額の精算は翌月となりますが、日頃の利用にあたって手数料等は発生しないため、利用方法の実態は現行の「あと払い」の方法と変わりません。
私は以前から「あと払い」を利用していたため、メルカードになっても使い方に変化は生じず、利便性を損ないませんでした。
一方、今まではメルペイを利用してもポイント還元はなかったものの、メルカードでは1〜4%のポイント還元を得られます。
メルカードは発行手数料・年会費無料のため、所持にかかるコストは発生しません。
翌月の精算も、「あと払い」の時と同様に「残高」や「ポイント」から補填ができます。
なお「あと払い」の時は翌月末日が精算期日でしたが、メルカードでは自分の好きな日で精算することが可能ですので、引き続き気持ちの面でスッキリ利用できるのも嬉しい点です。
もちろん、カード自体を所持せずとも、今まで同様アプリやApple Payから支払いできる点も変わらず、荷物が増えない手軽さも変わりません。
【メリット②】毎月1回、還元率がすこぶる高くなる(毎月8日は+8%!)
個別に決定される還元率とは別に、利用者は全員「毎月8日はメルカリ内での買い物が+8%加算」される特典を得られます。
したがって、最大12%、最低でも9%の還元率となります。
非常に嬉しい特典ながらも、注意しておきたいのがポイント付与の上限です。
ポイント付与を整理すると以下のとおりとなります。
ポイント付与種別 | 期間 | 付与ポイント上限 |
---|---|---|
通常の購入還元(メルカリ Shops 以外) | 毎月 | 5,000 |
通常の購入還元(メルカリ Shops) | 毎月 | 5,000 |
ポイント+8%加算特典 | 毎月 | 300 |
「通常の購入還元」では、仮に4%ポイントを得られる方でも、毎月で12.5万円分買い物をしないと上限には達しないため、この点は一部のヘビーユーザー以外、心配は要らなさそうです。
一方、「ポイント+8%加算特典」の場合は、3,750円の買い物で上限に達する計算となります。
価格帯が高めの商品を購入される際は、お得感が薄れる面が否めません。
育児用品の購入は専ら小額の場合が多いので、上限の心配は気になりません。
【メリット③】還元率の変動がワクワクする(最低1%還元は守られた上でのワクワク)
メルカードの特徴は、メルカリでの還元率が利用者によって異なるところです。
還元率は利用状況によって1〜4%に設定され、半年に1回見直しがあります。
ただ、還元率の決定条件について詳細は公開されていません。
ここで言う「取引実績」には、「メルカリでの購入」だけでなく、「店頭での支払い」や「メルカリでの売却」も含めて算定がされます。
その背景には、メルカリとしてサステナブルな行動に対してインセンティブを働かせたいという思惑が伺えます。(参考:メルカリ、「メルカリ Fintech事業戦略発表会 2022」を開催(メルカリHP))
私のケースでは、カードが届いた当初は還元率2.2%でした。
4%には遠く及ばず少し残念ですが、2%以上付くためそれでもお得感はあります。
SNS上の反応を見ても、4%はかなりのヘビーユーザーでないと届かない値と考えて期待はしない方が良さそうです。
参考までに、申し込み時点の約2年間の利用で、メルカリ内では100回程度の取引をしていました。
そのうち、今年の利用額の実績(メルカリ以外での利用も含む)は以下のとおりです。
年月 | 2022.1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
利用額(円) | 959 | 2,642 | 1,854 | 2,126 | 89 | 1,320 | 779 | 996 | 1,474 | 141 |
還元率の最初の再設定はスキップされるため、申し込み時期によりますが手元に届いてから半年〜1年程度は還元率が低下する心配はありません。
なお、メルカード到着後にメルペイで支払いを行ったところ、還元率が2.5%に上昇しましたので、再設定とは別にサプライズの還元率アップが用意されているかもしれません。
<参考:追記>
