今日も一日お仕事&育児おつかれさまです。
負けず嫌いのサラリーマンとして社畜のごとく働き、並行して育児・家事も全力奮闘中のかまちです。
今回は「AQUAの食洗機(ADW-GM3)を実際に使って感じたメリット・デメリット」を紹介します。
「時間捻出に役立つ食洗機を導入したいけど、高価なだけに迷っている」
「なるべく安くネットで購入したいけど、サイズや使用感で失敗したくない」
と考えている方の助けになれば幸いです。
結論:子供が小さい20代・30代の世帯にぴったり!
我が家は夫婦+子供1人による家族構成ですが、1回分の食事分を洗うのはかなり余裕があります。
仮に4人家族でも収納できますが、5人となると工夫が必要になりそうです。
設置にあたってはAQUAのHPからARを用いて検討を行えるため、計画通りに設置できました。
それゆえ、ARでの検討を行っておけば、買った後に置き場所に困る可能性は低いと思います。
洗浄面も、特段不満はありません。
特にナイトモードは音が小さく、隣室なら全く気にならないほど優秀です。
強いて言えば、乾燥力が今ひとつといったところ。
それも、洗浄後にカバーを開けて少々放置すればそれほど気になるほどではなくなります。
また調理器具が洗えない問題点についても、収納可能なフライパン等を用いることで別途手洗いをする機会を減らすことができます。
家事の時短を試したことがない方は、まずはコスパの高いロボット掃除機の導入をオススメします。
子育てに追われて、我が家も食洗機を導入。なぜAQUA(ADW-GM3)を選んだのか。
子供が産まれたことで、夫婦の時間が確実に減少。
もれなく我が家も「少しでも時間の捻出のために時短家電を導入しよう!」ということになりました。
ロボット掃除機がとても便利だったので、今度は食洗機を導入。
ただし、賃貸物件のためビルトイン型は選べないことから、やむを得ず据置き型からの選択です。
据置き型を選ぶ場合、「収納サイズ」を検討するほか、「設置スペース」も検討する必要があります。
我が家では将来もう1人子供が増えても良いかなと思っており、計4人の食器が収納できることとが大前提としてありました。
4人分の食器(20~24点程度)が収納できる食洗機だと、安心できるブランドは商品ラインナップから「パナソニック」か「AQUA」に絞られます。
実際に利用してみて、食べ盛りの中学生以上の子供が2人以上いるご家族は、素直にパナソニックから販売されているのより大きなファミリータイプ(40点収納可)の商品をオススメします。
私もAQUAの食洗機(ADW-GM3:30点収納可)を10年使ったら、子どもたちの成長に合わせて次はより大きなパナソニックの食洗機に切り替えようと思っています。
そして据置き型の場合、設置スペースという大きな悩みが存在します。
AQUAを選んだ決め手は収納サイズのほか、扉が上に開く商品は他になく、前面スペースを有効活用しやすい点です。
上に扉が開くため、前面スペースがデッドスペースとならず、省スペースかつ窮屈さを感じません。
更に特設サイトにアクセスすれば、スマホを通じてARで設置スペースの検討ができるため、設置で失敗することを防げます。
ARを用いて検討した結果、我が家ではシンクの上に台を設けて、その上に食洗機を置くことにしました。
シンクのスペースが広かっただけでなく、食洗機が邪魔となって使える面積が減るのも避けたいと考えたからです。
そもそも、「シンクの上にどうやって設置するの?」と思うかもしれませんが、足場を設ければ簡単に立体的なスペース活用が可能になります。
サイズの合う足場を自作せずとも、伸縮可能な食洗機ラックを用いれば失敗することなく食洗機の台として活用できるので大変オススメです。
食洗機は高い買い物ですので、失敗しないように入念に検討の上選び、我が家に合う形で満足した商品を選ぶことができました。
結果論にはなりますが、パナソニックの食洗機より選ぶよりも、固く見ても2~3万円程度コストを抑えられています。
もちろん、キッチンの窮屈さも設置前とほとんど変わらず、快適性も落とすことなく過ごせています。
AQUAの食洗機を利用して感じたメリット
導入・利用にあたって実感したメリットは大きく3つです。
既述の内容もありますがご容赦ください。
- ①場所選びに失敗しない
- ②子供が小さい家庭では十分なサイズ
- ③音が静かで夜も使える
①場所選びに失敗しない
特設サイトにてARを用いてサイズ感を確認でき、設置場所を予め具体的にイメージできました。
ARを用いて考えるうちに、「シンクのスペースを有効活用できるかも?」と思い至り、台を設置したところちょうどよくフィット。
ガタツキもなく、運転中も揺れたり振動が響くこともありません。
足場として用いた台は、端に小物を掛けられるのも地味に便利なポイントです。
②子供が小さい家庭では十分なサイズ
30点収まる収納力だと、3人家族の1回の食事分は余裕をもって収まります。
この点は宣伝通りのキャパシティで文句なく、4人分でも収まりそうですが、5人分となると難しそうです。
(子供が小さいうちは、工夫次第で5人分入れられるかもしれませんが。)
将来子供を考えているご家庭や、幼児と暮らしているご家庭で食洗機を使うには、ちょうどよいサイズ・金額だと思います。
Amazon等の通販サイトを見てみると、3万円程度で15点〜20点収納可能なコンパクトな食洗機が上位を占めておりますが、コストはとても魅力的ながらも、子供がいるご家庭だと容量はかなり厳しいと思います。
食器を入れる度に回したり、時折一度で洗えないことがあるのでは、肝心の時短や節電・節水の観点からもあまり得策ではありません。