メルカリでの取引件数が記事執筆当時に比べて150件以上増え、その間に還元率もトントン拍子に上昇し、3%に到達しました。
しかし3%に到達して以後は思うように上昇しませんでした。
その後もメルカードの利用に応じてビットコインがもらえるキャンペーンが実施されたりと、還元率の上乗せが続く嬉しい状況が続いています。
2023年9月末に初めての還元率の再判定が行われた際、「あと〇〇円メルカリで購入すると3%を維持できます」といった助け舟のお知らせがアプリ内でありました。(※2024年3月末の更新時でもお知らせ有)
最大還元率の4%には簡単には辿り着けないことが分かりましたが、たとえ3%でもメルカードの還元率は非常に魅力的です。
還元率の高さや売上金を支払いに充てられる便利さから、これだけの人気も頷けます。
【デメリット①】カードが届くのはかなり遅い(本当に4営業日かかった)
審査はアプリですぐに完結するものの、手元にカードが届き、利用できるようになるまで「4営業日」かかりました。
土日・祝日を挟むと、結構焦ったく感じます。
メルカリからも「最短4営業日」と記載があり、この期間は縮まらないと思った方が良さそうです。
ネットでの注文がすぐ届く生活のありがたみを実感しました。
メルカードは普通郵便で手元に届きます。
クレジットカードが普通郵便で届くことに驚く方もいるかもしれませんが、アプリを通じて読み取りを行わないとカードは利用可能にならないため、到達前に不正に利用される心配は要りません。
入会特典あり|メルカードを作るならキャンペーン中が断然おすすめ。メルカードはこれからの成長の1ステップ
メルカードを作るなら、キャンペーン中の申し込みが断然お得なため、検討している方は機会を見逃すことなく申し込むのがオススメです。
例えば、2022年12月時点では、2023年1月31日までに新規入会し、利用することで、最大10,000ポイントのプレゼント特典がありました。
また、2024年3月時点では、2024年4月15日までに入会すると、上限5,000円の半額クーポンのほか、メルカードの利用で上限2,000円の半額クーポン等を更に入手できたりと、合計で最大13,000円もお得になるキャンペーンが開催されています。
メルカードはメルカリの今後の事業戦略の布石|ますます広がるメルカリのfintech
メルカリは、創業から2022年10月までの間に、累計利用者数約4,800万人、累計流通総額3.8兆円と日々拡大を続けています。
fintch事業として2019年にQRコードによる支払いを可能にした「メルペイ」が登場しました。
その後「メルペイスマート払い」が続けて登場し、今回はクレジットカードの「メルカード」が登場した次第です。
これらにより、「メルカリ」がより日常生活の「お金」とも強く結び付いてきましたが、今後は以下2点の構想があることが公表されており、この結び付きは更なる拡大が見込まれています。(参考:メルカリ、「メルカリ Fintech事業戦略発表会 2022」を開催(メルカリHP))
- 「メルカリ」以外でもお得を広げる
- 暗号資産(ビットコイン)を誰もが簡単に購入
1つ目はサステナブルな取引を意識したもので、リアル店舗での行動とメルカリの結び付きを強めるものです。
例えば、ヤマダ電機で不用品回収を行うとお得に新品を購入できたり、またAppleの製品をメルカリで譲渡すると新製品をお得に購入できるような構想のようです。
2つ目はメルカリの売上金を利用してアプリから暗号資産を購入できるようにし、暗号資産を身近な存在にする試みです。
実際、2023年3月からメルカリにてビットコインの活用が開始されました。
〜おわりに〜
メルカードの還元率や特典には上限があるものの、育児中の買い物程度の少額利用であれば、お得さを余すことなく受け取ることができます。
また、メルカードから続くメルカリのfintchの進展は他のアプリでは体感できない未知のワクワク感があり、これからもメルカリから目が離せません。
単なる出費の節約目的にとどめず、これからのIT技術の見聞を広げる一助としても積極的に活用していきたいですね。
じゃあな、またな。