独身の方や子供のいないご家庭にとっては、丁度良い商品だと言えます。
また一方で、私は家ではAQUA「ADW-GM3」より値が張るものの40点の収納力があるパナソニック「NP-TA4-W」や「NP-TZ300-W」とも迷いましたが 、小さい子供1〜2人の計3〜4人家族ならこちらで十分でした。
ただ、子供が小学生中高学年になって食べる量がが増えた頃には、多少の圧迫感は覚悟で一回り大きいパナソニック製に買い替えようと思います。
③音が静かで夜も使える
利用していて一番気に入っているポイントは、ナイトモードが付いているところ。
騒音レベルが標準コースの半分(約36dB)まで抑えられ、夜でも音が気になりません。
実際、リビングと繋がった寝室で家族揃って寝ていますが、間仕切りとエアコンの運転音でかき消され、ストレスなく利用できます。
もちろんナイトモードにしていても、洗浄後の仕上がりに不満はありません。
AQUAの食洗機を利用して感じたデメリットとその対策
私にとって初めての食洗機だったこともあり、他の食洗機でも当てはまるかもしれませんが、デメリットに感じたことも3つにまとめました。
- ①乾燥力がいまひとつ
- ②調理器具を洗えない(手洗い作業は依然残る)
- ③思ったよりも時短にならない
①乾燥力がいまひとつ
省エネや庫内の食器を考慮してなのか乾燥力が弱く、運転直後は水滴が残っています。
ただ、お陰様(?)でプラスチック製品が変形するようなことも起きていません。
対策として、運転が終わった後に扉を開けておくと、気にならなくなります。
②調理器具を洗えない(手洗い作業は依然残る)
お皿を洗う分にはちょうどよいものの、フライパンや鍋を一度に洗うのはほぼ不可能です。
収納力が洗える量を左右しますので、極力手洗いを減らしたいのであれば、コストを厭わずにより大きな食洗機を選ぶべきだと思います。
「結局収納力が物を言うのか〜」と思いがちですが、日々使っていて実感するのは、工夫次第で大きな食洗機は不要ということ。
我が家は時短のため作り置きを多用し、平日はほとんど料理道具を使いません。
その結果、平日は食洗機だけで洗い物が済み、食洗機と上手に付き合えています。
そのほか食洗機対応化で収納可能なフライパン・まな板を活用すると、手洗い作業をゼロにできる機会が増えるのでオススメです。
例えば、朝食作りは卵焼き用のフライパン・ミニサイズのまな板で十分対応できるため、我が家では食洗機で洗えるサイズのものをあえて活用しています。
Amazonでも3枚セット500円ですので、気軽に使えてとても便利です。
<参考>
作り置きを組み合わせれば、手洗いが減るほか、食洗機本来の利用にも増して時短効果が得られます。
各所で簡単にできる作り置き料理が紹介されており、独身の頃に料理をほとんどしていなかった私でも簡単な作り置き料理はできるようになりました。
参考になった本や動画を掲載しておきますので、お役立てください。
③思ったよりも時短にならない
これを言ってはオシマイ・・・ですが、食洗機を使うにしても食器洗いの工程がゼロになりません。
食洗機を使うにしても、食器の「ゆすぎ」作業は減りません。
むしろ「ゆすぎ」をサボると、食洗機のメンテナンスが大変です。
「ゆすぎ」で水を使うほか、食洗機ではお湯も使うためガスを消費することから、驚くような節約効果も実感としてありません。
とは言え、出勤や寝かしつけでバタバタしている時に時間を削減できるのは、心の余裕を生んでくれます。
そして毎回の労力が減り、楽ができているのも事実です。
また簡単に扱えることから、子供も使い方を理解できれば食器洗いを依頼できるようになり、時間捻出の効果は高まることが期待できます。
<参考>
時短家電としては「ロボット掃除機」の方が安くて手間いらずなため、コスパの良さでは「ロボット掃除機」に軍配が上がります。
時短家電を試してみたいと考えている方には、まずは食洗機よりもロボット掃除機(Kyvol E20)の導入をオススメしたいです。
「ゆすぎ」のやり方も、工夫次第では負担が軽減できます。
例えば、家族全員の食後にまとめて「ゆすぎ」を行うよりも、家族一人一人が自分の食器をゆすぎ、食洗機にしまう流れを構築できると、労力削減効果は高まると思います。
「この負担、どうにかならないかな?」という問題は、やり方を考えてみることで解決できるかもしれません。
(参考)具体的にどれほど時短になるのだろう?
ざっくり試算すると、家族3〜4人分の食器の手洗いにかかる時間は1回5〜10分程度。
よって、食器洗いに費やす時間は1日換算で15分〜30分程度です。
ゆえに、食洗機の購入は「1日換算15分〜30分」の時間削減に対して7万円程度を支払うか、の投資判断になります。
仮に5年使えば、365日*5年*(15分〜30分)=27,375分〜54,750分=約19日〜38日相当の時間が創出されることとなります。
時間的恩恵は大きくないかもしれませんが、食器洗いの負担が軽くなることで気持ちが楽になることも事実。
時短以外の恩恵を含めてどう考えるかによって、良し悪しの判断は分かれそうです。
ただ一方で、使用する洗剤の単価は上がっています。
少なくとも「節約は目的としない方がよい」というのが個人的な感想です。
おわりに
AQUAの食洗機は、子供が小さいうちの20代・30代の世帯が初めて食洗機を試すにはちょうどよい一台だと言えます。
若い世代こそ仕事では重労働を強いられ、家では少しでも楽をしたいですから、コスト・サイズ・扱いやすさの観点から、AQUAの食洗機(ADW-GM3:30点収納可)はベストな選択となるはずです。
ただ、食洗機の導入自体が得られる時短効果は決して大きいとは言えず、期待し過ぎは禁物ですね。
じゃあな、またな。